今日の朝日新聞の社説にふるさと納税への批判が書いてありました。
図解を見るとわかりやすいですが、合法的な高額納税者脱税、業者へ中抜きシステムを国が主導しているという、めちゃくちゃな制度だと思います。
実際には支払い予定額の5割しか税としては入らないわけですから、ふるさと納税が一兆円を超えたと書かれていましたが、金額が増えれば増えるほど、中抜き金額と還元金額が増え、自治体はどんどん貧乏になっていくだけです。
菅義偉さんの主導する政策はほぼ同様で、国富をばらまきに使って、国を貧しくしていくだけの国家システムを壊していくようなことばかりしていると思います。
友達記者には、「菅やりたい政治目的のために人事を使う」と書かせていましたが、やりたいことって、税金をばら撒きに用いて国を傾けることなんでしょうか。
「最大の弊害は、膨大な税収が失われることだ。寄付額の約3割が返礼品調達に回り、事務経費や仲介業者の手数料なども含め半分が消える。寄付先は人気の特産品を持つ自治体に集中し、利用者が多い大都市は多額の税収を失う。国が穴埋めする部分もあるが、結局は国民負担だ。」
(社説)ふるさと納税 抜本的是正が急務だ
https://www.asahi.com/articles/DA3S16002491.html