@adachika192 ありがとうございます! 出典もページまでつけてくださって感謝です。
Notices by 嶋理人 (bokukoui@mstdn.jp), page 4
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嶋理人 (bokukoui@mstdn.jp)'s status on Tuesday, 06-Feb-2024 23:16:47 JST 嶋理人
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嶋理人 (bokukoui@mstdn.jp)'s status on Friday, 02-Feb-2024 20:42:35 JST 嶋理人
要覧には加茂水力の開業年が「5」としかなかったので昭和5年と思ったら、大正5年だったようです。大正の統計には自前の水力発電所が載っています。その出力10kWというささやかさですが、ちゃんと水力発電してたんですね。
その発電所は西加茂水力発電所といい、まさに都井睦雄が住んでいた西加茂村にありました。で、大正末年の統計を見ると加茂水力は赤字だったようです。地域でささやかな電気事業を起こしたけれど経済的にうまくいかず、大手資本の傘下に入ることで村の電気を維持した、という展開が想像されます。
なぜ、中国合同電気は救済合併しないで形の上では加茂水力を存続させたのかというと、多分料金の問題だと思います。中国合同電気の、岡山市以外の郡部での料金は、20Wで1か月70銭でした。いっぽう加茂水力電気は73銭です。儲からない田舎の電気を割高な水準にしておくために、実質的に中国合同の一部となっても、加茂水力は別会社で残されたと考えられます。
というわけで誰か Wikipedia 直しておいてください。
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嶋理人 (bokukoui@mstdn.jp)'s status on Friday, 02-Feb-2024 20:39:55 JST 嶋理人
「津山三十人殺し」の Wikipedia を読んでいたら、都井睦雄が犯行前に電線を切って集落を停電させたところに「地域の電力会社は未詳」と注記があるので、そんなもん『電気事業要覧』見たら一発やがなと思って調べたら、加茂水力電気というプチ会社だったことが判明しました。
出典は『電気事業要覧』第30回の624ページです。岡山では中国合同電気とか山陽中央水電とかの勢力が強かったのですが、その間隙に苫田郡加茂町・西加茂村(事件のあった村)・東加茂村の一部だけを供給していたのが、加茂水力電気でした。
https://dl.ndl.go.jp/pid/1073660/1/343
加茂水力電気の概要を要覧から拾ってみると、1938年時点で電灯数2,530で、60kWを受電するささやかな事業でした。水力と称しながら自前の発電所はありません。面白いのは本社の場所が中国合同電気と同じで、傘下にあったと思われます。
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嶋理人 (bokukoui@mstdn.jp)'s status on Friday, 02-Feb-2024 07:49:51 JST 嶋理人
能登の震災から一月ですが、私は正月は横浜に帰省していて今は熊本なので、震災とは直接関係ありません。ところがうちの3歳児、先月半ば頃からテレビがニュースになると、「みないの!」といって、勝手に消したりチャンネルを変えるようになりました。子供心にも恐ろしいことが起きたと感じたようで。
今までは正直なところ、被災しても幼児は訳が分からないだろうと思っていたのですが、どうもそうではないようです。考えるに、むしろ成長すればするほど、起こった事態を「災害」としてある程度客観的に理解できるのに、幼児の方がひたすら恐ろしさだけが心を支配し、それを理屈で制御できないのでは。
そういうわけなので、テレビで見るだけでこうなんだから、被災地の子供たちの心のケアというのは、今後かなり長期的に問題になるのではないかと思います。第一に対応するはずの親や家族も被災者ですからその余裕は乏しく、さてこそボランティアの必要性はきわめて高い、と思わずにはいられません。
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嶋理人 (bokukoui@mstdn.jp)'s status on Wednesday, 31-Jan-2024 13:32:40 JST 嶋理人
このオンライン署名に賛同をお願いします!「#STOP共同親権 〜両親のハンコなしでは進学も治療も引越しもできない!実質的な離婚禁止制度〜」 https://chng.it/CSyg6hpC
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嶋理人 (bokukoui@mstdn.jp)'s status on Thursday, 25-Jan-2024 16:59:26 JST 嶋理人
https://twitter.com/segawashin/status/1749711320499499227
文系ニセ科学というべき歴史修正主義に捉われている自衛隊が、理系でもニセ科学に引っかかるのは当然だというのは全くその通りで、自衛隊は歴史修正主義に与する人物を教育に招いており、きわめて憂慮に堪えません。そして自衛隊が守る究極的な「国益」は、ネトウヨの本質であると私が考える、「中韓を差別できる権利」でしかないのでは、とすら思いたくもなります。
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嶋理人 (bokukoui@mstdn.jp)'s status on Thursday, 25-Jan-2024 16:59:25 JST 嶋理人
伊藤隆太氏はいったんは詫びを入れて、事態はうやむやになりましたが、この人物は自衛隊に教育に行っているようで、最近になっても自衛隊の人々と『国際政治と進化政治学』なる共著まで出しています。自衛隊が、差別発言を恣にする徒輩と、事態が明るみに出てもつるんでいるといえるのではないでしょうか。
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嶋理人 (bokukoui@mstdn.jp)'s status on Thursday, 25-Jan-2024 16:59:25 JST 嶋理人
皆さんは、3年ほど前に炎上した伊藤隆太という広島大の助教を覚えているでしょうか。SNSで「道徳的に劣っている中国人をまともに相手にする必要はない」などと公言し、そういった差別発言を授業でもしていたそうで、抗議の署名活動まで起こりました。
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嶋理人 (bokukoui@mstdn.jp)'s status on Sunday, 21-Jan-2024 08:13:35 JST 嶋理人
大坂城再建で使われなかった「残念石」、400年経て大阪・関西万博でトイレの柱に https://yomiuri.co.jp/expo2025/20240119-OYO1T50010/
何という愚行、歴史に対する狼藉と思わざるを得ません。さすが維新の万博。「残念石」は、使われなかったことこそが歴史的価値なのです。それを万博のため弄るのは、史跡破壊と同じです。
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嶋理人 (bokukoui@mstdn.jp)'s status on Thursday, 11-Jan-2024 21:43:18 JST 嶋理人
能登の震災に関して、ボランティアに行くことを必要以上に貶す言説が見られ、間接的に今次震災の行政の不手際を糊塗するようになっている(十日経っても孤立状態は、東日本大震災よりひどい?)のは、「何もしなくても俺が偉いと思いたい」という精神性の(少なくともネットでの)瀰漫を示しています。
これはネトウヨの精神性と通底していると思っていて、ネトウヨは「俺は日本人だから(何もしてなくても)中朝よりエラい」という差別感情が最大の衝動だと私は考えています。自分が何もしてなくても、何かしら活動している人を冷笑することで、自分が「冷静」と思い上がるのも同じです。
これは極めて社会にとって有害な思想で、すでに何もしないことを正当化するには何でもするようになってしまっていて、NPOなどの非政府団体の活動を攻撃する例まで見られています。そこまでいかなくとも、「お上」公認以外のことを冷笑する風潮は、世のために何かを思う人の手を止めてしまいます。
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嶋理人 (bokukoui@mstdn.jp)'s status on Thursday, 04-Jan-2024 21:11:32 JST 嶋理人
遅ればせながら新年のご挨拶を申し上げます。とはいえおめでとうといっていられない新年の始まりで、なんとも言葉がありませんが、できることを着実に進めていくしかないと思っております。本年もよろしくお願い致します。
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嶋理人 (bokukoui@mstdn.jp)'s status on Saturday, 30-Dec-2023 21:16:44 JST 嶋理人
【FUCK①】生活支援員が観た映画「月」評~前編~ https://note.com/tokyonitro/n/n278f1ebb7950?sub_rt=share_pw
映画を見ていない私にも、この映画――そして綺麗ごとを冷笑したがる昨今の風潮の問題点がヴィヴィッドに心に響く文章でした。映画は見ないで、この文が広く読まれることを願います。
映画で醜く描かれている障碍者施設は、実際には障碍者の人権(綺麗ごとを冷笑したがる徒輩が蛇蝎のごとく嫌う言葉)を擁護するためにさまざまな努力をしているのです。もちろんそれが理想的とまではいえないにしても、理想に近づくために努力を積み重ねること、これが一番大事なのです。
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嶋理人 (bokukoui@mstdn.jp)'s status on Saturday, 30-Dec-2023 21:16:43 JST 嶋理人
ひろゆきに代表される「冷笑的現実主義者」は、理想が現世で実現されないから「お花畑の綺麗ごと」と嘲笑することで、達成できなくても少しでも近づくために努力するという人間の生きる意味自体を、無意味化してしまいます。こうして何の努力もしない自分を「現実的」と誇ることこそ、現代の宿痾です。
理想が実現した世はユートピアであって、決して地上に現出することはないかもしれないけれど、少しでもそれに近づこうとする努力こそ大事なのです。それを最初から諦めては、生きる意味もなくなります。積読本だった、なだいなだ『権威と権力』を読んでつくづくそう感じます。
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嶋理人 (bokukoui@mstdn.jp)'s status on Thursday, 21-Dec-2023 07:21:42 JST 嶋理人
歴史修正主義は人権問題である、と私はかねてから考えていますが、それを証する一事例と本件も捉えられそうです。安倍政権下で歴史修正主義は猖獗を極め、人権は軽んじられています。自分の人権が巻き添えを食うリスクを冒しても、「目下」の人権は認めない。そういう連中が跋扈しています。
今回のクソみたいな件で一つだけよかったのは、山中恒さんがお年にも関わらずコメントを出せるほどお元気だと知ったことでした。山中さんの体験記でもある『子どもたちの太平洋戦争』は、教育勅語に支配された教育現場がいかに不条理かを描いた、忘れられない一冊です。
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嶋理人 (bokukoui@mstdn.jp)'s status on Thursday, 21-Dec-2023 07:21:39 JST 嶋理人
そういう教育勅語の歴史的文脈を無視して、片言節句を都合よく切り出してコラージュして、何か言った気になる。その当人には何の思想も理念もないのではないでしょうか。そのような切り取り方は、そもそも井上や元田に対してすら失礼ではないでしょうか。一から十まで滅茶苦茶です。
Wikipedia 情報ですが、松井市長は被爆者の医療費の要求に対し「『くれ、くれ』という権利要求みたいな気持ちではなく、『ありがとう』の気持ちを持つことを忘れないように」とほざいたそうです。天賦の普遍的な人権観念に理解が欠けていると考えても良さそうです。
昔はよかった、権利権利といいたてず偉い人や目上の人に従う「秩序」があった、というのが松井市長の心根にあるのでしょう。各人の「分」を守るべきという身分制的発想です。しかしそれは現行憲法の理念に反します。そこで教育勅語を切り継ぎして、歴史を捻じ曲げてまで屁理屈を拵えているのでしょう。
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嶋理人 (bokukoui@mstdn.jp)'s status on Thursday, 21-Dec-2023 07:21:35 JST 嶋理人
「自分が思うにそれは当時、江戸期から明治期に移る中で、アヘン戦争が起こるとか、ヨーロッパに中国がどんどん侵略されている。それに負けないような国家にするためには、民主主義をちゃんとしないと西洋に負けるという議論が出た。だけど、民主主義の使い手を天皇が全部取り仕切るようなやり方をしたから、日本が戦争国家に突入した。そういう説明をしています」
これは端的に言って歴史的事実に反します。松井市長は自覚的かどうかは分かりませんが、歴史修正主義の範疇に入り込んでいます。
教育勅語の起草者である井上毅や元田永孚について私は専門ではありませんが、彼らが「民主主義」に親和的であったとは到底思われません。まして「民主主義の使い手を天皇が全部取り仕切るようなやり方」とは意味不明です。まさか元田が天皇親政運動の担い手だったこと!?
明治の政治史は私は詳しくはないですが、宮中で元田らによる天皇親政運動があり、それに対して憲法を定めて天皇は政治と距離を置く、のちの言い方をすれば天皇機関説的な伊藤博文らの方針が勝った、というのは定説だと思います。元田の考え方は明治時代ですら過度に保守的といっていいのでは。
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嶋理人 (bokukoui@mstdn.jp)'s status on Thursday, 21-Dec-2023 07:20:56 JST 嶋理人
断片に切り出せば悪いことではないようでも、それには文脈があり、すべてが天皇のために帰されている以上、その徳目の価値は現代ではもはやないのです。これは「ナチスはいいこともした」という、中二病的言説とパラレルと言っていいでしょう。個々の政策だけ見れば良さそうでも、文脈があるのです。
「多面的に考える」という口実をもとに、とうてい容認されない、事実関係が誤った、あるいは倫理的に破綻した考えを捻じ込んで、正統的な説と並べることで、それと同等の価値を持ったそれなりに正しそうな説に見せる、という詐術は歴史修正主義はじめありふれた手口です。ポストモダンの鬼っ子です。
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嶋理人 (bokukoui@mstdn.jp)'s status on Thursday, 21-Dec-2023 07:20:42 JST 嶋理人
道徳は自分自身でその意味を認識して守るのでなければ、単なる権威主義に堕してしまいます。教育勅語の徳目は、個別には「いいこと」のようにも見えますが、それが「天皇のためだから守れ」という権威主義である以上、自立した個人を建前とする民主主義とは全く相いれないのは自明です。
それほど漢文の知識がなくても教育勅語が民主主義(=主権在民)と相いれないことは読めるだろうし、教育勅語がどう読まれどう解釈されてきたか(これを理解するのに漢文の知識は要らない)をちょっとでも知ればそんな世迷い事は言えない筈なのに、それを開き直るこの市長の厚顔無恥たるや。
それにしても、「どっかが悪かったから全部悪いとか、どっかがよいから全部いいと判断しないで、多面的に考えるということをやっていかないと、いろんな意見があったときに対応できなくなってしまう」とは一見もっともなようでいて、みずから価値判断する勇を欠き、古びた権威に依存しているだけです。
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嶋理人 (bokukoui@mstdn.jp)'s status on Thursday, 21-Dec-2023 07:20:21 JST 嶋理人
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広島市長、教育勅語に「民主主義的な発想ある」との見解 研修で引用 https://digital.asahi.com/articles/ASRDM6VHPRDMPITB00Y.html?ptoken=01HJ3TB4X2F0G0EQQKSDVPWR5J呆れて言葉が出てこないですし、論外の屁理屈未満を、いい年をして振りかざす人間には、言葉で説得はできないでしょう。
教育勅語は文語文で難解な語彙に満ちていますが、それでも、具体的に挙げられている1ダースほどの徳目が最終的にかかるのは「以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」なのは自明です。道徳を守るのは自分のためでも人類のためでもなく、どころか日本人や日本国のためですらありません。天皇のためなのです。
教育勅語は明治時代ですら国際性に欠けるという国内からの批判があり、西園寺公望が「第二教育勅語」を構想したもののお蔵入りになった経緯があります。コンミューンのパリの空気を吸った西園寺には、あまりにも視野が狭いものに見えたのでしょう。西園寺が死んで大日本帝国は5年持ちませんでした。
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嶋理人 (bokukoui@mstdn.jp)'s status on Tuesday, 19-Dec-2023 07:34:04 JST 嶋理人
で、私が呆れたのは、平山先生が芸能事務所に所属したのはいいとして、その売り文句が「戦う歴史学者」だということです。いったい何と戦っているのでしょうか?率直に言って #どうする家康 の視聴率は不振ですが、まさか視聴率と戦ってるのですかといいたくもなります。
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