原発に依存してしまうと、地域が逆に衰退するという話はしばしば聞くのですが、そのメカニズムはかんたんで、すべては「易きに流れる」で、努力しないでもお金の流れてくる原発に依存するモノクロ経済・モノクロカルチャーの社会がどんどんできてしまうことになります。
地元の政治経済行政人材育成すべてが原発のみに最適化した構造になってしまい、その結果、代替が効かなくなり新規産業は未来永劫起きなくなる、ということになります。
「女川原発の1号機が営業運転を始めてから、来年で40年。町の人口減少には歯止めがかからず、原発に代わる新たな産業も育っていない。」
人口6千人の港町に原発作業員5千人 水産会社が「多角化」でホテル:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASRB53W2NR91UNHB003.html
「原発は嫌でも、代替手段がない。もっと前に考えるべきだったが、原発にどっぷり漬かっている今となっては、どうすればいいのか分からない」