https://twitter.com/bokukoui/status/1602579518413225986
生魚を食う日本人を奇異に見る周辺、といえば中国でしょうが、実は古代の中国人は魚の膾=刺身を好んでいました。主に南方に見られた習俗だったそうですが、魚嫌いのモンゴル支配時代に廃れていったとのこと。日本の源流の一つが中国南部というのは、稲作伝来考えればまあ妥当でしょうね。
中国人が魚の膾を好んでいた、という話は、よくネタ本にしてますが、中国文学史の大家・青木正児の『酒の肴・抱樽酒話』にあります。膾は細く切るのが良いとされ、孔子も「膾は細きをいとわず」といってたそうな(孔子のは肉の膾でしょうが)。
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嶋理人 (bokukoui@mstdn.jp)'s status on Tuesday, 13-Dec-2022 17:44:20 JST嶋理人