もう零時を回ってしまいましたが、「終戦」の日ということでツイッターに書いたことをこちらにも転載しておきます。
最近ぼんやりと大戦について考えていることを、つらつら書いてみたいと思います。
第二次世界大戦を第一次大戦と比較して考えた時、もちろん飛行機や原爆など技術の進歩もあるのですが、私が大きな違いと思うのは、敗戦が避けられなくなっても、組織的な戦闘が継続したことです。
特にドイツの場合、第一次大戦の停戦時では、西部戦線では押され続けていたとはいえ、いまだ戦線はベルギーと北部フランスにあり、ロシア方面でも広大な占領地を持っていて、本土はほぼ無傷でした。でも食糧不足などから革命が起こって国家が崩壊し、停戦に追い込まれます。
しかし第二次大戦のドイツは、東西から本土に攻め込まれ、ベルリンで市街戦をやってついにヒトラーが自殺するまで戦闘が続きます。日本は本土決戦こそしませんでしたが、沖縄を失い、本土の主要都市は原爆を含む空襲で破壊され、「満州」と朝鮮がソ連の侵攻を受けて、やっと負けを認めました。