鈴木さん、信頼したい。影響力ある人がこんなふうに語ってくれること、心強く思う
"――鈴木さんは演じる役の幅が本当に広いと思います。さまざまなタイプの作品に出ながら、常に意識していることというのはありますか?
すべての作品で意識しているというわけではないですが、それでもやっぱり台本や演出に差別的な表現があると思ったときは、最近は勇気を持って「表現を変えてほしい」と言うようにしています。エンターテインメントが社会の意識に与える影響に対して責任を持ってやっていかないと、この業界に未来はないんじゃないかと思っていて。
うぬぼれかもしれないですが、僕たちがやっている仕事は良くも悪くも社会に影響を与えると思っているし、そう信じたい。だから、それを窮屈だと思う人がいることもわかるし、表現の自由は守られなければいけないけれど、もし誰かを生きづらくさせるような表現があったとき、そうでない方法で表現できる手段があるならば僕はそちらを選びたいと思っています。"
鈴木亮平「エンターテインメントが社会に与える影響に対して、責任を持ってやっていきたい」|朝日新聞デジタルマガジン&M
https://www.asahi.com/and/article/20230203/423519700/