しえり
#ポリタスTV 2023/02/10
「元徴用工」訴訟問題の話
00:26~
ベトナム戦争当時、韓国軍がベトナム民間人を虐殺した事件で、韓国政府の責任を問う裁判で被害者への韓国政府の賠償責任を認めた判決が出た件、
「元徴用工」訴訟の弁護人がこの裁判の弁護人もやっていることについて
青木「日本だけをターゲットにして日本に謝れとか賠償しろとか言ってるわけではなく、むしろ国家とか有事における軍の暴走によって引き起こされた個人の名誉や、踏みつけられた個人というものを救うために走り回っている弁護士さんで、「反日」でもなんでもない。つまり「元徴用工」の支援に関わっている人たちの多くは、国家や権力によって個人の権利が踏みつけにされたっていうことが許せないんだということは、声を大にして何度も何度も言わなくちゃいけない」
しえり
「移行期正義」（須藤の説明：ある社会において起こった過去の人権侵害などに、現在から向き合って対処しようとする試みのこと）
というワードが、
倉本知明さん×斎藤真理子さんライブトーク（2023/02/09）にもでてきた。そのあたりでお二人が言っていたのは、
斎藤「日本は経済成長だけして、革命とか市民社会の成熟がなかった」
倉本「日本には国家としての恥部にどう向き合うか がない。台湾の人たちにはどこかで社会を変えられるんだという思いがある。実際成功体験がある。それが日本にはない。
台湾人は理不尽や暴力にあったときにそんなもんだよで済ませるというのがない。為政者にとっては扱いづらい人々だ」と。
倉本「隣国の文学とかに学んだほうがいい
圧政のもとでどうやっていくかを。必ずしも戦えというのではなくそこには妥協とか協力とかここは黙っているしかないとかの等身大の現実もある」
そうなんだろうなと思いますね。。
で、昨日のポリタスでもそれに関係ある話が出ていた。
しえり
『台湾の少年』刊行イベントレポート（後編）
原書では台湾語・日本語・北京語と、複数の言語が吹き出し表記されていることについて
脚本担当・游珮芸「台湾の日本植民地時代の「国語」は日本語です。戦後に「国語」は北京語となります」
岩波・須藤「この作品が台湾で紹介されるとき、しばしば「移行期正義」という言葉が使われていました。「移行期正義」とは、ある社会において起こった過去の人権侵害などに、現在から向き合って対処しようとする試みのことですが、この言葉は日本ではまだそこまで浸透していないかもしれません。こうした“移行期の正義”をテーマにした作品は、台湾では増えているのでしょうか？」
白色テロの時代を描いた映画
『返校 言葉が消えた日』『スーパーシチズン 超級大国民』『悲情城市』『牯嶺街少年殺人事件』
須藤「台湾の映画では、北京語だったり客家語だったり、さまざまな言語が使われています。有名な『牯嶺街少年殺人事件』などもそうですが、どの場面で誰が何語で話しているかは、字幕だけ見ているとわかりづらいですが、実は重要な情報です」
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