暇アノンの記事を読んで、この人たちは、福島の攻撃的な反デマクラスタとおなじく、正しい意味での全体主義招請の先兵部隊なんだろうと思いました。
正義感とゲーム感覚の達成感とで、「敵」を征服、殲滅していく。全体主義でよく言われるのは、「敵」は任意であり、誰でもいいということです。
要は、自分たちが結束して楽しみながら潰していくための敵がいさえすればいいのですから、ひとつの敵が消えれば、次の敵を作り出す必要がある。
ターゲットとされるのは、次は自分かもしれない。
やがて、殲滅するだけし尽くして、物理的に潰す相手がいなくなれば、結束が崩れ、内部から瓦解する、というのが全体主義のメカニズムになります。
言っている主張が陳腐で、ばかげていることは、それが多くの人に支持されないことを必ずしも意味しません。
ナチスドイツ台頭前夜に、ドイツの知識人やエリート層は、その主張の低劣さを見下し、まさか支持されることはないだろうと思っていた、というのも有名な話です。 [参照]