Notices by しえり (sierie@toot.blue)

@hyoyoshikawa おはようございます。現在の心境の説明ありがとうございます。

このように書かれていますね。
＞一方、私は、例えばトランス差別について、本当にリアルにわかっているのかと言われれば、正直そうだとは言えません。当事者ではないので。

私がいま持っている疑問は、
「鯖缶さんは、トランス差別や他の差別へのモデレーション能力を自分は持っている、自分でモデレーションできる、と認識しているのか？」
です。これまでの経緯を私が見た限りでは、鯖缶さんは、どういう言動がトランス差別なのか、判別できていないように思われました。そして判別できないのなら、モデレーションもできないのでは？と思います。

そうしますと、今後同じような、もしくは手を変え品を変えたトランス排除言説が出てきた場合は、鯖缶さんには対処できないのではないでしょうか？

以上は鯖缶さんを責めるものではなく、差別へのモデレーションは難しい、それにどう対処するのか、どうやったらできるのか？　という問題を共有できるかと思って書いています。お返事はとくに必要ありません。失礼いたしました。

いまtoot.blueのLTLで起きていることは、

・どういう言動が（トランス）差別に当たるのか？
・誰がそれを判別するのか？
・どうやって判別するのか？

という問いが出てきているのだと私は思います。これにクリアカットに答えられる人はいない。判別するという行為も力関係に基づいています。

「トランス差別に反対します」と表明するのとは異なる水準の話題が出てきている、ということだと思います。

以前がるがるさんが貼ってたけど、もう一度貼ります。
高井ゆと里インタビュー記事、「それは誰のための議論なのか　「トランスジェンダー問題」を考える」
6月4日 16:56まで読めます。

【パニック言説が生み出した不安】

「『心は女』と称した男が女湯や女子トイレに入ってきたら」という不安も存在します。
性にまつわる犯罪とトランスジェンダーを結び付ける言説は、トランス当事者にとっては、自分たちを迫害する人たちによってわざわざ作られたものにすぎません。権利回復の要求をへし折ることを意図して作られた言説によって、不安が生み出されている。そして、そうした現実に立脚しないパニック言説が生み出す不安に、当事者が説明を求められる事態になっています。このことを、まずは理解してほしいと思います」
https://digital.asahi.com/articles/ASR4J3G6QR3RUPQJ00B.html?ptoken=01H20441GYNXX5A6MVTR37T5BV

【なぜ「トイレ」などの議論ばかりが広がるのでしょうか】

「トピックの決定権がマジョリティー、つまりトランスジェンダーでない人々にあるからです。社会は、トランスジェンダーを『いないこと』として設計されてきました。その中で、トランスの人たちはずっと、困りごとをなんとかしてほしい、差別を解消してほしい、社会を変えてほしいと言ってきましたが、『トランスジェンダーのための議論』はされてきませんでした。私自身も本当は『トランスジェンダーのための議論』『社会の不正義を変えるための議論』をしたいのに、トイレについて話さなければならないというジレンマを抱えています」

大前提として、これはトランス排除言説だからダメだ、ということが共有されていないのではないですか？　↓

【女性のスペース（風呂トイレ）を守るという名目】この「女性スペース」にトランス女性は入ってきてほしくない、という「素朴な感情」でトランス排除を正当化する言説。実際にはこれはつくりものの名目、争点です。

これに乗っかって話をすること自体が、トランスへの暴力だと私は認識しています。
多くの方がTwitterで〈トランス女性は女性です〉というスローガンを見たことあるんじゃないかと思いますが、これはこういう排除言説に対抗するためのものだと私は理解しています。

私の認識、間違っていますか？でしたら甘えかもしれませんがご指摘いただきたいです。

@hyoyoshikawa あっ、そうでしたか。教えてくださりありがとうございます。

@hbzr なにぬねのさん、こんにちは。何度も質問してすみません。この話の発端は、五ノ瀬さんのこのtootですか？https://toot.blue/@H2N_moon_/110475994856276838

@hbzr すみません、私がtootのアドレスを貼ったことで当人に通知が行って、当該tootを削除されたようです。
tootを貼ったのは良くなかったと思うので、先ほどの返信を消します。お騒がせしてすみません。

ツイッターで映画の話題をみていた方ならこの著者をご存知でしょうが、
済東鉄腸『千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話』読みました。

アツかったわ。情熱大陸だったわ。体当たりの独学がすごい。フェイスブックで手当たり次第にルーマニアの人に友達申請して“ルーマニア語・メタバース環境”をつくり、辞書を引いて勉強。そうしながら来日する映画監督や文学者にフェイスブックでコンタクトを取りつながりを作っていく。著者の中にある、やむにやまれぬ情熱がこの実践の記録に表されていた。なんでルーマニア？それは本人にも説明できなさそう。でも、情熱ってそういうものじゃない？
https://sayusha.com/books/-/isbn9784865283501

緊急避妊薬を、医師の処方箋なしで薬局で買えるようにする(ＯＴＣ化)議題、今どうなっているかの記事。
「厚労省の専門家会議は「緊急避妊薬を求める女性が多いことは痛感している」とし、次回をめどに、最終的な報告書をまとめる」

集まったパブコメ４万６３１２件のうち、
賛成が４万５３１４件、
反対は４１２件
だって。圧倒的でしょこれは。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15635026.html?iref=pc_ss_date_article

BT, むくどりさんがtootされてる記事貼りますね。ジュンク堂の福嶋聡のインタビュー記事、
5月11日 19:06まで読めます。
以下は引用。

――一方で、福嶋さんはいわゆるヘイト本も書棚からは外さないそうですね。

　「はい。僕個人としては、ヘイト本があっていいとは思っていません。ただ考えれば考えるほど、『けしからんから全部棚から外します』とはできませんでした」

　――なぜでしょう。

　「まず、ここからここまでがヘイト本でそれを外すという範囲を決めるのは、実は難しい。あからさまなヘイト本だけを排除したところで、おそらく棚に残るであろう有名作家のベストセラーにもヘイト的な思想は含まれています。そちらのほうが根は深く、影響力も大きいと思います」

　――ヘイト本を置き続けることで、差別に加担していることになりませんか。

　「例えば、在日コリアンの人たちがその本を見ることで傷つくことがあるという批判は引き受けなければならないと思います。その点では、自分の言う理屈が言い訳と取られうるなと感じることはあります」
https://digital.asahi.com/articles/ASR585RXDR37UPQJ008.html?ptoken=01H02J0BYQ2644P8RPWGN7RWMG

福嶋聡が『書店と民主主義: 言論のアリーナのために』2016 http://www.jimbunshoin.co.jp/book/b222590.html

の中で、本屋を言論をたたかわせる「アリーナ」に見立てて、ヘイト本も置くと言っていた当時、私も一理あると思っていました。
でも2018年の『新潮45』事件のあたりからは、アリーナとか悠長なこと言ってる場合じゃないと思うようになりました。私はことの重大さが分かっていなかったです。
ヘイト本は言論として扱っていいものではないということが分かっていなかった。

ジュンク堂は人文書をさがすには最高の本屋だと思っていますが、ヘイト本は置かないでほしい。

summerwind@蒼象さんがリンクされた坂本龍一インタビュー（聞き手はもんじゅ君）、よかった。音楽というのは悲しいものが多いとか子どもたちとのワークショップのこと、原発は怖いからヤダと言えばいい、とか。

坂本「僕が9.11のあとにまずやったのは、19世紀からずっとつながっているアメリカ帝国主義の歴史の本を読むことだったんです」

さすがだ……
あと死ぬ前にこれだけは読みたいという話

坂本「いや、だからもう時間がかぎられてますから。たとえば80歳まで生きるとしても、もう残り20年ないからそんなにぶちこめないでしょう。もともと昔から、引退したら柳田國男と折口信夫の全集を読んで暮らしたいと思っていました。でも、やっぱりギリシャ悲劇も全部読まないうちには死ねないとか、あれもこれもと……」
https://book.asahi.com/jinbun/article/14879387

佐藤和孝『ウクライナの現場から』が読み応えあったので、
著者のトークイベント“侵攻から1年、ウクライナのいま”に申し込みしました（会場、ウェビナーともに無料）
3/16 (木)19:00 - 20:00
https://seihin0316ukraine2.peatix.com/

佐藤和孝はこの一年間で三回ウクライナに取材に行ったとのことで、そこで見たことの話をしてくれたんですが印象的だったのは、
キーウの街中で、ロシア軍の攻撃を知らせる警報が鳴るんだけど、人々は地下鉄の出口から地上に出てきて普通に出勤してるし、建物から避難したりもせず日常を続けてる、通勤時間帯は車も渋滞しているし、人は非常事態にも慣れるんだ、という話。
生活は続いていくわけですもんね。
あと三月のウクライナはものすごく寒く、初回に着ていった、あったかいと言われている肌着は全然ダメだったと。これはおそらくユニクロのヒートテックのこと。
で、こないだ行ったときにはモンベルのウールの一番厚手の肌着にしたと。寒さを感じず、一週間洗濯しなくても大丈夫でよかったとのこと。
これはおそらくスーパーメリノウール EXP. のことですね。このシリーズはほんとにすごい。
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1107170&top_sk=%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%8E%E3%82%A6%E3%83%BC%E3%83%AB%20EXP.

『台湾の少年』刊行イベントレポート（後編）

原書では台湾語・日本語・北京語と、複数の言語が吹き出し表記されていることについて

脚本担当・游珮芸「台湾の日本植民地時代の「国語」は日本語です。戦後に「国語」は北京語となります」

岩波・須藤「この作品が台湾で紹介されるとき、しばしば「移行期正義」という言葉が使われていました。「移行期正義」とは、ある社会において起こった過去の人権侵害などに、現在から向き合って対処しようとする試みのことですが、この言葉は日本ではまだそこまで浸透していないかもしれません。こうした“移行期の正義”をテーマにした作品は、台湾では増えているのでしょうか？」

白色テロの時代を描いた映画
『返校 言葉が消えた日』『スーパーシチズン 超級大国民』『悲情城市』『牯嶺街少年殺人事件』

須藤「台湾の映画では、北京語だったり客家語だったり、さまざまな言語が使われています。有名な『牯嶺街少年殺人事件』などもそうですが、どの場面で誰が何語で話しているかは、字幕だけ見ているとわかりづらいですが、実は重要な情報です」

そうなのか
https://tanemaki.iwanami.co.jp/posts/6974

「移行期正義」（須藤の説明：ある社会において起こった過去の人権侵害などに、現在から向き合って対処しようとする試みのこと）
というワードが、
倉本知明さん×斎藤真理子さんライブトーク（2023/02/09）にもでてきた。そのあたりでお二人が言っていたのは、

斎藤「日本は経済成長だけして、革命とか市民社会の成熟がなかった」

倉本「日本には国家としての恥部にどう向き合うか　がない。台湾の人たちにはどこかで社会を変えられるんだという思いがある。実際成功体験がある。それが日本にはない。
台湾人は理不尽や暴力にあったときにそんなもんだよで済ませるというのがない。為政者にとっては扱いづらい人々だ」と。

倉本「隣国の文学とかに学んだほうがいい
圧政のもとでどうやっていくかを。必ずしも戦えというのではなくそこには妥協とか協力とかここは黙っているしかないとかの等身大の現実もある」

そうなんだろうなと思いますね。。
で、昨日のポリタスでもそれに関係ある話が出ていた。

#ポリタスTV 2023/02/10
「元徴用工」訴訟問題の話

00:26~
ベトナム戦争当時、韓国軍がベトナム民間人を虐殺した事件で、韓国政府の責任を問う裁判で被害者への韓国政府の賠償責任を認めた判決が出た件、
「元徴用工」訴訟の弁護人がこの裁判の弁護人もやっていることについて

青木「日本だけをターゲットにして日本に謝れとか賠償しろとか言ってるわけではなく、むしろ国家とか有事における軍の暴走によって引き起こされた個人の名誉や、踏みつけられた個人というものを救うために走り回っている弁護士さんで、「反日」でもなんでもない。つまり「元徴用工」の支援に関わっている人たちの多くは、国家や権力によって個人の権利が踏みつけにされたっていうことが許せないんだということは、声を大にして何度も何度も言わなくちゃいけない」

プレゼント機能を使って2月10日 4:27 まで読めるようにしました。
こちら短い文章ですし、興味のある方はどうぞ。

小山エミ「杉田氏はそうではなく、意図的に差別的な発言をしている人です。そういう相手に「撤回しろ」というのもおかしな話。そういう人であることを分かった上で、評価し、国会議員にし、政務官にしたのは誰か。そっちの方が問題です」

（耕論）政権、相次ぐ発言撤回　武蔵勝宏さん、小山エミさん、吉崎達彦さん
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15550080.html?ptoken=01GRS7YZNZM3WTS263REVRP9WJ

この20年の犯行手口そのものは大きく変わってはいないが、ここ数年での変化はふたつ。

①拠点
「かけ子」が電話をかける場所として以前はオフィスやマンションに拠点をおいていたが、摘発されたときに一網打尽になり証拠品が押収されるリスクがあるので避けられるようになった。新手のやり方として車で移動しながら詐欺の電話をかけ続ける手法が登場している。だがこれはガス代、高速代、ホテル代などコストがかさむし、かけ子兼運転手にとっては体力的にかなりきついらしい。

②暴力団の関与
暴対法施行以来、旧来の資金源（総会屋、占有屋、ノミ行為)が断たれ、いわゆるシノギは薬物や詐欺が多くを占めるようになってきているとのこと。
特殊詐欺においては中間や末端が金を持ち逃げする（「飛ぶ」）危険性が常にある。そこで暴力団が売り上げを持ち逃げした犯人に暴力でしめしをつける役割を果たしている。2/