小泉進次郎さん大好きおじさん方に申し上げたいのは、「小泉進次郎は女にモテるに決まっている」という前提で、女性に「さすが素敵ですよね!」と話しかけないでほしい、ということです。
いえ、1ミリも素敵と思っていません。という女性はかなりの数になると思います。
いわゆる「進次郎人気」も、マスコミのホモソおじさんたちが盛り上がって作り出したものでしょう。
女はああいう「いい男」が好きなんだろう? という発想がそもそも不快です。
小泉進次郎さん大好きおじさん方に申し上げたいのは、「小泉進次郎は女にモテるに決まっている」という前提で、女性に「さすが素敵ですよね!」と話しかけないでほしい、ということです。
いえ、1ミリも素敵と思っていません。という女性はかなりの数になると思います。
いわゆる「進次郎人気」も、マスコミのホモソおじさんたちが盛り上がって作り出したものでしょう。
女はああいう「いい男」が好きなんだろう? という発想がそもそも不快です。
小泉進次郎さんも「オヤジ転がし」がうまい人種だと思いますが、まわりの取り巻き記者を含めて、おじさんたちが、デレデレうっとりしている感じがものすごく漂ってきていて、ものすごい違和感をいつも感じています。
女性に大人気といいますが、実際のところ、「男の憧れる〈女にモテる〉男」として、ホモソ男性界隈がもてはやしているのが実態だと思います。
「一見仕事ができるふう」で「さわやか風味」なこの手の男性に、ホモソおじさん集団、とても弱いですよね。
政治部の記者とか、日経の記者とか、全員胸キュンでときめいているんだろうな、という報道ばかりです。
ちょっと褒められると、あっという間に目尻下げて相好崩してデレデレになるのを見るたび、「ちょろいな」というのと、この人たちにとって、「寵愛対象」は男だけなんだな、と思います。
私のまわりの女性で、小泉進次郎さんについて「めちゃくちゃ嘘くさい」という人は多いですが、「素敵」と言っている人は見たことありません。
菅さんの直電ラブコールでメロメロになるおじさん記者といい、「女にモテそうな男」にデレデレするおじさん集団といい、ホモソで勝手に世論を構築するのやめてほしいです。
70代より上の方の人権感覚は、昭和のままの人が圧倒的に多いと思います。
そういう人たちが日本の政治を支配しているので、日本は、人権指標で世界的な潮流からどんどん遅れていくことになっている、世代的要因も大きいと思います。
「岐阜県美濃加茂市議会の永田徳男(のりお)副議長(71)が4月、姉妹都市の豪州・ダボ市の市長らを招いた歓迎会の2次会で、市長の娘の下半身にカラオケマイクを近づけるセクハラ行為をしていた」
市副議長、豪州・ダボ市長の娘にセクハラ行為 岐阜・美濃加茂
https://mainichi.jp/articles/20240507/k00/00m/010/243000c
今回の環境相の対応者は特殊疾病対策室室長ということですが、福島のぐぐるプロジェクトを対応している環境保健部放射線健康管理担当参事官室担当参事官併任ということでしょうか。2024年3月25日付の環境省のぐぐるプロジェクトの報道発表資料に同じ名前があります。
同じ担当者なら、今回の水俣病対応と福島のリスコミ広報の異様さが共通するのは納得できます。
https://www.env.go.jp/press/press_02992.html
水俣病の調査についても謎の調査方法を推しているようで、NHKに報道されていますね。
これを担当していたNHKの記者は、すでに動き出しているのではと思いますが、続報を期待します。
そして、ぐぐるプロジェクトが、地元民をとことん無視して、自分たちだけで楽しく盛り上がっている理由も、よくわかりました。
水俣病患者へのあの対応は、明日の福島の被災者への対応になる、と直感的に思ったのですが、確かにそうでした。
他人事と思わない方がいいです。明日は福島の人間へあの対応が降りかかってくることになります。同じ部署の同じ担当者なのですから、同じことをしないはずがないです。
ぐぐるプロジェクトは、環境省内部で(精神的不調での)休職者や離職者が相次いでいるという、環境省内のブラックプロジェクトですが、担当参事官があの担当ならば、部下が心を病んだり、離職するのも納得です。
水俣病患者への対応と同じような対応を省内でも行っているのでしょう。
いまは人手不足ですから、役所なんてやめてもいくらでも仕事はありますから、病休使い切るまでしっかり休んで、もっと人間的な職場に移られるといいですよ。
福島関係の環境省の異常さがよくわかるのは、「ぐぐるプロジェクト」です。
https://www.env.go.jp/chemi/rhm/portal/communicate/
「風評加害」は少なくとも役所がつかうべき言葉ではないですし、そんなものを役所が使えば、社会に分断しかもたらさないのは明らかです。
東京の政治家好みに、自分たちが仕事していますアピールをするとこうなります。
あなた方が自分のやりたい放題勝手にやっているだけなのに、福島を勝手に使わないでいただけませんか。福島は関係ないでしょう。福島の人間が、こんなに思慮が足りない人間ばかりだと思われると、国際的にも不名誉で、恥ずかしくてしかたありません。
海外の関係者が、ぐぐるプロジェクトなどの政府東電のリスコミを知って、どれだけ冷ややかな目で眺めているか、想像もできないのでしょう。
放射線リスクコミュニケーションの国際標準から考えれば、「愚劣」といえるほどに、低レベルです。
それをもちあわせているのは、環境保健部の医系技官で、そこは福島の県民健康調査の1000億円を超える県民健康管理基金を管理もしている、ということになります。
もっとも医系技官は、公共を志して政治から独立性を保っているわけではなく、自分たち独自の利権メカニズムをもっているだけ、というのがなかなかえげつないところだと思います。
なんにせよ、この13年で学んだのは、利権の渦巻くところで利権に対してナイーブであることは、決して褒められたものではないということ、ただ、ミイラ取りにならないよう生き延びるには、そのための強さと力が必要だ、ということでした。
強さというのは、他人に対するというよりも、自分に対する強さですね。それがなければ、一瞬で足元を掬われて、堕ちます。
環境省の設立理念から考えても、今回の件は、たんなる不祥事ではなく、環境省そのものの存立意義にかかわる根幹的な問題だと私は認識しています。
これへの対応いかんでは、環境省は解体すべき論が出てもやむを得ないと思います。
国税庁幹部が結託して脱税を指南していた、というような話だと私は思っています。
そして、なによりも、自民党は下野すべきだと思います。
ここまで省庁を劣化させるのは、もはや、国民への敵対行為としかいいようがないです。
NHK熊本の懇談会を伝えたニュースでは、マイクを切った件がスルーされていたので、NHKはこの件、全スルーでいくのかと思っていましたが、しっかり映像を出して伝えていますね。
政治家の顔色ばかりうかがって国民をガン無視するのが前面に出ているのは、NHKもひと事ではないので、環境省役人のあの姿は、国民の目に映るNHKの姿なのだと思って、危機感を持って報じていただければと思います。
水俣病患者団体 環境相との懇談でマイク切られ謝罪など要望へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240507/k10014442011000.html
人口の多い首都圏に住んでいるとわかりにくいと思いますが、地方の場合、ソーシャルメディアに発信される情報は、驚くほど数が少なく限定された人の限定された情報だけで占有されている、ということはもっと知られたほうがいいと思います。
ましてや被災時、被災地の大多数の人は、自分のまわりの安全確認や生活手段確保に必死で、いちいち状況をソーシャルメディアに発信している余裕のある人は、ほとんどいません。
「4人の子がいる石川県七尾市の女性(43)は当時、SNSを見る余裕もなかった。避難所の一部屋で5日ごろから子どもを預かってもらい、炊き出しの手伝いや被災した家の片付けができた。」
「行かないことが支援」善意の拡散が変質 能登にいま漂う空気は
https://www.asahi.com/articles/ASS524K9PS52UTIL00CM.html
いいコラムです。24時間無料にしました。
「18世紀末くらいから「職業人」としての科学者が生まれてくるが、依然として外の世界とはあまり交流を持たなかった。転換点になったのが、国家が科学者を丸抱えにしたマンハッタン計画だ。以後、科学は社会のさまざまな領域と関わるようになる。」
(日曜に想う)原爆とAI、科学者が負う責任 編集委員・宮地ゆう
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15927640.html?ptoken=01HX32A6R8939DRM44RGZ76TBQ
環境省の変質問題は、自民党の小泉進次郎氏が菅政権で環境大臣になってから顕著であることはnote に書いたのですが、さらにいうと、これは福島案件だけでなく、グリーンエネルギー利権の方が利権的には大きいのだろうとは思っています。
地球温暖化対策が、大きな政治的マターになり、再エネへの投資が不可避となったここ何年か、再エネ政策を司る環境省もまた利権の狩場になっているのだと思います。
だから、菅さんと小泉さんが食いついたわけですね。
グリーンエネルギー推進自体は悪くないのですが、自民党政治家の第一原理は、公益を私益化し、利権配分に用いて政治力を高めることに使うことなので、どこかで歪みがでると思います。
その歪みを調整するのが、野党であったり、役所であったりするのですが、不幸なことに、noteのなかにも書いたように、環境省は利権にぎらつく政治家を適当にいなしながら、政策を推進するような免疫がない。
野党は無力。
「ほんとうの言葉」と環境省の変質
https://note.com/ando_ryoko/n/ne3f7a5687783
環境省の水俣病患者との面談でマイクのスイッチを切った件、ほんとうにひどいなぁ、と改めて思います。
環境保健部は、そもそもそういうところ、という書き方もしてきましたが、福島の関係で明確に環境省の姿勢がおかしくなったのは、2019年、菅政権で小泉進次郎が環境大臣になって以降ですね。
おそらく、菅義偉さんの強い後ろ盾がある小泉進次郎さんの政治力に恐れをなして、すべて言いなり、それに追従する役人が主導権を握った、ということではないかと推測しています。
しかし、環境省の水俣病の患者会との対面で話の途中でマイクをきった一件は、戦後民主主義の成れの果てだったり、環境省の設立理念の敗北だったり、原発事故後の環境省リスコミが行き着いた先の可視化だったり、いろいろと考えさせられます。
リスクのつかない、普通のコミュニケーションでまずやってはいけないことなんですよね。
ああいうことをやると、この先、なにをどうやっても強烈な不信感が拭い去られることはないと思います。
環境省が、原発事故後のリスコミを少しでもまじめにやっていたのならば、そんなこと考えるまでもなく理解できていることだと思います。
ああ、やっぱり、本当になにも学んでいなかったんだ、ということを見せつけられたと思います。
朝日のこの記事の写真、いい表情を捉えていますね。
環境大臣を含めて、環境省の人間が患者会の人たちをどんなふうに思っているのか、よくあらわれていると思います。
あんまり党派対立を煽ることはいいたくないのですが、わたしにとっては、「悪夢の自民党政権」を強烈に印象付ける一件であったと思います。
どれほど役所が縦割りで杓子定規で責任逃れ体質で保身第一であったとしても、それは、どこの国でも官僚主義は陥ることで、制度的工夫によって乗り越えるしかないことです。
今回のような、意図的に被害者の立場にある人を傷つける振る舞いをとるのは、官僚主義とは、まったく次元の違う話です。
人間の尊厳を、意図的に侮辱する振る舞いを公務員が職務として行う、そのことの意味をわずかでも考えもしないのだろう、と、朝日の写真を見て感じました。
馳知事がきちんとこの提言を活かせるかどうかに、能登の未来はかかっていると思います。
ここに書かれていることは、福島の復興に13年間ずっとかかわっていて、適切だと思います。
福島では、女性が流出した結果、男性支配がさらに強固になり、女性の声はますます届かず、若者や女性にとっては実に暮らしにくい場所になってしまいました。
その結果、若年女性の流出に歯止めがかからない状況になっています。
元気のよい人から率先して出ていくため、地域も停滞します。
「石川県内を中心に活動する団体などが「議論にジェンダーの視点を」とする調査と提言をまとめ、1日、馳浩知事に手渡した。調査では、「男性ばかりの区長会や地縁団体の声が代表となってしまい、子どもや障害者などの多様な声が届かないことを強く懸念する」」
「このままでは若い人が流出する」 能登の復興にジェンダーの視点を
https://www.asahi.com/articles/ASS513HCDS51UTFL00LM.html
「復興計画策定と施策の効果の確認は、男女別データの収集に基づき行われること」
ここに書かれている点で重要なのは、データ収集の段階からジェンダーに配慮する必要があるということです。
福島の場合は、男女別のデータ収集がまったく行われていないため、ジェンダー関係に分析を行おうにも、基礎となるデータが存在しない、という状況になっています。
これはつまり、ジェンダーを配慮した施策もまったく行われてこなかったことを意味します。
以下に、ジェンダーバイアス調査と提言の原文があります。
ほりくり未来基金
能登半島地震の女性の経験と思いに関するヒアリング調査報告書をまとめました
https://hokuriku-mf.jp/news/noto_josei_survey/
QT: https://fedibird.com/@ryoko_ando/112368915226062693 [参照]
作家/NPO福島ダイアログ理事長/博士課程後期在学中 原子力災害後の復興政策と地域住民のギャップを埋めるためのローカルプロジェクトの意義と重要性について研究する予定。・著書『海を撃つ』(みすず書房) 『スティーブ&ボニー』(晶文社) 『末続アトラス2011-2020』(福島のエートス)寄稿や講演・講義のご依頼承ります。業績については、researchmapをご覧ください。連絡先:スパム予防で全角にしてあります。全体を半角英字に、(@)→@に置き換えてご送付ください。 ryoko_ando(@)me.com
GNU social JP is a social network, courtesy of GNU social JP管理人. It runs on GNU social, version 2.0.2-dev, available under the GNU Affero General Public License.
All GNU social JP content and data are available under the Creative Commons Attribution 3.0 license.