こちらのスレッドにも、また私自身暇空問題やアンチフェミニズムのいちゃもんつけを批判すると、必ず湧いてくるのが「お前らこそそうじゃないか!」という、反論になっていない反論です。非対称な構造を問題にしているのだから、対称的に折り返せるものではないのにそれを理解しないのです。
もし当事者を反対にしても成り立つ構造なのだ!というのであれば、そう反論した側が立証責任を負うはずなのに、その手の反論者は決して立証しません。ただ仲間内で「あいつらブーメランだよね」のニタニタしあって、アプリオリに「敵」と決めつけた相手こそ悪いのだ、というトートロジーを強化します。
この手の粗雑な「ブーメラン論法」は、ネットを発端に猖獗を極め、今や国会答弁にまで進出しています。この弊風を芟除しなければ、意義のあるコミュニケーションは成立しません。ブーメランブーメラン連呼してサマになるのは西城秀樹くらいなもので、彼ももうこの世の人ではありません。