今の家に越してきて散歩したりして、ふと気づいたのだけど、公園には男の子が沢山いて広い場所で球技などの野外遊びをしている。女の子は隅っこの方の小集団で何かしている。女の子の姿が見えない公園もある。
それ自体は遊び方の文化の違い云々でよく語られる風景だが、見ていてなかなか辛いなと思った。片方の集団は街の中で自分たちの居場所が大きくとってあるのが当然で、もう片方はそういう風景をついぞ見たことないという育ちをするわけだから。どちらの集団に属してきたかで世界観が変わってしまいそう。
ジェンダーに配慮した都市計画についての本に、公園の遊具を見直して女児にも公園を使いやすくするという項目があったのを思い出し、改めて腑に落ちた。