せっかくTwitterから離れてこちらでクィア話をできると思ってたのに、わざわざTwitterにスクショで晒して攻撃をする連中が出てきたので、鍵をかけました。なんでそんなに執着するのかがわからない。
Notices by nayutamiki@fedibird.com
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nayutamiki@fedibird.com's status on Friday, 03-May-2024 13:24:11 JST NayutaMiki -
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nayutamiki@fedibird.com's status on Tuesday, 30-Apr-2024 17:54:21 JST NayutaMiki きちんとした専門的な知識を備えて医療に当たってくれるひとがそもそも少ない(診療拒否とかカジュアルに受ける)集団なので、親とか教師とか普段診てもらっている医師とかが誤情報に惑わされるリスクは多くのトンデモ医療系ジャンルに比べてたぶんもともと高くて、そんな状況でああいう本が好意的な(ないし少なくとも否定的でない)仕方で紹介されることが、トランスユースにとってどういう意味を持ちうるか、みたいな話をすべきだろうに、なぜか医療や健康ではなく(純粋に)思想や言論の話にされてしまう。
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nayutamiki@fedibird.com's status on Tuesday, 30-Apr-2024 17:26:20 JST NayutaMiki 『トランスジェンダーQ&A』は、「現実のトランスたちがどう生きていて、どんな困りごとに直面していて、その解決のためにどういった方法がありうるのか」から考えるべきだという姿勢が徹底していて、こういうのが広く読まれてほしいです。観念だけで語るひとが多すぎる。
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nayutamiki@fedibird.com's status on Tuesday, 30-Apr-2024 17:25:29 JST NayutaMiki シュライアー本は、もちろんヘイト扇動の本と言えるだろうけど、根本的にはトンデモ医療本であり、トンデモ医療を通じてトランスの生を困難にする構図になっているあたりが、あんまり広く共有されていない気がする。(私もばかばかしくて、反ワクチン本をわざわざ読まないというのと同じ理由でちゃんと読んではいないのだけれど、レビュー等は読んでいる)
トランスは医療のサポートを必要とするひとが多く、かつその必要となる医療についての情報が行き渡っていなくていまも十分なサポートが得られていないというマイノリティ集団だから、見るからにありありと扇動的な調子の本でなくても、本当は必要な医療サポートを淡々と間違った根拠のもとで否定的に語るだけで、十分に不利益をもたらし、存在を否定することができる。
「私はトランス差別に反対しますが、読んでみてもこれはヘイト本だとは思いませんでした」みたいなひとは、たぶんシュライアー本のトンデモ医療的側面を(そして、トランスの生への医療の関わりを)理解できていないのではないかと思います。
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nayutamiki@fedibird.com's status on Tuesday, 30-Apr-2024 13:04:25 JST NayutaMiki 学生時代に京都駅近くの大垣書店で「陰謀論」って棚を見かけて、そのときは「陰謀論の本を欲しがるひとはそれを本当に信じているのだろうからこのラベルだと見つけにくかったりするのかな」とかどうでもいいことを考えていたのですが、いま思うとお店のひとたちによる態度表明と送られてくるトンデモ本への抵抗だったんでしょうね。
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nayutamiki@fedibird.com's status on Sunday, 28-Apr-2024 13:19:53 JST NayutaMiki ホセ・メディナさんが「特権を有する者の非抑圧者への無知は、特権を有する者の自分自身への無知であり、また無知であることへの無知(メタ無知)であり、動機づけられた無知である」みたいな話をするのですが、実感としてもそう感じるし、『トランスジェンダーQ&A』を読んで改めてその気持ちを抱きました。
トランスジェンダーについてわからないというひとは基本的に、シスジェンダーである自分自身について、そして自分自身の社会実践について無知であり、無知であることに無知だと感じさせられる場面が多いですよね。
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nayutamiki@fedibird.com's status on Friday, 26-Apr-2024 11:45:16 JST NayutaMiki 清少納言が「うぐいすは都では鳴かないで田舎でばかり鳴いていてむかつく」みたいな話をしてるけれど、阪大はうぐいすがいっぱい鳴いてます。
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nayutamiki@fedibird.com's status on Thursday, 25-Apr-2024 06:52:35 JST NayutaMiki 父の友達がやっている饅頭屋さんが饅頭ビールを出すとかで、試飲用の饅頭ビールが送られてきました。饅頭ビール…?
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nayutamiki@fedibird.com's status on Friday, 29-Mar-2024 12:39:15 JST NayutaMiki ヘイト本が出そうになったときに「せっかくトランスジェンダーについて学ぼうと思ったのに」みたいなひとも見かけたけど、じゃあ勉強のためにトランスコミュニティで歓迎されているトランス関連本を読むかというと、まず読まないんですよね。『トランスジェンダー問題』とか。それなのにIrreversible Damageは読みたがる。
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nayutamiki@fedibird.com's status on Sunday, 03-Mar-2024 10:59:39 JST NayutaMiki 友人に「『龍と苺』ではなんでかわからないけど棋力のあるひとは喧嘩も強いし、『響』ではなんでかわからないけど創作力のあるひとが喧嘩も強いから最後は天才小説家と天才漫画家が生身でバトルする」と話したら、「あなたの好きなドクターKもそんな感じで意味もなくムキムキなんでしょ?」と言われたのですが、K先生は医者をやるうえで必要だからあの肉体になったと作中に説明があるし、治療にあの体が役立っている場面も多いんですよ。銃で脇の下を撃たれても筋肉を駆使して銃弾を治療が容易な位置まで動かせるし。
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nayutamiki@fedibird.com's status on Monday, 26-Feb-2024 18:38:29 JST NayutaMiki 明後日だったと思うのですが、朝日新聞の紙面に少し前にRe: Ronで公開されたマンスプレイニングの話を字数調整したものが載る予定です。
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nayutamiki@fedibird.com's status on Friday, 16-Feb-2024 19:49:11 JST NayutaMiki 世界や他者の懐疑論について授業では紹介するけど、私自身はむしろ「私なんて本当は存在していなくて、FF10みたいな感じで誰かが見ている夢に過ぎないのでは」みたいな疑念のほうが実感を持てる。
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nayutamiki@fedibird.com's status on Friday, 16-Feb-2024 19:49:11 JST NayutaMiki Epistemology of Resistanceに「自分の認知的なコントロール力に自惚れることができる特権的な人々はそれゆえに世界や他者の懐疑論に陥りがちだが、いやでも世界や他者を自身に抵抗を示すものとして経験せざるを得ない被抑圧集団の人々は世界や他者の懐疑には陥りにくく、その代わりに自身の認知的な力への不信を内面化して自己への懐疑に陥る傾向がある」みたいな話があって、「ほんとそれ! わかる!」と思いました。
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nayutamiki@fedibird.com's status on Friday, 16-Feb-2024 11:59:06 JST NayutaMiki 右派が話題にしたがるのは「男性枠でやっていたアスリートが女性枠を占拠する(から、トランスアスリートに出場権を認めてはならない)」ということだけど、この記事の方は女性枠で優勝したあと男性枠に出て優勝という流れですね。
QT: https://fedibird.com/@NayutaMiki/111937613879519845 [参照] -
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nayutamiki@fedibird.com's status on Saturday, 10-Feb-2024 09:20:36 JST NayutaMiki 授業とかでも雑談的に話したりしたのだけど、英語圏でもtheyが出だしたころには「文法的にどうなんだ」みたいな声も見かけたりしたように思うのですが、それでも言語に組み込まれたバイナリー規範に抵抗する実践を人々が続けて言語を改定してきていまに至っていると思うのですよね。
でもそれを日本語に置き換えるときに「三人称代名詞を省いたら自然に訳せるから」とこれまでの言語を保存しながらいかに自然に訳すかのほうに焦点が当たってしまい、言語を改定していく方向に十分進んでいないのではないかなと感じたりします。「彼人」を使うひととかもいるけど(Ikenfellではzeの訳語として登場)、大きなところではあまり採用されていなさそうだし。
現在の言語が不完全で偏りを含む、改定を必要とするものだという感覚がうまく共有されていない気がします。
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nayutamiki@fedibird.com's status on Wednesday, 07-Feb-2024 09:20:31 JST NayutaMiki 最近は学生さんにも「哲学者なんて、所詮この社会で普通に暮らし、偏見も勘違いも山ほど抱えて間違いもたくさんする単なるひとりの研究者でしかない」みたいな方向のことを言ったりしてます。だから哲学者の言う哲学的議論やらがあなたの実際の経験や存在を否定するとき、退けられるべきは相手の議論のほうなのだと語ったり、だから哲学を学んだからと言って偏見を逃れた中立的な議論なるものができるとは思うべきでないと語ったり。
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nayutamiki@fedibird.com's status on Friday, 02-Feb-2024 20:17:36 JST NayutaMiki ジェンダーアイデンティティに関するジェンキンスさんの理論には自分自身の経験と照らしたうえでの不十分さを感じるのですが、けれど最終章でシス男性とトランス女性の社会化のされ方を同一視する主張に対して「アイデンティティの違いは社会化のされかたに影響しうるから、ともに周囲から男児と扱われていたからといってその点で同一視することはできない」みたいな議論を展開するときに、「単にそう思っているだけというのではなく、ジェンダー化された規範が織りなすこの世界での自分の位置付けの問題なのだ」というジェンダーアイデンティティ論が効いてきているのを見ると、「ああ、そういうことをやりたいのか」と納得がいくようにも感じました。
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nayutamiki@fedibird.com's status on Friday, 02-Feb-2024 20:17:36 JST NayutaMiki Katharine Jenkins (2023) Ontology and Oppression, OUPをようやく読み終わりました。ジェンキンスさんがかなり強いコミットメントを持ったトランスアライなのは知ってたけど、想像の10倍くらいトランスアライな本でした。それまでの理論的な話で出てきた概念や枠組みが総動員されて最終章でアンチトランス言説との対決に活かされるのとか、なんだかもうバトル漫画のラスボス戦みたい。
きょうはもう眠いのでやめておきますが、またそのうちブログに感想をまとめておきたいな。
https://global.oup.com/academic/product/ontology-and-oppression-9780197666777
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nayutamiki@fedibird.com's status on Friday, 02-Feb-2024 20:17:35 JST NayutaMiki ほぼほぼデンブロフさんの議論を借りたかたちだけれど(そう明言もしている)、ジェンダーに関してまず「真のジェンダー」についての存在論(それは客観的で物質的な存在なのか、主観的で心的な存在なのか、とか)を最初に置き、社会的な扱いなどについてはそこから導くようにするというアプローチが、反トランス側に採用されるのであれ、トランスの人権を訴える側に採用されるのであれ、本当は人権をめぐる政治的な対立であるものを形而上学的な対立だと見せかけ、客観vs主観のような誤った枠組みのもとでしか議論が進まなくしてしまう問題を抱えているというのは、本当にそう思います。
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nayutamiki@fedibird.com's status on Thursday, 18-Jan-2024 20:32:13 JST NayutaMiki 本当は女性扱いされ出して間もないころに、年配の男性のマンスプレイニングに気づかず相手の話に合わせてあげているつもりで受け答えをしていたら、私が「知らない様子」を見せないことでイライラしたらしく、相手がどんどん不機嫌になって話題をあっちに変えこっちに変えしながら、どうにか私が「知りませんでした」となるまで頑張っていた、みたいなことがあった話とかもしたかったんですけどね。
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