一方、自分が趣味アカウントで見てるBLファンダムは長らく政治の話はほとんどなかった。絵描きさんと読み手さんが多くて、文字書きが少ない。アカデミアに関わるような人もいないからかもしれない。ただ、LGBT法案が話題になったあたりから急にトランス差別的なツイートに反応する人々が目につくようになってきた。宗教右派が活動的に扇動しているという印象に危機感を感じている。
その一方でトランス差別反対で活気づくアカウントも出てきた。自身がLBTQのどれかに該当する自認がある人だと割とそうなると思う。
とはいえ、自分が見ているのはやはり基本が言論の人達じゃなくて絵や漫画を描いて周りと仲良くしてなんぼという界隈なので、よくも悪くもユルい。トランス差別になびいたようにみえる人の一部も、周りに言われて態度を変えたりしている。しばらく様子を見たい。
Notices by okisayaka (okisayaka@mastouille.fr), page 3
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okisayaka (okisayaka@mastouille.fr)'s status on Friday, 21-Jul-2023 07:34:47 JST okisayaka -
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okisayaka (okisayaka@mastouille.fr)'s status on Friday, 21-Jul-2023 07:34:46 JST okisayaka オンラインフェミニズムにトランスヘイトが食い込んだ瞬間はよく覚えている。2017年頃で、某地方在住で性暴力と男尊女卑について鋭い批判をしていたフェミニストがどんどんアンチトランスになっていった。その人と萌え絵批判では共闘してたトランス女性フェミニストもいたのだけど、それを機に両者は絶縁してしまった。今は二人ともオンライン上で発言していない。
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okisayaka (okisayaka@mastouille.fr)'s status on Friday, 14-Jul-2023 07:16:06 JST okisayaka ツイッターがLGBTQに関するヘイトとミソジニーを増幅して示すような場になって久しかったが、流石に昨日から今日にかけては酷すぎる。
ごく普通の、家族を大事にする常識的な市民とでもいえそうな人々が、少数派として生きた個人の人生にあれこれ難癖をつけた挙句、死してもなお無駄な詮索をして死者を鞭打っている。その昔、ユダヤ人をガス室に送ったのは一般国民だということが直感的にわかるレベル。
人が苦しんで死ぬことすら自分勝手だといい、子供の親だというだけで一方的に生き方や義務感を押し付ける。
異物とみなした人の命は彼ら彼女らにとって恐ろしく軽いのだ。 -
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okisayaka (okisayaka@mastouille.fr)'s status on Monday, 26-Jun-2023 21:40:58 JST okisayaka 今の家に越してきて散歩したりして、ふと気づいたのだけど、公園には男の子が沢山いて広い場所で球技などの野外遊びをしている。女の子は隅っこの方の小集団で何かしている。女の子の姿が見えない公園もある。
それ自体は遊び方の文化の違い云々でよく語られる風景だが、見ていてなかなか辛いなと思った。片方の集団は街の中で自分たちの居場所が大きくとってあるのが当然で、もう片方はそういう風景をついぞ見たことないという育ちをするわけだから。どちらの集団に属してきたかで世界観が変わってしまいそう。ジェンダーに配慮した都市計画についての本に、公園の遊具を見直して女児にも公園を使いやすくするという項目があったのを思い出し、改めて腑に落ちた。
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okisayaka (okisayaka@mastouille.fr)'s status on Sunday, 05-Feb-2023 23:00:32 JST okisayaka 私も私の知り合いもSNSの発言の言葉尻を取られて普通によく知らない人から勤務先にクレーム電話かかってくるし、過去には数百件の電凸くらって命の危険を感じた人だっている。
それでもちゃんとしたこと言ってるならそれで解雇はされないって知ってる。いざとなったら裁判か、あるいは最悪の事態もあるだろうってことも考えながら、それでも言葉を紡ぐ。マイノリティとはそういうもの。
しかしマジョリティはその辺まで考えずに人権関連イシューについて不勉強なツイートをしたあげく、職場にクレーム電話かかってきて初めて狼狽える。するとそれまでの論争相手と味方が何となく「かわいそう、よくないよ」と一致団結してかばってくれる。それまで随分と優しい世界に生きてきたんだなって思う。 -
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okisayaka (okisayaka@mastouille.fr)'s status on Sunday, 05-Feb-2023 22:46:59 JST okisayaka Twitterにいる良識派を名乗る人達、慰安婦問題やフェミニズム関連で研究者が右派市民から電凸を受けるようなときはスルーなのに、左派市民やフェミニストがそれをやったときは急によってたかって「よくないよ」ってトーンポリシングになるのはなぜ?
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okisayaka (okisayaka@mastouille.fr)'s status on Friday, 27-Jan-2023 20:40:09 JST okisayaka ところで日本の戦後を話すときの識者たちは右も左も多くがヒロイズムにはまりがちでマイノリティや女性の問題は後景に引いてしまうんだよな…
ポストコロニアルの文脈でもっと考えられるといいのだが。植民地がないようでいて、軍事力一強コロニアルなアメリカという視点。 -
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okisayaka (okisayaka@mastouille.fr)'s status on Friday, 27-Jan-2023 20:33:57 JST okisayaka ポリタスTV(要約)のゲストの方の強烈なまとめ
「総理は2022年5月にアメリカに約束した安保政策について野党に質問されても今はまだ回答できないと答えず、しかし12月に安保三文書を閣議決定し、先日バイデンに成果を報告に行った」
「野党が弱いとかそういうレベルではなく、ただ無視している。国会も国民も無視していてただの権威主義国家に進んでるのでは」
「今の政府は外国の傀儡政権と考えるとわかりやすい。既得権益を持つ人たちは国民が何を言おうがアメリカと繋がってると安泰、それで大事なことをアメリカと議論して決めてるのではないかと思うくらいひどい」
(しかしアメリカの傀儡ならせめて女性の人権をアメリカ並みにしてほしい) -
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okisayaka (okisayaka@mastouille.fr)'s status on Friday, 27-Jan-2023 19:18:30 JST okisayaka @Midori_Aoyagi はい、まさにそういう話です。
ただ、官僚も人間なので違和感がない程度に保守あるいはリベラルのどちらかに多めに情報収集するくらいのことはあるかと思います。あとは与党政治家が明らかな方針を示している場合は無視できないでしょう。 -
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okisayaka (okisayaka@mastouille.fr)'s status on Thursday, 26-Jan-2023 23:51:13 JST okisayaka この10年ほど色々見ていてよく分かったんだけど、リベラル系の識者もかなり意見聴取はされてるし政治家とも話してる。ただ、政府はそれらの人々に提案や見解を出させるだけ出させて、全然聞く気がない、の結果に終わる例が多々あるのですよね。特に自由や平等の関わる問題で先進国の世論なるものに合わせようとすると。
それでもめげずに10年、20年とやっていると、国民の方が流石に考えが変わってくる。そのあたりでようやく政府の態度が変わるという順序。カルト対策はその流れに乗りつつある。恐らくLGBTの人権関係も。でも国際的には周回遅れになるし、悲惨なこともすでに起きている。 -
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okisayaka (okisayaka@mastouille.fr)'s status on Thursday, 26-Jan-2023 23:47:28 JST okisayaka 今日思い出したんだけど、学術会議の法改正に関わっておられる内閣府側の担当者の方、昨年の春に私に「外国のアカデミーについて情報提供をお願いします」と連絡とってこられた方だなあ。
決定権のあるお立場ではないのかもしれないが、それにしても複雑な気持ち。
ご見解拝聴しましたが採用はせずというやつか、一応は複数のご意見を調整した結果でございますというやつなのか… -
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SHIMIZU, Akiko (akishmz@ohai.social)'s status on Tuesday, 24-Jan-2023 12:48:05 JST SHIMIZU, Akiko そうだ、これ書影出ていました。
現在のフェミニズムが/と共にどうセックスを考えるのか。身体、メディア、表象、欲望、家父長制、資本主義、国家暴力。「セックス」を考えるというのはその全てを思考しようとする作業だということ、そこに簡単な「正解」はないけれども、けれども同時にフェミニストとしての「倫理」はあるということ。
70年代以降の特にラディカル・フェミニズム内での様々な議論を振り返り、それらの議論と「会話」しながら、若い(非白人の)フェミニスト哲学者が、そのことをとても誠実に丁寧に提示していく本です。
日本で、特に人文学領域でフェミニズムを教えるにあたって、こういう本が本当に欲しかったし(でも簡単に書ける本ではないです)、日本語に翻訳されたことをとても嬉しく思っています。
日本語版表紙に使われている写真作品(潘逸舟さんという、スリニヴァサンと同年代のこちらも若いアーティストの作品です)もとても美しいので、発売されたらぜひお手に取っていただければと思います。
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okisayaka (okisayaka@mastouille.fr)'s status on Saturday, 21-Jan-2023 02:21:13 JST okisayaka 昔、村上龍の『愛と幻想のファシズム』を読んだ時困惑した。確か、日本のことを、アメリカにレイプされてそのまま厚化粧で女装するようになってしまった男だと評する場面があったのだ。意味するところはわかるし1980年代の作品だから仕方ないが、曖昧な存在を許さない感性とミソジニーに息が詰まった。
今、それを思い出し、改めて思う。
米国という加害者は確かに極東の国をレイプしたが国際社会は前者を裁かなかった。それどころか日本はそれを守護者として崇めることを余儀なくされた。そして他方で日本は他の国をレイプし隷属させていたのであり、それも十分には裁かれていない。このような暴力の連鎖の中にいて、しかし女装を馬鹿にするようなプライドだけは捨てられない精神が宿る国は、さぞかし弱い者に残酷なままでい続けるだろう。何故なら彼は常に不安だからだ。全ての弱い者、女性的に見える者は彼にとって蹂躙され続ける己の似姿でもある。だが、そのことに気付かぬふりして加害者に同化し、弱い者を嘲ることで自尊心を保とうとするのだ。
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okisayaka (okisayaka@mastouille.fr)'s status on Saturday, 21-Jan-2023 02:00:37 JST okisayaka 近代国家。人は容易に複数のルーツを持ちうるのに、ほとんどの土地は単一の存在の所属になっている。そして国家は想像力の中で擬人化される時、ジェンダーが単性であるか、あるいは戦勝国が男性で、負けた側が女性であるかのようにイメージされる。人はジェンダー平等であり、グローバル化してるが、国家間の関係はひどく古典的な家父長制のメタファーが続いてるような気がする
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okisayaka (okisayaka@mastouille.fr)'s status on Friday, 20-Jan-2023 00:03:58 JST okisayaka 軍のある国のイノベは、国防省周りが独立して動いて民セクターの発見を自分たちのために取りに行き、それを自分たちのところに持ち帰って、民の自由(で部分的に資本主義市場を向いているよう)な計画とは別の回路で色々やるというのが普通かと思うのです。あるいは軍からきた技術が民に渡ることもある。
また、かつて日本は防衛技術開発を民間企業で行う形をとっていた。それがある種の「デュアルユース」の手本としてアメリカに注目されたこともあります。
しかし、第6期のあり方は、民セクターのイノベーションに防衛が侵食するような方向性のものになってはいないか?
もしそうだとすると、これは民主主義にとってもイノベにとってもあまり良くない気がします。互いが互いを窒息させかねない。 -
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okisayaka (okisayaka@mastouille.fr)'s status on Thursday, 19-Jan-2023 23:46:43 JST okisayaka 日本の第6期科学技術イノベーション政策は、ヨーロピアンなインクルーシブ・イノベーションの潮流をコピったような見かけで、がっつり軍事イノベーションの種を仕込んでいたのかしら…
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okisayaka (okisayaka@mastouille.fr)'s status on Thursday, 19-Jan-2023 23:44:04 JST okisayaka 「沖縄に基地を押し付け、福島では軍事研究が行われるのではないか」という住民の不安の声から取材を始めたというフリーライター、吉田千亜氏の講演動画。
復興支援の取材で有名な方だが、2014年ごろ、福島の復興政策がどうにも進まない感じがしていた。すると、全く別のところで着々とロボット等研究施設の稼働が始まっていた。アメリカのハンフォード・サイトおよびトライシティという場所が参考にされているというが…
ハンフォードは核開発の歴史では有名な場所。
https://youtu.be/A3dId2xFSKo -
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okisayaka (okisayaka@mastouille.fr)'s status on Thursday, 19-Jan-2023 23:40:49 JST okisayaka フランスが年金改革で荒れてあちこちでデモが起きてる映像が流れてくる
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okisayaka (okisayaka@mastouille.fr)'s status on Tuesday, 17-Jan-2023 14:22:40 JST okisayaka 「学校以外にも学びの場所を」という考え方、これまで特に違和感なく受け入れていたのだが、戦争と財政難に苦しむロペスピエール独裁期の公教育論で「学校以外の教育大事」「祭典や身体教練が大事」で盛り上がっているのを見て慎重な気持ちが芽生えた。大人が教えたがってる中身や文脈を丁寧に見る必要はありそう。
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okisayaka (okisayaka@mastouille.fr)'s status on Tuesday, 17-Jan-2023 14:15:54 JST okisayaka ダボス会議に合わせてOxfamが報告書
大富豪がコロナ禍において恐るべき勢いで増えた。この間の貧困の増え方からするとかつてない事態だそうで、大富豪の課税を主張とのこと
https://www.oxfam.org/en/press-releases/richest-1-bag-nearly-twice-much-wealth-rest-world-put-together-over-past-two-yearsIn conversation from mastouille.fr permalink Attachments