→朝に読んだ本は、梶谷さんの『考えるとはどういうことか』。この本に依拠して、哲学対話実践に挑戦しているのだけども。色々と学びえるものが多い本ではあるのだけど、個人と共同性との関係が、どうしても気にかかる…。
フェミニズム、ケアの思想を経由していると、必然的に気になる部分なのだろうな、と思う。
ここ数日は、色々と考えている。問いに出会う、とは、困難に出会う、ということ。自覚的に。それは、苦悩となって現れる。マイナー性(自身がマイノリティである、という性質)に衝突する、ということでもある。
実は困難に出会っているのだけど、出会えていないときがある。ぼくも小中高大とそうだった。適応できており、自由が制限されながら、それなりに楽しく、それなりにまったりと生きていた。
ぼくの場合、大卒後に自覚的に困難にぶつかったわけで。それまで、問いに出会っていなかった、と思う。→