5回シリーズ。全部観てしまった……。面白かった……。
100年ずっと嫌われている「させていただく」。今も使われるのはなぜ?#237
https://www.youtube.com/watch?v=Y-g5cxcjsU4&si=0Gl_lnQWSiyB7U0c
5回シリーズ。全部観てしまった……。面白かった……。
100年ずっと嫌われている「させていただく」。今も使われるのはなぜ?#237
https://www.youtube.com/watch?v=Y-g5cxcjsU4&si=0Gl_lnQWSiyB7U0c
「構造は変えられるものだ」と思っていない。「資本主義」を所与のものとして、「この世の中は資本主義なのだから、そのなかでうまくやらないと」と、批判的思考が働かない。あるべき姿は「臣民」。そのなかで社会を「ハック」していきながら、「市場主義」で、それと別の倫理で動いている福祉や介護、保育、教育、家事、育児などのケアワークには冷淡。
中途半端に近代化して、中途半端にポストモダンを経て、新自由主義にどっぷり浸かり、俗流リバタリアンに染まった現代の大衆は、江戸の大衆とよく似ています……。
私は仕事柄、江戸時代の川柳もいろいろ読むのですが、大衆の不満というのはあまり変わってない。税を取っていく政府が憎く、権威・権力や女性や弱者をおちょくって、ガス抜きをしている。
江戸川柳を知っていると、「今も昔も大衆というのはそう変わらんな」と思います……。
「生産性の向上や職場環境の整備などに取り組む事業者が、利用者・職員に選ばれていくことが重要」とか言ってるけれど、「生産性抜群です!初任給月14万円!」とかで職員に選ばれるわけねーだろ!と。生きていけんわ!
「選ばれることが重要」って、選ぶ方が主体なのにね。選ばれるには、選ばられるだけの条件を出さないといけない。何を間抜けなことを言っているのか。
「介護保険」なんかなくして、「市場」に任せたら?金持ちしか「介護」を受けられない世界。「それは嫌だ!誰でも介護が受けられるのがいい!介護報酬は引き下げたい!それでも介護士になってよ!」って、身勝手の極致。
介護業があるから介護離職が減り、「生産性」なるものを上げているのに、この蔑視。「家族の介護をプロに任せられるから、仕事を続けられる」という意見が聞こえないのだろうか……。介護業を潰せば、「現役世代」が立ち行かなくなるんだよね……。
「介護」は「現役」が終わったあとも人間の尊厳を保つための仕事でもある。
「現役」が終わったら、人間は捨てていいという認識なのでは、資本主義日本……。
「介護分野にばかり人材が集中する」みたいな発想に「介護は誰でもできる」という蔑視を感じる。本当は適性があるし、続けるのは本当に忍耐がいるのに。しかも、いまや稀少。
「生産性の向上」って一人の介護士に3人以上持たせるみたいな話で、要は「質を落とせ」と言っているんだよね。介護の質が落とされた事業所に利用者が行きたいと思う?
もう、いっそ、「市場」に任せたら?
〈「今後の生産年齢人口の減少を踏まえれば、介護分野にばかり人材が集中するのは適切でない」と指摘。「処遇改善のみで新たな人材を求めるのではなく、既存の人材を大切にしながら、生産性の向上や職場環境の整備などに取り組む事業者が、利用者・職員に選ばれていくことが重要」と意見した。〉
財務省、介護職の賃上げに難色 処遇改善より“選ばれる職場”を強調 財政審 | 介護ニュースJoint
https://www.joint-kaigo.com/articles/37420/
介護業はストライキすると、マジで人が死ぬ。みんな良心があるからストライキできないんだよ。
それをいいことに、「賃上げなしな!嫌なら辞めろ!」と言う。で、「人員不足!困った困ったこまどり姉妹」って、何ゆーとんねんボケナスが!と思いますね。
いやしくも医者ともあろう人間が「親だから、親戚だからと責任を閉じて考える必要はない。社会で支え合おう」となぜ言えない。
そして「重度障害児」の人権はどこへ?
一応、つなげておきます。
反吐が出るぜ!
上松正和
〈多くの意見はあるだろうけど、重度の障害を持って生まれた子の安楽死が認められる社会である方が良いと思う。
「産んだのだから死ぬまで責任を持てよ」と両親に責任を負わせ続ける社会は、余りにも当事者達に無慈悲過ぎる。両親が育てるのだと決めたら全力応援するのは前提で。両親の人権も大事。〉
https://x.com/Uematsu1987/status/1921217731560419796?t=5CyHxGloaiVJoc-a8nBoFg&s=19
「介護が大変?なら、殺させてあげましょう!」というの、誰も幸せにならないよね……。
「安楽死」という言葉は「安らかなら……」みたいなイメージをもたせるが、本人の意思も確認せず死に至らしめるのは「殺処分」であり「殺人」です。「本人の意思」だって、状況が変われば変わるかもしれない。
「安楽死」という名の殺処分を望む人に「実現可能な法整備」をするのではなく、そう望む必要のない手厚いケア、福祉を法整備することが必要なのです。財源?万博だのオリンピックだの祝賀資本主義をやめたらできるのでは?
例えばさ、「社会」のなかから「役立たず」を一割殺処分したとする。しばらくしたら、また一割、その後も一割……。そうなると、いずれ必ず自分の番が来るよね。「役立たず」の理由が、「ときの権力者に気に入られなかった」くらいで、殺処分されるとしたら、どう?
そうでなくても「生存権」は皆にあって、侵されてはならない権利。なのだけれど、それがわからない人は、まず自分ごととして考えてみるのがいいかもしれません……。
「国会で質問されないよう廃棄」 森友文書の欠落、財務省が説明:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/AST5934J6T59PTIL00JM.html
障害者が働けば「困った人」などと蔑まれ、障害年金を申請したら不支給になる。なんやねん、この社会。
「選択的夫婦別姓」反対派の人の心情って、竹田恒泰のようなものだよね。妄想がキモいし、The家父長制!という支配欲に満ちている。
竹田恒泰
〈「初めて夫の姓で呼ばれ、『私は結婚したのか』と思い、頬を赤らめる」
こういうのが幸せな結婚というのだと思う。夫の姓を名乗りたくないと言っている人に限って不幸せに見えるのは気のせいだろうか。〉
https://x.com/takenoma/status/677289258068000768?t=jkgmgica6TFp7pmAyvPONA&s=09
宇多田ヒカルの新曲に「宇多田、お前は関係ないだろ!」と言っている人、お前等こそ関係ないやろ!と思う。「選択的夫婦別姓」は「選択的」なのだから、両者で合意するのであれば「夫婦同姓」だって構わないんだよね。「別姓」を選びたい人達だけが選べるようになるだけ。
「パートナーが別姓にしたいって言うのが嫌!」って、単純にわがままなんだから、普通に話し合えよ、としか……。結婚するなら、事前にお互いの希望を出し合って話し合おうよ。その一環の話でしょ。不平等な制度で相手を巻き取ろうとするの、不誠実だよ。
翻って、宇多田はノンバイナリーだけれど、AFABだから、もしまた日本で結婚するとなると、現状では自分が姓を変えなければならない圧が強い。よっぽど関係あるわ!
宇多田ヒカルの新曲、歌詞をちゃんと読めば「個人の感慨」がメインだとわかるのに、「気に入らなければスルーしろ!見るな!聴くな!」の「表自戦士」の人まで「政治の押し付けだ!!」と吹き上がっているのは、意味がわからんというか、まあ、いつもの光景ですね……。
「選択的夫婦別姓」に反対するのは「強制的夫婦同姓」派の人達です。平たく言えば、主に女性ロールが人に改姓すべきという男性中心主義の家父長制支持の旧弊な構造にしがみつきたい人達です。
宇多田ヒカル Mine or Yours 歌詞 - 歌ネット
https://www.uta-net.com/song/372692/
トマト缶も酸味を飛ばし過ぎないのが好き……。なので、最後の方で入れてサッと温める程度にする。煮詰めすぎないのが好き……。
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