高齢の権力者に対して、年齢をもって「〜害」といっても、そこに同じ考えの若者を入れ替えたところで何も変わらないし、そのようなあり方ではない少なからずの高齢の人も踏みつけ萎縮もさせている。
問題は年齢ではなく、権力が偏って誰かに集中することだろう。いびつな権力体制がなぜ存在し続けているのかが批判されるべきで、問題を個人化すると、(退くとか退かないとかいう)その人の意識の問題になり、むしろ問題の矮小化、逸らしになると思う。
無自覚に「現状」に「能わない」から出ろというのは、健常者中心主義や能力主義とも地続きだ。