→スーパーマンが典型的。スーパーマン2の、飛行機の墜落を救うシーンは凄いカタルシスがある(パーマンでも、そこがインスパイアされていた)。
ただ、このロマンって、もちろん超子どもっぽくて。スーパーマン1がめっちゃ面白いのは、ラストシーンの地球逆回転で。ギャグですよ!ゆうて。ギャグですけど、ここまでいききりますから!ゆうて。めっちゃ面白いんすよね。
で、スーパーマン3と4が(見てないけど)滑ったのって、やっぱこの路線の限界な気はするんだよねえ。見てらんないよ、と。子どもだましだよ、と。
そこにバッドマンのひねりが加わって、アメコミヒーロー映画の隆盛が始まっていく。
バッドマンも、非常に子どもっぽくもある。バッドモービルかっけーとか。そういう、スーパーマン的な、子どもっぽいワクワクを担保しつつも(大富豪設定が、このスーパー技術を担保していて、設定の妙もあるよなあ)。
ヴィランを深くしてるんだよね、バッドマン。世の理不尽を深く描こうとしている。そこへ、ヒーローを対決させている。→