そういえば読んだことなかった!読まなきゃ!と思って佐倉智美さんの『性別解体新書』を読み始めたんだけど、序文の小見出しが「それは僕たちの奇跡」「きっと青春が聞こえる」で、えっこれってあれですか?!?!?!?!なぜ突然のラブライブ?!?!!でもμ'sの曲全部名曲だよねわかる!!!!!と謎のテンションになっちゃった。
Notices by mi_zu_a@fedibird.com, page 2
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mi_zu_a@fedibird.com's status on Saturday, 22-Jul-2023 12:17:14 JST mi_zu_a -
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mi_zu_a@fedibird.com's status on Friday, 21-Jul-2023 23:42:50 JST mi_zu_a ライター仕事のお知らせです!GQ JAPANで佐藤かよさんにインタビューさせていただきました。佐藤さんのお話、ぜひ多くの方に読んでいただきたいです。よろしくお願いします🙏
「トランスジェンダーとして生きる経験を話したい」──佐藤かよが語る、ゲーム、アイデンティティ、プライドのこと【GQ VOICE】
https://www.gqjapan.jp/article/20230721-kayo-sato-gq-voice -
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mi_zu_a@fedibird.com's status on Wednesday, 19-Jul-2023 17:24:48 JST mi_zu_a 今ではもう右派との協働も国際的な反ジェンダー運動も目に見える形で明らかだなと思うのだけど、日本のオンラインの文脈も特に初期はすごく大きかったように感じてる。2010年代後半以降の「男性が男性のために女性の性的な表象を作り出し消費している」ものとしての「萌え絵」批判に焦点を当てるオンラインフェミニズムの拡大、韓国のシーラ・ジェフリーズに影響を受けた脱コル的なトランス排除レトリック、オタク文化で延々と繰り返されてきた誤った表象の数々、それらがとても危険な仕方で融合した部分はあったのでは、と。
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mi_zu_a@fedibird.com's status on Wednesday, 19-Jul-2023 17:23:59 JST mi_zu_a 2010年代後半以降のオンラインフェミニズムはそれこそ「萌え絵」批判でデカくなっていったところがあると思う。「男性が男性のために女性の性的な表象を作り出し消費している」ことに対する批判がオンラインフェミニズムの一大争点になっていった。この争点化が今のトランス排除に影響しているというか、誤った形で接続された気もする(某反SWの人とか)。
そして「男性向け」と分類されうるオタク文化とオンラインフェミニズムの対立が深刻化する一方で、「女性向け」と分類されうるオタク文化の中にもオンラインフェミニズムがかなり食い込むようになっていって、BLをはじめとする女性が多めのオタクファンダムはずっとオンラインハラスメントの対象になってきたという経緯もあり、どんどん広がっていった。それもファンダムにおけるミソジニー、内面化されたミソジニーの反省を欠いたまま。
これは私の目から見えていた光景だから、全然違う光景が見えていた人もいっぱいいると思うのだけど、でもだからこそ初期にそれこそ研究者の人たちが反ジェンダー運動や右派との協働について語ってたことが私には当時あんまりよくわかっていなかったのよね。反ジェンダー運動や右派の問題というよりオタクとオンラインフェミニズムの問題のように見えていたから。In conversation from fedibird.com permalink -
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mi_zu_a@fedibird.com's status on Wednesday, 19-Jul-2023 16:05:45 JST mi_zu_a BLファンダムにおけるトランス排除、2016年くらいに韓国のメガリア的なものが輸入されてホモフォビアが拡散されていた流れからの影響もあると思うし(韓国では「女性優先フェミニズム」というターフ的なフェミニズムによる脱BL運動が2019年ごろにあったともきく)、そもそもBL文化にはかねてより強烈なミソジニーが蔓延していて、強烈なミソジニーへの反省がないままオンラインフェミニズムに接続されていったことの問題もあると思う。
そして初期はBLファンダムにかなりトランス排除が食い込んでいたけど、今は百合ファンダムもやばくて(というかファンダムで声のでかい人が強烈なターフになってる)、でも百合のファンダムだとまた話は別で、もともと存在していた強烈なミサンドリーと誤ったトランス表象としての「TS百合」に対する批判(誤った表象が流通しすぎて現実と混同されている)が融合した結果だと思う。In conversation from fedibird.com permalink -
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mi_zu_a@fedibird.com's status on Sunday, 16-Jul-2023 02:04:02 JST mi_zu_a 先日発売された周司あきらさんと高井ゆと里さんによる『トランスジェンダー入門』を読みました。トランスの人たちとはどんな人たちなのか、どんなふうに社会で構造的に困らされているのか、何がどう変わるべきなのかが知れる本です。本当に多くの人に読まれてほしい。
ところで、この本はこれまで欠けていた「入門書」で、とても明快で説明の順序も練り上げられた素晴らしい本で、それは端的に著者のお二人の力量によるものなのだけど、お二人はもちろん、ほかにも色んな人が色んな場所で色んな形で語ってきたことが反響しながら流れ込んでくるような、不思議な読書体験でした。初めて読む気がしない。それは著者のお二人が、これまで語られてきた色んな声を意識しながら書かれているからかもしれないな、とも。
この本はきっとこれから多くの人に読まれて、また新たな声を引き出すはず。もっと異なる多くの声が響く未来が見たいし、そのために尽力しなければと改めて思いました。In conversation from fedibird.com permalink -
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mi_zu_a@fedibird.com's status on Friday, 14-Jul-2023 12:08:48 JST mi_zu_a 近藤銀河ちゃん、レロ(中村香住)ちゃん、柳ヶ瀬舞さんと「ウテナから水星の魔女まで百合アニメの歴史を語る会」のスペースをしました。クィアでフェミニストな百合アニメ談話だよ! #百合アニメ夜話 として継続開催することになったし録音もあるので、気を紛らわしたい時にでもぜひ!
https://twitter.com/mi_zu_a/status/1679460851944919047?s=46&t=IgzONrogmYxRMh6_7NB-rg
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mi_zu_a@fedibird.com's status on Sunday, 09-Jul-2023 12:41:29 JST mi_zu_a #水星の魔女 完結したね!というわけで13日21時から近藤銀河@spiralginga ちゃんと少女革命ウテナから水星の魔女まで百合アニメの歴史をゆるっとしゃべる会をやるよ〜クィアでフェミニストな百合オタク談話です!よろ!13日までツイッターが生きてることを祈る。
https://twitter.com/mi_zu_a/status/1677823060559396865?s=46&t=IgzONrogmYxRMh6_7NB-rg
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mi_zu_a@fedibird.com's status on Sunday, 09-Jul-2023 09:04:12 JST mi_zu_a 先日発売された文藝秋季号、今回も文藝季評を担当しています。大江健三郎の死と村上春樹の新作、期間中にデビューした新人作家など、色々と取り上げています。私が今みなさんに読んでほしい新人作家さん、市川沙央さん『ハンチバック』も取り上げています。芥川賞候補にもなった『ハンチバック』は、重度の障害を持った女性を主人公とする物語で、作家も当事者の方。障害者運動とウーマンリブ運動の軋轢の歴史にも触れられ、米津知子さんの名前にも触れられながら進む物語は、私の周囲の人は絶対に関心があるはず……本当に読んでほしいです。
ぜひよろしくお願いします🙏https://twitter.com/kawade_bungei/status/1677194855628546049?s=46&t=IgzONrogmYxRMh6_7NB-rg
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mi_zu_a@fedibird.com's status on Friday, 07-Jul-2023 19:21:33 JST mi_zu_a ある人のジェンダーアイデンティティを尊重すべきは当然すべきだけど、でもみんながみんな自分のアイデンティティを明確に意識して組み立てられてるわけでもなければ、それを他人に伝えられるわけでもないし。
とはいえ、そもそも私の「認識/アイデンティティ/存在」という言葉の用い方、分け方も私の個人的な考えに基づくものだから、また全然異なる仕方で「性同一性(ジェンダーアイデンティティ)」を使ってる場合はたくさんある。
だから色んな人が各々それをどう理解して、どんなふうに語るのかを知りたいし、五月あかりさんと周司あきらさんによる往復書簡『埋没した世界』は、そういう語りを促す本だと思う。そして昨日の三木那由他さんのイベントでは、それぞれのパーツを持ち寄るように「ジェンダー・アイデンティティってそもそも何なんだろう?」という話をたくさんしました。すっごく楽しかったです。アーカイブ販売もあるので、よければぜひご覧ください🙆♀️
☆
【アーカイブ配信】~7/27(木)
三木那由他×水上文
「ジェンダーアイデンティティを捉え直す 『埋没した世界――トランスジェンダーふたりの往復書簡』刊行記念」
https://t.co/Hnzzsia46QIn conversation from fedibird.com permalink Attachments
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mi_zu_a@fedibird.com's status on Friday, 07-Jul-2023 19:21:33 JST mi_zu_a 昨日のイベントでもちらっと話したんだけど、性同一性(ジェンダーアイデンティティ)というひとつの言葉に色んなものがあって、それぞれこの言葉を使いながら違うものを見ているような部分もあって、そこが難しいなと思う。
だから私はイベントのなかで「認識/アイデンティティ/存在」で分けて考えたほうがいいんじゃないかと言ったのだけど。単に自分が女性であると「認識」していることと、自己理解の重要な部分として自分が女性であるという「アイデンティティ」を持っていることは違う。また「アイデンティティ」には言語化能力やアイデンティティ・ラベルをはじめとした言語資源へのアクセスが大きな部分を占める側面もあるように感じてる。あるアイデンティティ・ラベルをいまだ知らず自己理解に組み込めていないけれど、このように「存在」しているという状態は常にありうる。だからアイデンティティを尊重すべき、というのは当然すべきなのだけど、それだけだと誤解を招くようにも感じていて、尊重すべきは「アイデンティティ」というよりその人の「存在」なのでは、とも思う。
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mi_zu_a@fedibird.com's status on Thursday, 06-Jul-2023 21:20:59 JST mi_zu_a 三木さんとのイベント、とても楽しい時間でした!性別について、ジェンダーアイデンティティについて、女性/男性らしさについて、ふたりが驚くべき解像度で語っている『埋没した世界』は、ふたりの言葉に引き摺り出されるように自分の話をしたくなる本です。イベントでは本を紹介しつつ、ふたりの言葉に引っ張り出されるようにそれぞれの感覚や考えたこと、その違いや共通点についてお話ししました。
すでにアーカイブも購入できるようなので、ぜひよろしくお願いします!In conversation from fedibird.com permalink -
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mi_zu_a@fedibird.com's status on Thursday, 06-Jul-2023 18:52:03 JST mi_zu_a 7月6日19時から(今日だよ!)、三木那由他さんとともに『埋没した世界』についておしゃべりするイベントをやります!!!書籍付きチケットで知り合いひとり招待できるオプションもあります💫本をまだ読まれてない方にも本の魅力が伝わるイベントにしたいな〜と思ってるのでぜひ!よろしくお願いします🙇♀️
https://t.co/cIEMegyjPUIn conversation from fedibird.com permalink Attachments
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mi_zu_a@fedibird.com's status on Tuesday, 04-Jul-2023 17:31:14 JST mi_zu_a 「今ある社会での女性性」に還元されない仕方で「女性であること」はある、そういう思考に私は共感していたし、私が自分についてジェンダーアイデンティティを「持っている」と思う理由のひとつなんだけど。というような話も明後日できたらいいな。
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mi_zu_a@fedibird.com's status on Tuesday, 04-Jul-2023 17:31:05 JST mi_zu_a こないだの杉田さん高井さんのイベントで、杉田さんが「男性学は撤退戦、トキシックな男性性を削り取っていく作業」「ただトキシックな男性性を削り取るともうそれは男じゃなくてただの人間になる」って言っていて、あっそうなんだ?!となったんだけど、フェミニズムだと単なる人間になる以外の方向性もあると思う。女性性が家父長制から押し付けられた/家父長制が人工的に作り出したものであることをフェミニズムは暴いてきたと思うけど、「今ある社会での女性性」に還元されない「女性であること」があるはず、という思考もフェミニズムにはあったはず。というか私はそれが結構好きで、なんか学術的な理解として正確かはわからないけど、イリガライとかを私はそういう理解の仕方をしていたな〜と。
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mi_zu_a@fedibird.com's status on Friday, 16-Jun-2023 22:16:57 JST mi_zu_a 結局日本の保守の根本は天皇制で、彼らにとって「家族」が大切なのはそのため。そして「家族」とひとくちに言っても彼らが守りたいのは「父」だよね。
彼らは天皇という「父」を頂点とした世界観を守りたいし「父」の地位を守りたいけれど、物理的に目にみえる形で確定できる「母」と違って実は「父」の地位は脆い。だからずっと女性の再婚禁止規定が長く残り続けたし、選択的夫婦別姓に至っては今でも実現していない。民法で「妻が婚姻中に妊娠した子は夫の子と推定する」とされていることも含めて、本当は「父」の地位が脆いことを知っているからこそ制度で抑圧して否認しているし、「父」を問い直すことを心から恐れている。
そもそも女系天皇に反対する理由を「Y染色体を持っていないから」「Y染色体を125代遡れば神武天皇に辿り着くということが重要」などと言い出すのも、その恐れのひとつの現れだよね。こんなこと言ってる人たちが同性婚を認めたがるはずもないし、性別の本質主義を問い直したいはずがない。敵は家父長制だし天皇制だしトランス差別も性差別も同性愛嫌悪も全部繋がってる。
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mi_zu_a@fedibird.com's status on Friday, 16-Jun-2023 21:59:21 JST mi_zu_a 櫻井よしこが発起人で杉田水脈や山谷えりこが名を連ねて「女性スペース」を「守る」団体が発足するの、悪夢すぎて頭がぐちゃぐちゃしているけれど、でもこれで目が覚めない人は本当にやばい。もうメンツで明らかでしょう。敵は家父長制だよ。
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mi_zu_a@fedibird.com's status on Sunday, 19-Feb-2023 00:52:55 JST mi_zu_a 2019年の『女たちの21世紀 no.98』を読み返してるんだけど、もうこの時点で畑野とまとさんがトランス排除言説と統一教会に関連があるのでは、という話(29ページ)をしてたんだよね……という気持ちになった。本当にこの号すばらしくて、むしろもう2019年にこんなにきちんと反論されていたのに、という気持ちでいっぱいになる。今からでもみんなに読んでほしい。。→
https://ajwrc.stores.jp/items/5d1eab422e89b718c97a2779In conversation from fedibird.com permalink Attachments
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mi_zu_a@fedibird.com's status on Sunday, 12-Feb-2023 20:45:37 JST mi_zu_a ノンバイナリーとフェミニズムの話をここ最近見かけて少し考えてた。
ノンバイナリーのひとがフェミニズム運動や理論を担っていないというのは明白な誤りで、現に運動の現場にも理論家にもノンバイナリーの人は存在してる。し、以前書いたように私は過去のフェミニズムには「ノンバイナリーという言葉がなかった時代にノンバイナリーという概念を生むための枠組みを作ろうとしてる」ものがあった。ジュディス・バトラーだけではなくて、アトキンソンのような70年代ラディカルフェミニストや、あるいはレズビアンフェミニストの中にもそれは探れるはず。
ただそういう話とは別に、ノンバイナリーというカテゴリーのなかでも色んな差異があって、周囲の話だけ聞いてても、AFABノンバイナリーの人が経験する差別や困難とAMABノンバイナリーの人が経験するそれは違うのかなと思う。AFABの人は「女性とみなされミスジェンダリングされて"女性差別"を受ける」ことがある一方で、AMABの人は「男性ジェンダー規範から少しでも逸脱したら罰を受ける」というようなまた異なる困難を経験してることが多いように思う。個々の差異と困難を考える上でもフェミニズムは役立つし、ノンバイナリーの人と対立するものではないはず、と個人的には思ってる。In conversation from fedibird.com permalink -
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mi_zu_a@fedibird.com's status on Sunday, 12-Feb-2023 20:45:34 JST mi_zu_a 理不尽な怒りであって差別言説が全く正当化され得ないのはもちろんだけど、それとは別の問題として、私はノンバイナリーのひとを差別してる「フェミニスト」のなかには、その人自身がノンバイナリー的な感覚を持ってるひと、何かが違えばノンバイナリーのアイデンティティを持っていただろう人がいるのかなと思ってる。地域や時代によって「ノンバイナリー」という言葉にたどり着けないまま生きてきた、あるいはカタカナの最新の用語へのアクセスのしやすさがなかった、環境や社会階層などの問題でノンバイナリーとして生きたくても生きられる可能性が想像できなかった、などの理由で過剰にノンバイナリーを否定、というか否認しようとしているように見える時がある。男になりたかったわけでも女になりたかったわけでもないけど女である他なかった、という語りをしばしば見かけるので。たぶんこれはすごく社会階層の問題でもあるように思う。もちろんシンプルな悪意でもって差別してる人も結構いるとは思うけど。
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