→上野さんのコメント。西井さんのD論は面白く、信田さんのコメントも面白かった。
質問。分野は、臨床心理学? その分野の方法として、臨床社会学を採用、と書かれているが、臨床心理学では、これはどのように受け取られる? 私は面白いと思うが、学位論文としては?
当事者研究は、学会で、これからどんな位置を占めるか。凄い可能性があると思うが、エセ中立性、心理学では非常に強い論点。今回のD論は、揺らぎと自己言及があり、これは学会としてどう評価される?
当事者のカテゴリーが現場から生まれる。非常に魅力的な概念(一発逆転、女神化)が出てくるが、すでに学問(女性学、男性学)の言葉(有害な男性性等)と関連され吸収されつくすのか、はみ出していくのか。はみ出していくということは、先行研究の蓄積性へ還元されるとしたら、これまでの概念が有効だったということになるが…。今回は、何が発見されたの? 明示的に、先行研究との新規性を示せ。→