◆メモアプリ「Evernote」がスタッフのほぼ全員を解雇したとのうわさが流れる - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230707-evernote-staff-nearly-all-laid-off/
Notices by 結城浩 / Hiroshi Yuki (hyuki@social.hyuki.net), page 3
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結城浩 / Hiroshi Yuki (hyuki@social.hyuki.net)'s status on Saturday, 08-Jul-2023 08:41:49 JST 結城浩 / Hiroshi Yuki -
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結城浩 / Hiroshi Yuki (hyuki@social.hyuki.net)'s status on Friday, 30-Jun-2023 07:57:07 JST 結城浩 / Hiroshi Yuki @zundan アウトライナーべんりですよね!
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結城浩 / Hiroshi Yuki (hyuki@social.hyuki.net)'s status on Friday, 30-Jun-2023 06:34:41 JST 結城浩 / Hiroshi Yuki :hyuki: 項目がずっと残り続けているTo Do リストはやがて役にたたなくなる話。
たとえば、スーパーやコンビニに買いものに行くときに「何を買うか」を管理するため、iPhoneのTo Do リストを使います。
最近よく思うのですが、To Do リストの項目があまりにも多くなりすぎるとリス科意味をなさなくなってきます。
「これを買わなきゃいけないな」という品物を適当に羅列していると、毎回見ているのだけれど、いつまでたっても解決されない項目になってしまいがちです。
やがて、役に立たない項目がリストの全体を埋め始めると、今回買うべきものが何だったか、よくわからなくなったり、見落として、買い忘れたりすることが起き始めます。
ですから、何かのリストを管理しているときには、ときどき全体を見直して、大掃除のようなことをしたほうがいいですね。
リストにずっと残り続けているというのは、「解決はできないけれど、削除するには忍びない」という気持ちの表れですから、そういった項目のために新たな別のリストを作っておくのが良いのかもしれません。
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結城浩 / Hiroshi Yuki (hyuki@social.hyuki.net)'s status on Thursday, 29-Jun-2023 07:23:48 JST 結城浩 / Hiroshi Yuki @zundan しれっと、「続きはDMでなくてもいいですよね」と言っちゃうとか?DMしてくるのは表で話すのがおっかないからでしょうかね。
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結城浩 / Hiroshi Yuki (hyuki@social.hyuki.net)'s status on Wednesday, 28-Jun-2023 07:00:53 JST 結城浩 / Hiroshi Yuki :hyuki: Step by stepの話
段階を踏んで作業をするのは大切。
それは当たり前のことだと思っていたんですが、あまり意識してやったことは少なかったかもしれません。先日から、意識して段階を踏むようにしていますが、なかなか悪くありません。当たり前のことなんですけどね。
各段階を、Logseqなどにメモしたり、あるいは手書きで箇条書きにしたり。ともかく、それぞれの段階で何が起きるかを確かめて、それから作業を始める。そうすると、細かいミスを減らせますし、それぞれの段階に集中して取り組めるというメリットがあります。
ミスを減らせるとか、集中して取り組めるとか言っても、本当に細かい違いでしかありませんけれど、その細かい違いが積み重なって、大きな違いを生むのではないかと感じています。
自分ができるかできないか、という話で言うと、段階を意識してもしなくてもできるとは思います。でも問題は、より良い品質の作業をできるかどうかなのです。あるいはまた、長期的に考えて、自分の負担を減らしたり、時間を短くできるかどうかが問題なのだと思っています。
細かいミスが重なって、大きくやり直しになることはよくあります。でも、もしもその細かいミスが、各段階をいったん確認した上で行えば防げるとしたら、どうでしょうね。
「そんな泥臭いことしなくても、すぐに取り掛かればぱぱっと済ませられる」という気持ち、その気持ちは理解できるのですけれど、そういうところで自分の力を示すのではなくて、品質の良いアウトプットで、自分の力を示したほうがずっと良いのではないかと考えています。
Step by stepは重要。
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結城浩 / Hiroshi Yuki (hyuki@social.hyuki.net)'s status on Tuesday, 27-Jun-2023 06:13:10 JST 結城浩 / Hiroshi Yuki :hyuki: 本を書く事は良い勉強方法
本を書くためには勉強する必要がありますが、勉強が終わってから本を書き始めるというのは、ちょっと違うんじゃないかとよく思います。
もちろん何も勉強しないで本を書き始めることができませんけれど、準備が完全にできてから本を書き始めるわけではないとよく思うのです。
本を書き始めてみると、自分の理解の曖昧なところや、自分の知識が不足しているところなどがありありとわかってきますので、その状態で参考書を読むととても深く理解できます。そんな経験がよくあるのです。
何も自分で書かないうちに、本を読んだだけでは、きっとこんなにスピーディーに深く理解できなかっただろうなとも思います。
ですから、私は本を書くことはとても効率の良い勉強方法だと思っています。
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結城浩 / Hiroshi Yuki (hyuki@social.hyuki.net)'s status on Tuesday, 27-Jun-2023 06:12:14 JST 結城浩 / Hiroshi Yuki 「ファイルの名前の付け方のコツ」を考える前に、自分が求めている(あるいは利用者が求めている)「ファイルの名前はどうなっていたら嬉しいか」について考えるのがいいと思います。
それはそのファイルをどのように利用するのかを考えることでもありますし、同様な他のファイルはどんな名前になっているかを考えることでもあります。
目的に合致しているファイル名が良いファイル名ですから、どのような目的でそのファイルを使うことになるかを明確にしないことには良い名前も決まりません。
自分がファイルを扱ったときに「こういう名前だと困るな」と言う経験も大事になります。つまり、自分が困った経験を改善するためには、どんなファイル名だったらよかったのかを考えるわけです。
とりあえずは、そんなところです。ご質問ありがとうございました。
* * *
◆結城浩に聞いてみよう
https://ask.hyuki.net20230627044836
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結城浩 / Hiroshi Yuki (hyuki@social.hyuki.net)'s status on Saturday, 24-Jun-2023 06:54:51 JST 結城浩 / Hiroshi Yuki :hyuki: 少しずつ書き進めるのだけど、そこまでを完成とする話についてまとまらないままあれこれ考えていました
たとえば、ブログ記事を書くことを考えてみましょう。自分が運営しているブログに記事を書くとしたら、自分で自由に締め切りを設定して、長さも好きなようにできますし、自分の満足がいくまで何度でも手を入れて修正することができます。それはそれで完成度を上げることができますけれど、いつまでたっても完成にならないという懸念もあります。
それに対して本のような形でまとめるとしたら、本を書くことに慣れてない人はなかなか書き始められないかもしれません。自分の完成イメージができるまでは書き始められないとするといつまでたってもできないわけですね。でもたとえば締め切りが厳しかったりすると、書き手の十分な満足がいかないまま完成となってしまう危険性もあるわけです。
つまり、文章を載せるメディアによって完成するまでの障害は様々異なることになります。
両方のいいとこ取りはできないのかなということを考えていました。結論から言うとまあできないんですけど。ただ、書き手の意識によって少し改善できるやり方があるかもしれないと思っていました。
それは、当たり前の話なんですけれど、少しずつ書くんだけれど、その都度「これが現時点での完成である」と考えるやり方です。
何を言ってるかというと、連載記事のようなものをイメージしています。連載記事は、その都度、その都度何らかの意味で完成しているわけです。そしてそれを連ねている全体もまた少しずつ進化しているといえます。それを意識するという話なんですけれど、全然伝わってる感じがしません。
冒頭に話したブログ記事の場合では、いつまでも手を入れ続けることで完成しないという話をしていました。先程言った連載記事の場合では、とにかくある時点で区切って完成とする(そして原則としてそれ以上手を入れない)というイメージを話しています。もっと身近な例で言えば、Twitterのように編集のできないSNSの投稿と考えてもいいですね。とにかく、投稿ボタンを押してしまえば、その時点での「完成」とみなす。
それから、本との対比で考えると、連載記事は全体が決まってから書き始めるのでもないし、不満足なまま完成とするのでもありません。とにかくどこからでもいいので1部分を書き始めて、その範囲では、それを完成とみなす。
そんなことを考えていましたが、なんとなく話しているうちに当たり前のことを言ってるような気がしてきました。単純に「分割して統治せよ」という話を回りくどく言っているだけのような気もしてきました。
もう少し考えてみたいですね。
もう少し具体的な話をすると、たとえばnoteでPDFを販売するとして、そのPDFを少しずつ進化させていくというやり方がありそうだなと思っていたのです。つまり1つのPDFを連載記事まとめのように使うという意味です。実際にそういうやり方をやってる人もいますね。まあもう少し考えを進めてみましょう。
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結城浩 / Hiroshi Yuki (hyuki@social.hyuki.net)'s status on Monday, 19-Jun-2023 17:45:46 JST 結城浩 / Hiroshi Yuki :hyuki: 今日の仕事の振り返り
午後の散歩に出かけました。
今日のお仕事の振り返りをしましょうか。
そういえば今は結構涼しくなってきましたね。昨日は暑かったけど。
今日はメルマガを書く1日でした。ちょっといつもとトーンが違っていて、一つ一つの読みものが少し長めですね。私としては、なかなかいい感じの記事になったと思います。
よく眠ることもそうなんですけれど、先日からいろんな人とズームで話していることがなんとなく良い影響を与えているような気がします。
なかなかそれは説明が難しいのですけれど、あえて一言で言うならば「自分なりに、丁寧にやって良いのだ」という感覚だと思います。そういう感覚が、どうして他の人とおしゃべりをすることから出てくるのか、私にはよく解りませんけれど、ある種の落ち着きなのかもしれませんし、何なんでしょうね。
メルマガの配信が終わってから、新しい本GRの第2章をガリガリと書いていました。全体として溢れそうな感じがするので、どういう風にコンパクトにしようかと考えつつ書いています。
そんなところですかね。いつも応援ありがとうございます。
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結城浩 / Hiroshi Yuki (hyuki@social.hyuki.net)'s status on Friday, 16-Jun-2023 06:35:44 JST 結城浩 / Hiroshi Yuki :hyuki: 公園を散歩/ミュートを活用
久しぶりに公園まで来ました。最近は梅雨で雨にぶつかることが多くて、朝の散歩に公園まで出てくることが難しかったのです。
この公園は大きな木が多いので、見上げるような視線で歩くことが多くなります。なかなかいいですね。昨晩、雨が降ったので、木の上には雨水がまだ溜まっていて、少し木が揺れると雨が降ってきます。木から離れていると雨が降らないのに、木の下に入ると時々雨が降ってくるみたいな変な感覚です。
いつものように仲良しの大きな木に挨拶をしてハグします。
* * *
最近はテレビをほとんど見ませんが、ずいぶん昔テレビを見ていたときには、突然流れるニュースの悲惨なシーンが気にかかったものでした。もちろん、そういった報道も大切ではありますけれど、必要以上に生々しい動画で繰り返し見る必要があるかというとあまりそうは思えません。
たとえばTwitterなどで、乱暴な言葉遣いを頻繁に行う人のツイートを見ることも似たようなものだと思います。1つ2つ見るくらいで大した悪影響がないと感じる人もいるかもしれませんけれど、それを継続的に毎日行うことが健康なことだとはあまり思えません。
私はそう思うので、積極的にミュートを活用しています。大体、自分が見たくないキーワードをミュートするだけで、不愉快なツイートは激減します。また、乱暴な言葉遣いをする人をミュートすることも有効です。
ミュートすることで特定の情報が手に入らないことはもちろんあると思いますが、それは仕方がないことだと割り切るようにしています。
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結城浩 / Hiroshi Yuki (hyuki@social.hyuki.net)'s status on Thursday, 08-Jun-2023 06:23:45 JST 結城浩 / Hiroshi Yuki NYCの大気がいますごいことになってるんですね…みなさまお大事に…
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結城浩 / Hiroshi Yuki (hyuki@social.hyuki.net)'s status on Thursday, 01-Jun-2023 18:54:01 JST 結城浩 / Hiroshi Yuki 何だかずっと一緒にいたみたいだねえ…という表現をときどき思い出します。
「何だかずっと一緒にいたみたいだねえ」というのは、いまは亡き母の言葉です。
結城は過去に自分が書いた文章をランダムにTwitterのタイムラインに流しているのですが、先日出てきたものがこれでした。
◆何だかずっと一緒にいたみたいだねえ(結城浩「日常のひとこま」) | mine
https://mine.place/page/5df05654-aae4-44ce-94d5-609dca35012e読み返してしみじみとした思いを抱くと共に、こういう気持ちは、そのときに文章の形で残しておいたから抱けるものだなあと改めて思いました。
よろしければお読みください。
* * *
文章は、本当に、その都度書かないといけないのですよ。気持ちはすぐに失われてしまう。写真では残せない。動画でも残せない。なぜなら気持ちは自分の心のうちにあるものだから。
写真にも、動画にも、自分の気持ちは映らない。ただ言葉だけが、自分の言葉だけが、自分の気持ちを残せるのです。
自分の気持ちは、自分が書き残さなければすぐに失われてしまいます。
もちろんすべてを残さなければいけないわけではありません。過ぎ去るのに任せるべき気持ちもあります。それはそう。その通り。まったくその通りです。
でも、大切な気持ちは、いまは絶対に忘れないと思っているほどの大切な気持ちでさえも、驚くほどに忘れてしまうし、失われてしまいます。
それを残せる人は現在の自分しかいない。
そんなふうに思います。
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結城浩 / Hiroshi Yuki (hyuki@social.hyuki.net)'s status on Saturday, 27-May-2023 08:06:05 JST 結城浩 / Hiroshi Yuki :hyuki: 関心の裾野を広げる話
関心の裾野を広げる話。
ある分野が盛り上がるか衰退していくかの鍵になるのは、広いユーザ層がいるかどうかじゃないかと思います。
そこからちょっと連想したんですけれど、1人の人間(たとえば自分)を考えた場合でも、裾野を広げるというのは大事じゃないかなと思いました。
たった1つのことに取り組んで、それを極めるというのはかっこよくて憧れますけど、そういうのじゃなくて、いろんなことを試しにやってみるというのは大事なことなんじゃないかと思います。
いろんなことをちょこっとやっているわけですから、その一つ一つはそれほど品質が高いものじゃないでしょうし、規模も小さいものになると思います。それでも自分で活動を継続していると、それなりの経験や蓄積が出てきて、自分でも「なかなかこれは面白いぞ」と感じることがあるものです。
プログラムを書いたり、ウェブサイトを作ったり、3Dモデリングをしたり、音楽をやったり、AIで画像生成したり、文章を書いたり、古典文学を現代語に翻訳したり、などなど。現在の私の本業は本を書くことですけれど、それ以外に細かい活動をあれこれとやっています。それは意外と自分にとって大事なんだろうなと改めて思っているところです。
何か成果物を残す活動していると、つい、「これでお金は取れないな」や「自分がこんなことをちょこっとやってもたいしたことないな」と考えがちなんですけれど、その考え自体はあまり良くないと思っています。
自分の活動の成果物を自分なりに評価することは大事だと思います。ただし、その評価というのは、なんというか、自分なりの評価でいいんじゃないかと思うんです。特に、本業以外の活動においてはそうです。
その細かい活動というのは、いわば裾野を広げる作業であって、それ自体で勝負をかけているわけじゃないからです。裾野を広げると言っても良いですし、種まきをしているといってもいいですね。種をまいている段階で、「この種子では良い果物ができないな」と判断するのは早すぎるでしょう。
それから、一つ一つの活動の成果物からは見えてこないものであったとしても、自分のたくさんの細かい活動を俯瞰して見たときに、思いがけない発見をしたりすることがあります。
つまり、この世に存在する無数の活動の中で、自分が「これをやってみたら面白いかもしれない」と感じるものというのは、何らかの意味で、自分自身の好みや性格やそういうものを反映していると言えるからです。
それはときには「自分のいつものパターン」と揶揄したくなるときもありますけれど、「なるほど。私はやはりこういうことが好きなんだな」というのは、どこかほっとするものがあります。それは、変な言い方かもしれませんが、自分の存在というものを再確認しているように感じるからです。
それから、様々な方面で細かい活動をしていると、その成果物や経験が組み合わされて、新しいものにつながっていく場合もあります。
たとえば、midjourney で生成した画像と、自分の文章を組み合わせたり、音楽と組み合わせたり、そういうことです。
関心の裾野を広げる。様々な種類の活動を行う。継続することで経験を積む。自分なりの評価を行うことで、多くの活動を通して、自分自身を知る。複数の成果物を組み合わせて、新しいものを作る。
よく晴れた朝、森の中を散歩しながらそんなことを考えていました。
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結城浩 / Hiroshi Yuki (hyuki@social.hyuki.net)'s status on Thursday, 18-May-2023 07:21:28 JST 結城浩 / Hiroshi Yuki :hyuki: 最近のマイブームはお風呂です
最近のマイブームはお風呂ですね。
朝早く起きて、早朝活動を始める前にお風呂に入ったり、お昼寝をした後に、午後の活動をする前にお風呂に入ったりします。
気分がすっきりするのもそうですけれど、血行が良くなって、頭の巡りが良くなるのも嬉しいことです。
コーヒーで目が覚めていろんなアイディアが浮かぶのにかなり近い効果がお風呂にはあるみたいですね。
お風呂の中で、新しいアイディアが浮かんだり、今書いている文章の続きを思いつくこともよくあります。こういうときには、お風呂の中にメモ用紙が欲しくなりますね。そういうメモ帳があったりするのかな。きっとありそうですね。
お風呂の中には、資料を持ち込めないので、いや持ち込めるんですけど、持ち込まないようにしているので、何もないところから「そもそも」として考えを進めるのも良い効果があります。
机に向かっていると、どうしても目の前のことや、直近のことだけに気持ちが集中してしまうために、「そもそも」のような根源的なあるいは、俯瞰的な考えを進めるのが難しいことがあります。
その点、お風呂では「そもそも」という考えを進めやすくなります。
それは、こうやって散歩しながら話しているときと少し似ているかもしれませんね。
そのような根源的な考えの他にも、お風呂には「自分が本当に理解していること」を確かめる効果もあります。
先ほども話したように、お風呂には資料を持ち込まないようにしていますので、全て自分の頭から取り出さなくてはいけません。お風呂の中で何も見ないで、自分の頭の中から様々な概念や主張を取り出すことができるかどうか。それは自分がその概念や主張を理解しているかどうか、あるいは覚えているかどうかの良い試金石になるといえます。
ですから、私はしばしば、お風呂の中で今考えていることを声に出して説明してみることがあります。説明できるならば、そのことを私はよく理解している。説明できなかったり、できるにしてもモタモタしてしまうならば、あまりよく理解していないと言えるからです。
そういう、お風呂のひとときは、とても楽しい時間ですね。
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結城浩 / Hiroshi Yuki (hyuki@social.hyuki.net)'s status on Wednesday, 17-May-2023 08:35:21 JST 結城浩 / Hiroshi Yuki :hyuki: こまめに席を立って家事をする/作業ログに書いていること
できるだけ、座りっぱなしにならないように工夫をしています。私が原稿を書くときには、テキストを書いて、それをコンパイルして、ウェブページやPDFをつくります。少し書いてはコンパイルをするというイメージです。大抵、そのたびごとに席を立って歩きまわるようにしています。
一時期、スタンディングデスクを使っていたんですが、あまり定着はしませんでした。定着しなかった理由は、多分、気分転換がしにくいからだと思います。
コンパイルのたびに席を立って家の中を歩きまわるのですが、その都度ちょっとずつ家事をするように心がけています。
家事といっても、大したことはなくて、クイックルワイパーをかけたり、コップを洗ったり、ゴミを回収したりとそういう細かい家事ですね。
一つ一つのちょっとした家事は、5分程度で終わるようなものばかりです。10分以上かかるような家事は、複数回に分けて作業するようにしています。
これはとても良い習慣だと思っています。というのは、仕事の気分転換になりますし、また、家事の結果がはっきりと目に見えて分かり、気分が良いからです。
気分転換は思ったよりも有効です。ずっと同じ姿勢で考えていると、発想が固まってしまい、広がりが小さく狭くなってしまうように思います。ちょっとした気分転換を挟むと、文章のテンポも良くなり、また新たな発想がやってくることが多いですね。
それからまた、気分転換の後は、少し前に書いた部分を読み返しますから、その良い効果もありますね。少しずつ、少しずつ、読み返しながら前に進んでいくと、比較的整った文章が出来上がっていくからです。
もちろん、席を立つのも惜しくなるほど続けて書きたくなる場合もあります。そういうときには無理をせず、続けて書いています。そもそも、そういうときには、席を立って気分転換をしようという気持ちにはなりません。言い換えると、自然に過ごしていれば、ちょうど良いタイミングで気分転換ができるといえます。
気分転換のところで、SNSを見に行くのは場合によりけりですね。良い気分転換になることもありますし、必要以上に時間を使ってしまう場合もあります。その辺は、状況次第というところでしょうか。注意が必要なのはその通りですね。
「結城浩の作業ログ」では、自分がどんな作業をしているかを簡単に書いて、その作業にかかった時間を記録するようにしています。時間の記録は、以前は1分単位で書いていたのですが、それは意味がないことがわかったので、現在は0.5時間つまり30分単位で記録するようにしています。
1日の終わりに、作業ログの切り替えを行います。そのタイミングで1日の作業をざっと振り返り、その1日で行った作業が何時間あったのかを把握するようにしています。大体3.5時間から8時間位の幅があります。
あまり作業ができなかったなと思っていても、意外に時間を使っていたりします。あるいは逆のことももちろんあります。
それから、アイコンの形で何の作業したかのおおざっぱな分類も振り返るようにしています。アイコンにしているので、いろんなアイコンが並ぶようならば、多種類の仕事をしたんだなということがわかりますし、同じアイコンがずらっと並んでいたら、今日はずっとこれをやっていたんだなと一目でわかります。
作業しているのも、フィードバックを行う相手も、私自身ですから、それほど細かい統計などをとっているわけではありません。それよりは、むしろ、自分自身の普段の状態を把握するという役目の方が大きいですね。つまり、それは、体温に例えるならば、自分の「平熱」を知るようなものです。
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結城浩 / Hiroshi Yuki (hyuki@social.hyuki.net)'s status on Tuesday, 16-May-2023 16:16:00 JST 結城浩 / Hiroshi Yuki :hyuki: 自分の作業をちょっと便利にする小さなツールを作る話
自分の日々の作業でツールを作るというのは良いことです。
それはもちろん、自動化、あるいは半自動化することによって、時間を短縮できるという意味で良いわけです。
でもそれだけではありません。
ツールを作ることによって、自分自身の作業が定型化されるというメリットがあります。
それは、使う資料が決まることであったり、ファイルを置く場所が決まることであったり、いくつかある作業の順番が定まることだったりします。
言い換えるならば、今まで「行き当たりばったり」や「その場での思いつき」でやっていたことを、一つ一つ決めて、定まったルートに乗せるということになります。
そして、ほんのちょっとしたツールを作ることがきっかけになって、さらに大きな自動化につながることもよくあります。ですから、最初からすべてを自動化しようとするのではなくて、自分が繰り返しやっていることを発見して、そこをほんのちょっとだけツールで便利にする(定型化する)ように心がけるのはとても良いことです。
最初から全自動のシステムを作ろうとすると、時間がかかったり、あるいはワークフロー自体に無理がかかったりすることにもなりかねません。
別の言い方をするならば、ちょっとしたツールを作るのは、自分自身の「業務分析」を兼ねているとも言えますね。自分でやっている仕事でありながら、意外にどういう流れで作業しているのかを意識していないことがよくあります。でも、ツールを作るためには、その1部分であっても明確化する必要があります。でないとプログラムに落とせませんからね。
プログラムを書くことによって、自分の作業が明確化され、意識化され、そして自動化につなげていけるということになります。
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結城浩 / Hiroshi Yuki (hyuki@social.hyuki.net)'s status on Saturday, 13-May-2023 08:33:06 JST 結城浩 / Hiroshi Yuki :hyuki: 正直ベースの進捗報告
今日は土曜日なので、「展望台」に登っていました。プロジェクトを巡回パトロールして、これからの自分の活動の方向性を俯瞰するのが私の「展望台」というメタファーです。
以前は月に一回だったのですが、最近は毎週「展望台」に上るようにしています。
プロジェクトを巡回していて気付いたのですが、きちんとした進捗があるのは、誰か他の人と関わりがあるプロジェクトが多いですね。
これは当然と言えば当然のことです。他の人が関わっているものは、サボるわけにはいかないので、何かしらの進捗を生んでいるわけですね。
ここからわかるのは、自分の停滞している作業の進捗を出したいならば、誰か他の人を巻き込むと効果的だということです。他の人に仕事をさせるのではなくて(それでもいいですけど)、単純に定期的な報告を上げるだけでも効果的だと思います。
ただし、物理的に自分のキャパがオーバーしているときには、これをやると逆効果の可能性もありますね。正直ベースで自分の進捗を報告できる環境ならば効果的なんですが、自分のキャパがオーバーしていて、しかも正直ベースで報告できない環境の場合には、進捗報告の二重帳簿のような状態が生じてしまいます。そうなると、もう進捗報告の意味はなくなってしまいます。
若いときに、このことに気がついていたらなあと思わないではありません。
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結城浩 / Hiroshi Yuki (hyuki@social.hyuki.net)'s status on Thursday, 11-May-2023 21:23:42 JST 結城浩 / Hiroshi Yuki あくまで私の話になりますが、紙の本の整理は諦めました。スペースがいくらあっても足りないからです。なので、電子で買うか、紙で買ってスキャンしてしまうかといずれかになります。
私が日々読んでいる本も、まさに「すべては読まないけれど、いつか一部分でも使うかも」という本がとても多く、紙で持っていてはキリがないのです。
スキャンしてPDFにした本は、自作のWebアプリ「シェルフ」で管理しています。と言っても、PDFの一覧を複数個保持して、そこからPDFへのリンク集になっている程度ですが。
仕事に関する読書では、LogseqからPDFにリンクをはったり、読みながらスクショ撮ってLogseqに張り込んだりして、「複数の本をベースに、自分の現在の仕事向けの参考書」を編むような形で読書をしています。
* * *
◆結城浩に聞いてみよう
https://ask.hyuki.net20230511174455
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結城浩 / Hiroshi Yuki (hyuki@social.hyuki.net)'s status on Wednesday, 10-May-2023 06:06:10 JST 結城浩 / Hiroshi Yuki 一般にマストドンでは「フォロワーのみ閲覧」にしたときの投稿をハッシュタグで検索することってできないですよね? #fedibird
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結城浩 / Hiroshi Yuki (hyuki@social.hyuki.net)'s status on Wednesday, 03-May-2023 10:30:20 JST 結城浩 / Hiroshi Yuki @gorn
MastodonはRSSで、TwitterはIFTTTで、ブルースカイは外部サービスを使ってRSSに変換です。In conversation from social.hyuki.net permalink