僕は自意識なり組織なりはそもそも自分1人で、自己完結的に「自己改革」できたりはしないと思うほうで、自分を成り立たせなくするものという意味での自分の外の他者性にまっとうさを依存していると思う。三権分立の発想などもそういうことだと思うけれど。
他者(性)への依存とかいうと、自分を助けてくれるものとしての他人の重要性みたいなところにいくけれど、そうではなく現秩序を成り立たせなくするものとしての他者性に壊されてようやく秩序は更新されていくと思うし、多様性の意義も現秩序を更新するために他者性との対峙が必要というところだと思う。