日本の場合は、言論的にいえば、ミソジニーとフェミニズムの分断の側面の方がはるかに大きいでしょうし、いわゆる「キャンセルカルチャーだ!」と騒がれた、日本史研究者の方の件についても、アイデンティティ政治というより、より大きいのは、ミソジニストとフェミニストの分断であり、それは、日本社会のミソジニーカルチャーの強固さを考えれば、特に不思議はないと思います。
そうか。ミソジニー vs フェミニズム に争点を設定したくないから、日本ではあまり大きな流れになっていないアイデンティティ政治の問題に論点をすり替えようとしているのかもしれませんね。