トランスのみんな、ほんとにしんどいし辛い時期だと思いますが、死なないでほしい。間違っていることが間違っていると判決されただけだから。これまでもこれからも、たくさんの人生のハードルがあると思うけれど、そのなかのハードルがひとつなくなっただけ。内外性器の手術を受けたい人は、法の要求なんて関係なく、これからも受けたらいい、それだけです。ただ、もう特例法の要件を満たすためだけに必死に働いて手術をする必要はない。ほんとに喜びたい。
Notices by 高井ゆと里 (yutoritakai@mstdn.jp), page 2
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高井ゆと里 (yutoritakai@mstdn.jp)'s status on Wednesday, 25-Oct-2023 16:42:50 JST 高井ゆと里 -
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高井ゆと里 (yutoritakai@mstdn.jp)'s status on Thursday, 12-Oct-2023 21:51:18 JST 高井ゆと里 言いづらいことではあるけれど、MtFの人たちにありがちな感覚で特例法の「手術要件」について語るのはやめにすべき。MtFとFtMではそもそも要件クリアのために必要な手続きは違っているけれど、なかでも不妊化要件(4号)については、MtF の人たちが結果として不妊化を伴う医療的措置(SRS)を希望する割合が低くないのに対して、FtMの人たちには純粋に要件を満たすためだけに子宮や卵巣の摘出を強いられている人たちが少なくないわけで、MtF的な感覚のみに基づいて「手術要件に賛成するか、反対するか」みたいな問いを立てても仕方ないです。そもそも「手術要件」という、4号(不妊化/生殖不能)要件を指しているのか5号(外観)要件を指しているのか分からない言葉自体が、MtF的な状況をベースにしているわけで(FtMには現在5号要件はほぼ関係がない)、このあたりもいい加減きちんと法律が戸籍変更のための「交換条件」としてなにを一律に要求しているのか、そしてその要求がどのような発想に由来しているんか、あるていど以上の解像度で考えられる環境を作りたいです。
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高井ゆと里 (yutoritakai@mstdn.jp)'s status on Saturday, 07-Oct-2023 00:28:36 JST 高井ゆと里 今年中に、性同一性障害特例法の不妊化要件(およびもしかすると外観要件)について、合憲・違憲の判断が最高裁で下ります。判決はどうあれ、SNSをふくめメディアの環境が、かつてないほどトランスジェンダーの人たちにとって敵対的になることは確実です。判決次第では、LGBT理解増進法をめぐる地獄の状況を上回る惨状になる可能性があります。トランスの人たちは、どうか自分の身を守ってください。タイムラインを繰る手を休めて、嵐の時間をやり過ごして欲しいです。死なないでほしい。たほうで、トランスのアライでありたいとする人たちにも、お願いです。どうか私たちと一緒に立っていてください。わたしは一歩たりとも動きませんから、不安になったら、頼ってください。一歩もここから動きませんから、道に迷ったと感じたら、他のいろいろな情報源とともに、わたしの名前も探して見に来てください。
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高井ゆと里 (yutoritakai@mstdn.jp)'s status on Tuesday, 03-Oct-2023 22:25:44 JST 高井ゆと里 こちらに報告し忘れていました。
雑誌 SPUR にて『トランスジェンダー入門』の著者としてインタビューを受けました。2時間くらいの話の中から、大切なテーマを絞って記事にしてくださいました。トランスジェンダーのことについて、あまり親しみがないと感じている方にも、読みやすいものになっているかなと思います。
https://spur.hpplus.jp/sdgs/dearearth/2023-09-28-ZUIh9A/?utm_campaign=ift.spur_magazine.twitter&utm_source=twitter&utm_medium=social -
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高井ゆと里 (yutoritakai@mstdn.jp)'s status on Thursday, 28-Sep-2023 18:46:48 JST 高井ゆと里 RT。これはすごく怖い誤解。すぐそばにトランスジェンダーとしての来歴をもつ女性がいたからこそ、彼女たちをわざわざ(ラディカルフェミニズムを支えている理屈の一部を極端に引き延ばすことによって)排除しようとするフェミニストが生まれたわけなので、最初から排除がデフォルトだったのなら、あれほどまでに「トランスセクシュアル問題」が表面化して記録にも残るようなことはない。そしていつも忘れられがちだけれど、清水さんがつねに想起を促し続けてくださっているのが、フェミニズムの歴史をともに作ってきた(現在でいう)トランス男性やトランスマスキュリンたちの存在。ラディカルフェミニズムの核心部分にある発想が、いくつかの不適当な推論ステップを踏むことでと一瞬でトランス排除に転用できるというのは、それはそれで事実だし、だからこそその誤った推論ステップのどこかどのように誤っている(誤っていた)のかについては、丁寧に考える価値があるのだけれど、でもわたしは、第二派フェミニズム(含ラディカルフェミニズム)の歴史のなかに確かにいたトランスの/トランスな先輩たちの存在を抹消したくない。
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高井ゆと里 (yutoritakai@mstdn.jp)'s status on Wednesday, 27-Sep-2023 02:45:42 JST 高井ゆと里 2つ目)これは生殖の権利を侵害する要件であり、リプロダクティブ・ヘルス&ライツの問題である。そして、より広く、国家による生殖の管理という問題の一側面である。誰が子どもを産んでよく、あるいは誰が子どもを産むべきであり、誰が子どもを産むべきでないか。人々のあいだに線引きを行い、国家がさまざまな仕方で生殖に介入すること、そしてときには、こうして不妊化を強いるといったことは、歴史的に様々な集団に対して、様々なかたちで行われてきた。特例法の不妊化要件にもっとも近い発想は、優生保護法に見られるもの。その法律によって、認知機能に障害のある人や統合失調症の人、貧しい人や、ろうの人たちが、不妊化のターゲットにされた。そして生殖の権利・生殖の自律の侵害という意味では、刑法堕胎罪や、中絶がその堕胎罪の例外となるための基底としての配偶者同意要件なども同じである。だからこれは、トランスジェンダーという特殊なマイノリティの困りごとを解決するため、ではない。これは性と生殖の健康と権利を守り、国家による生殖の管理からの解放を目指す全ての人の闘いの一部である。その視野をもってこの問題を考えて欲しい。
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高井ゆと里 (yutoritakai@mstdn.jp)'s status on Wednesday, 27-Sep-2023 02:45:42 JST 高井ゆと里 1つ目)あなたたちは今日の会見を「マイノリティの人たちが法律を変えてほしいと訴えました」と報道をするだろうが、それは考え方の基本を間違えている。トランスの人たちに、法律を変えてほしい理由を説明させるな。そうではなく、考えるべきは、この社会がこの不妊化要件を法律に存置させることの理由ないし正当性である。社会が混乱するから、などと抽象的な理由を挙げて、不妊化要件の正当化は図られるが、ではその正当化理由は、トランスの人たちから生殖能力を奪い、生殖の権利や身体的統合性への権利、私生活を営む権利(家族を形成する権利)、受けたくない医療措置を受けない権利、不妊化を伴う性別適合手術を受けるにあたっての真正な同意を与える環境を守られる権利よりも優越するのか。それを考えて報道して欲しい。これらの権利を踏みにじるだけの正当化理由を、この法を維持することで得られるとされる利益が優越的に与えることができるかが、いま問われている。そのことを忘れないように、報道の仕方を考えて欲しい。
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高井ゆと里 (yutoritakai@mstdn.jp)'s status on Wednesday, 27-Sep-2023 02:45:42 JST 高井ゆと里 不妊化要件(手術要件)に関する最高裁の意見聴取を前に行われたLGBT法連合会の記者会見に出てました。
東京新聞)https://www.tokyo-np.co.jp/article/279862
時事通信)https://sp.m.jiji.com/article/show/3057174
NHK)https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230926/k10014207021000.html
朝日新聞)https://digital.asahi.com/articles/ASR9V6HPMR9VUTIL00W.htmlわたしはトランスジェンダーの性別承認法における不妊化要件についての研究をしている倫理学者としての登壇でしたが、詳細は論文に書いたので、今日はその場にいる記者さんたちに向けて、3つの話をしました。ただしこれは、法連合会の見解ではなくわたしの見解です。(続く)
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高井ゆと里 (yutoritakai@mstdn.jp)'s status on Wednesday, 27-Sep-2023 02:45:41 JST 高井ゆと里 3つ目)報道するなら真面目に報道しろ。トランスジェンダーの性別承認法の緩和・改正という主題に対しては「気軽な性別変更が増える」だの「女性を偽る男性がトイレに」だの、訳のわからない反対論を口にする人がいる。政治家にもいる。自分のIDの性別がある日書き変わったと想像してみたらいい。女性や男性として生きているのに、IDにそれと異なる性別が表記されていたら?その状態で就活、受験、就労、結婚…してみたらいい。どれだけ面倒なことになるか。それが、少なくないトランスの人たちが置かれている現実。その困難が理解できないから「気軽な性別変更」などと口にするのだろう。また性別承認法をめぐってトイレがどうのこうのと無関係なことを言う人たちの、合理性のかけらもない主張を、わざわざこの話題を報じるときに付記するな。トランスジェンダーの生活、命、権利の問題を報じるときに、差別的思想を前提とした無関係のヘイト言説を付記するな。報じるなら真面目に報道しろ。「対立する意見」の合理性を精査することなく、両論併記のような言い訳をしながら差別的偏見の上塗りに荷担するな。真面目に報道できないならメディアとしての存在意義などない。
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高井ゆと里 (yutoritakai@mstdn.jp)'s status on Monday, 25-Sep-2023 21:04:41 JST 高井ゆと里 東京新聞のこちらの記事(言わずもがな奥野記者)とても良かった。こういう記事を書ける人が、大きなメディアにはもっと育ってほしい。最後まで、かならず読んで欲しい記事です。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/279144/1In conversation from mstdn.jp permalink Attachments
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高井ゆと里 (yutoritakai@mstdn.jp)'s status on Saturday, 23-Sep-2023 19:41:10 JST 高井ゆと里 最近では「男女平等」ではなく「ジェンダー平等」って言うらしい。LGBTの人たちがいるから「男女平等」じゃ駄目なんだって。女性差別はまだなくなっていないのに。
……みたいな物言いが、ここ数年ごく一部のフェミニストのあいだで繰り返し用いられていて、LGBTQ+の人々に対する敵意の正当化や、憎悪の扇動に使われているのだけど、なんというかほんとに、拙いし、汚い。性差別がなくならないことへの責任をLGBTQの人々に転化する物言いであり、LGBTQの権利回復のための運動を性差別の解消に対立するものとして配置するレトリックであり、実際にはシスヘテロ女性が現在の社会で享受している様々な特権を不可視化する欺瞞。In conversation from mstdn.jp permalink -
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高井ゆと里 (yutoritakai@mstdn.jp)'s status on Friday, 22-Sep-2023 23:01:14 JST 高井ゆと里 『週刊読書人』(0922)に『トランスジェンダー入門』の書評が掲載されています。評者は森山至貴さん。タイトルは「誠実に読むことから始める:この門のそばに立ち止まらないために」です。私たちの「入門」書をどのように読むかは、言うまでもなく読者次第です。森山さんの書評は、入門書を待望していた読者としての自分と、「入門」で終わらせることのできるご自身の立場、そしてこの「入門」書を「入門」書で終わらせないための責任にまで言及してくださっています。ありがたいことです。
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高井ゆと里 (yutoritakai@mstdn.jp)'s status on Friday, 22-Sep-2023 05:43:22 JST 高井ゆと里 社会運動をやっていた人が疲弊してバーンアウトする、というのはよく聞くことがあって、もちろんそういうことはあるのだろう。ただわたしには、社会的なことについて考えるために自分の時間を奪われ過ぎた結果、個人的なことをあるていど個人的なところから考え起こすことができなくなってしまうことへの揺り戻しにも見える。個人的なことは政治的なことで、でもだからこそ、政治的なことを政治的なこととしてのみ語っていれば、自分をその政治へと向かわせた「個人的なこと」は抹消・消去され、その政治を語るのは「私」でなくてもよくなってしまう。それは、運動の出発点が失われるということでもある。だからきっと、個人的なことに個人的なこととして立ち返る時間が、同時に必要なんだろう。残念ながら、いまのわたしは「誰がやってもいいけれどわたし以外にすぐにやってくれる人がいなさそうだからわたしがやるしかなくなっている仕事」ばかりしている。もちろん、ひとつひとつの仕事は大切にしたいのだけれど。
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高井ゆと里 (yutoritakai@mstdn.jp)'s status on Friday, 22-Sep-2023 00:59:53 JST 高井ゆと里 FIFTYS PROJECTさんの連続講座にお声かけ頂き、講師としてお話しすることになりました。初回から順に、清水晶子さん、斉藤正美さん、瀬山紀子さん…と、貴重な学びの時間が約束されたラインナップです。
今春の統一地方選挙では
FIFTYS PROJECTさんに参加する29名の立候補者のうち24名が当選しており、わたしは新聞でその活動を存じ上げていました。そのFIFTYS PROJECTさんによる、ジェンダー平等を学ぶための基礎講座で、この濃密なラインナップに、トランスジェンダーに関する枠が設けられていることの意味を、つまり昨今の政治領域におけるトランスジェンダー排除の危険な機運の深刻さを、知ってほしいと思います。シス男性が(ほぼ全員がそう)それ以外の人たちを排除する政治の世界、もうやめにしましょう。
https://fiftysproject2023.peatix.com/In conversation from mstdn.jp permalink Attachments
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高井ゆと里 (yutoritakai@mstdn.jp)'s status on Saturday, 16-Sep-2023 02:02:03 JST 高井ゆと里 やりたい話が何一つできていないのが辛い。異性愛規範が個人のシス的なジェンダー化の作用に埋め込まれていて、なおかつ生殖規範の中核をなす以上、異性愛規範との闘いはトランスの政治に不可欠だとか、そういう話もっとしたい。人間を男女に序列化しつつ片方の性別集団を抑圧された地位に置く以上、性別二元主義は家父長制の根幹にあるフェミニズムにとっての打倒対象であるはずで、ノンバイナリーの政治はそこから学ぶことが一杯あるとか、そういう話したい。一刻も早くいま書いている共著も終わらせて、お互い好きなことをしたい。
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高井ゆと里 (yutoritakai@mstdn.jp)'s status on Tuesday, 05-Sep-2023 00:57:43 JST 高井ゆと里 今週金曜日(9/8)は、『トランスジェンダー入門』刊行記念イベントの5つ目は、wezzyさんにて「トランスヘイト言説を振り返る」です。能川元一さん、堀あきこさん、松岡宗嗣さんと4人で分担・協力しつつ、フェミニストから右翼、政治家まで、日本のトランスヘイトがどのような広がりをもち、どのように関連しあっているかについて話します。わたしは普段、ヘイト言説そのものについては話すことをしていません。しかし、今回だけは別です。
下記リンク先に、わたしからの開催趣旨文があります。当日は、トランスジェンダーについての「素朴な疑問」がヘイト言説として機能するのはなぜか、そして、そうした憎悪扇動に使われる「素朴な疑問」にはどのように応答すべきかについて、わたしから報告します。いつも以上に本気のイベントです。
https://wezz-y.com/archives/95718In conversation from mstdn.jp permalink Attachments
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高井ゆと里 (yutoritakai@mstdn.jp)'s status on Sunday, 03-Sep-2023 10:53:01 JST 高井ゆと里 今日の東京新聞の女子大とトランスジェンダーの記事、相変わらず奥野さん(たち)の丁寧かつ熱量ある取材がベースになっていてよかったです。
他方で、これは当該記事に対する意見ではなく、より一般的なこととして、「○○女子大学が女性を自認する学生を受け入れ」というような表現は、もういい加減マスコミで使うべきでないと思います。理由はいくつもあります。例えば…
・理由1)「自認する性別」という概念は、トランスの人たちにしか適用されない謎概念である。
・理由2)「自認する性別」という言葉を使うことで、トランスの人たちの生活実態が適切に伝わることはおそらくなく、むしろ誤った印象を受け手に与えている。
・理由3)女子大サイドの決定は「入学条件から戸籍の表記が「女」でなければならないという条件を外す」という角度から理解されるべきもの。
・理由4)女子大を受験するトランスの学生から見えている風景としては「戸籍の表記を理由とした入学拒否を撤回」の方がはるかに実態に即しており、そうした排除が存在してきた来歴があり、今も社会のいたるところでその種の排除にトランスの人たちが苦しんでいるという事実を覆い隠してしまう。In conversation from mstdn.jp permalink -
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高井ゆと里 (yutoritakai@mstdn.jp)'s status on Sunday, 03-Sep-2023 10:25:59 JST 高井ゆと里 大学でジェンダー論など講じる研究者さんから「トランスジェンダーについて SNS由来の差別的な質問やコメントが寄せられる機会が増え、対応に苦慮している」という話をよく聞きます。そうした経験をする方たちで集まり、悩みを共有したり、考えの基本を整理するミーティングを開きたいのですが、いかがですか。
➤ いかがですかというのは、参加したいというニーズがあればお知らせくださいというのと、ミーティングの設定や参加者への連絡など、会の運営(といっても単発のミーティングです)を補助してくださる方はいませんか、という意味です。正直いって、今この悩みをもつ研究者・教育者はめちゃくちゃ多いと思います。
➤ わたしへのコンタクトは、公開しているメールアドレスか、あるいは(対応遅いですが)TwitterのDM 使ってください。In conversation from mstdn.jp permalink -
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高井ゆと里 (yutoritakai@mstdn.jp)'s status on Sunday, 03-Sep-2023 01:20:39 JST 高井ゆと里 今日(9/2)の毎日新聞朝刊「今週の本棚」に『トランスジェンダー入門』の書評が掲載されています。評者は橋爪大三郎さん。冒頭いきなり「LGBTQのTは「トランスジェンダー」のT。出生時に決められたのと反対の性別を生きる人びとだ。」で始まっていて、本書で書いてきた説明もなにも咀嚼されておらず、あまりに乱暴で、正直ショックです。多忙を縫って橋爪さんに書評を書いていただけたのは感謝なことですが、こうした粗雑な書評が校閲の目をスルーしてふつうに全国紙の書評欄に載るということ自体が、トランスジェンダーたちを軽んじるメッセージになっていることには、もう少し自覚的であって欲しいものです。『トランスジェンダー入門』の第1章くらい読んでもらえないのでしょうか。というか、毎日新聞には抗議のメールを送ります。
https://mainichi.jp/articles/20230902/ddm/015/070/003000cIn conversation from mstdn.jp permalink Attachments
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高井ゆと里 (yutoritakai@mstdn.jp)'s status on Saturday, 02-Sep-2023 10:12:48 JST 高井ゆと里 昨日の渋谷LOFT HEAVENでのイベントにお越しくださった皆さま、ありがとうございました。
トランスジェンダーに関する基本的なことをたくさん話しただけでなく、フェミニズムがポピュラー化したとしても従軍「慰安婦」問題が論点としてポピュラーになっていないように、関心の置かれるテーマには偏りがあるからあんまり喜んでばかりでもいられないのではとか、森喜朗がオリンピックの役職を降りなければならない社会が来たことを喜ぶ人の気持ちは分からないでもないけど、いま現役の総理大臣が「日本は神の国」と発言したとして、その首相を辞めさせられるだけの体力はもうこの国に残っていないのではとか、わりとLOFTっぽい話(個人の判断です)もできてよかったです。
アーカイブ動画のみも一応購入できるようです。1500円払ってやっても良いかなと思う方がいらっしゃったらこちらよりどうぞ。
https://twitcasting.tv/loft_heaven/shopcart/254134In conversation from mstdn.jp permalink Attachments