敦賀原発は、断層が直近にあることが問題になったのですが、これに対して、下記のような批判があるのは承知しています。
ただ、日本の災害史を振り返ってみたときに、原発が日本に導入され発展してきた戦後70年は、非常に例外的に地震が少ない時期でした。(資料が必要な方は探してみたら見つかります。)
たまたま、地震が発生しない時期に恵まれ、それによって経済的に発展し、原発もその幸運な時期を基準として安全基準が作られていると考えると、今後もそれで通用するかは、私はかなり怪しいと思っています。
東日本大震災は1000年に一度でもう起きない、というのではなく、戦後70年がたまたま平穏だっただけで、この先は、東日本大震災レベル、あるいはそれ以上といった想定外の災害が起きることが前提になると、私は、日本の災害史から認識しています。
「一部に「(証明しようがない)悪魔の証明を求めている」との規制委批判があるが、筋違いだ。」
敦賀2号機、崩さぬ再稼働方針 原電の姿勢は安全第一と言えるのか
https://www.asahi.com/articles/ASS7V1DBDS7VPLBJ005M.html