BT アメリカの大学はある意味政府に頼れないですから、文書管理はしっかりしており予算もかけてると評判は高いですね。
アメリカの軍産学複合体への評価については、まず軍と軍産学複合体を少し区別する必要はあるかと思います。
軍自体を否定することは、アメリカが独立戦争で建国しており、市民権と徴兵が表裏一体になっていることからも一般国民にはかなり困難です。ただ、その困難の中からも良心的徴兵拒否や脱走兵(つまり犯罪者となること)を選択する少数派はいて、ヴェトナム戦争の頃はメディアの注目を浴びました。ここまでできるのは宗教的背景のある人も少なくないです(=国家より宗教コミュニティの倫理を選択)。
対して、軍産学複合体となると利権構造の構築による経済的非合理性と非人道的兵器製造の話がくっついてくるので、軍に予算をわたしすぎだ、もっと適切な対象に予算を、のような主張としてそれなりに出てきます。また、キャンパス内では大抵、反対派と賛成派がいます。
今はウクライナ問題で、予算削減されていた軍関係が押し返して予算を増やしてる流れかとは思いますが、それが反転するタイミングもどこかで来るでしょう。