今月のクリスティ講座の課題本が『鳩のなかの猫』(1959)なので資料作りのため再読。ミステリの出来はそれほどでもないがクリスティには珍しい学園もので、これを読むとジョセフィン・テイ『裁かれれる花園』(1946)、ドロシー・L・セイヤーズ『学寮祭の夜』(1935)、ヒラリー・ウォー『失踪当時の服装は』(1952)という女子寮ミステリの先行名作群を再読したくなるんだよなー。ウォーはアメリカなので少し違うけど、テイとセイヤーズとクリスティのイギリス全寮制女学校モノ3作は読み比べると面白いので是非。
Notices by 大矢博子 (ohyeah1101@bookwor.ms)
-
Embed this notice
大矢博子 (ohyeah1101@bookwor.ms)'s status on Thursday, 04-Jan-2024 16:20:29 JST 大矢博子 -
Embed this notice
大矢博子 (ohyeah1101@bookwor.ms)'s status on Thursday, 26-Oct-2023 17:22:18 JST 大矢博子 今朝のCBCラジオ「朝PON」で紹介したのは、藤野千夜『じい散歩』(双葉文庫)と『じい散歩 妻の反乱』(双葉社)でした。明石新平と英子はともに90歳近い夫婦。アラフィフの3人の息子は皆独身で、長男は高校からずっと引きこもり、三男は借金大王で親にたかり、共に実家にパラサイト。独立した次男はいつの間にか長女になっていた。しかも英子には認知症の症状が……というめっちゃ悲惨な状況なのに、それがなぜか明るい!面白い!自分にできないことまで抱え込まなくていい、という気持ちになれる、実に飄々としたおかしみ溢れる2冊です。『妻の反乱』の方は明日発売の「小説推理」でも紹介してます。
https://www.futabasha.co.jp/book/97845755267900000000 -
Embed this notice
大矢博子 (ohyeah1101@bookwor.ms)'s status on Monday, 11-Sep-2023 17:37:45 JST 大矢博子 翻訳ミステリー読書会主催の配信イベントがありますよー。このホリー・ジャクソン『卒業生には向かない真実』(創元推理文庫)はとりあえず23年はこれを読んどけ、と強く推したい衝撃作です。でも三部作の完結編で、話はずっと続いてるし、第一作『自由研究には向かない殺人』、第二作『優等生は探偵に向かない』ですでに伏線が散りばめられているので、必ず順に読むこと。読めば絶対語りたくなるから! なお、読んでない人向けに、ネタバレなしで未読の人たちが内容をあれこれ想像するプレイベントが今週末にあるので、まずはそちらからどうぞ!
https://hm-dokushokai.amebaownd.com/posts/47859997In conversation from bookwor.ms permalink Attachments
-
Embed this notice
大矢博子 (ohyeah1101@bookwor.ms)'s status on Saturday, 12-Aug-2023 01:27:20 JST 大矢博子 Blueskyの方に #翻訳ミステリー読書会 のフィードを作りました。アカウントをお持ちの方は私のプロフィール画面の「Feeds」から飛べます。保存期間はポストから一週間です。
In conversation from bookwor.ms permalink -
Embed this notice
大矢博子 (ohyeah1101@bookwor.ms)'s status on Wednesday, 09-Aug-2023 12:33:44 JST 大矢博子 ヤングケアラーを描いた小説と虐待がテーマの小説を朝から立て続けに読み、ともに最後には救いがあるとはいえテーマがテーマだけにごりごりにメンタルを削られている。お昼ご飯に美味しいもの食べて、それからものすごく能天気でアホな小説を読んでバランスとりたい。
In conversation from bookwor.ms permalink -
Embed this notice
大矢博子 (ohyeah1101@bookwor.ms)'s status on Wednesday, 02-Aug-2023 13:27:30 JST 大矢博子 Blueskyにポストした文章に間違いがあって消してあげなおしたり、リポストやLikeがついてる場合はリプの形で修正入れたり、直すほどではない誤字を見つけて「ぎゃあ」となったりするたびに、アップ後も修正できる(そして修正履歴も残る)mastodon素晴らしいな、と感じ入る。Blueskyでもできるようになるといいなあ。
In conversation from bookwor.ms permalink -
Embed this notice
大矢博子 (ohyeah1101@bookwor.ms)'s status on Thursday, 27-Jul-2023 15:07:25 JST 大矢博子 SF BIG3? SFは素養がないので的外れかもだけど、コニー・ウィリス、マーガレット・アトウッド、ル=グインというラインナップはSFで合ってます?
In conversation from bookwor.ms permalink -
Embed this notice
大矢博子 (ohyeah1101@bookwor.ms)'s status on Wednesday, 12-Jul-2023 22:23:46 JST 大矢博子 某紙の書評欄で扱う本を連絡したら「それは著者インタビューの予定があるので別の本で」と言われ、だったら他の媒体で書こうとそっちに連絡したらそっちでも「それは著者インタビューの予定があるので別の本で」と言われてしまった。人気作家の本はこれがあるんだよなー。だったらいっそ、めっちゃマニアックなものを選んでやろう。
ただ、人気作家ではなく新人の作品でも、まえに宮島未奈『七瀬は天下を取りにいく』を取り上げようとしたら同様に「それは…」と言われて断念したことがあるんで、絶対大丈夫な本などはないんだが。
In conversation from bookwor.ms permalink -
Embed this notice
大矢博子 (ohyeah1101@bookwor.ms)'s status on Wednesday, 14-Dec-2022 18:41:29 JST 大矢博子 Wednesdayのdとかlightのghとかのサイレントレターって日本人にはわかりにくいよねーと言ったら、大石内蔵助の内とか石川五右衛門の右とか日本にもサイレントレターはあると言われたことがある。た、確かに。百舌鳥と書いてモズだったりするしな。むしろ規則性があるだけ英語の方がわかりやすいかも。
In conversation from bookwor.ms permalink -
Embed this notice
大矢博子 (ohyeah1101@bookwor.ms)'s status on Tuesday, 06-Dec-2022 16:48:50 JST 大矢博子 本という物理的な「モノ」を愛しているのはまず大前提として、それでも読もうと思った本が電子になってない(紙しかない)と、うーん紙かあ、後でいいかー、とテンション下がるくらいには電子書籍 with iPadの方が読みやすい体になっている。紙の本が手元にあっても電子で買い直すというケースも珍しくない。というかその方が多い。雑誌の献本もPDFでくださるところが出てきてとてもありがたい。
収納の問題とか老眼でも読めるとか暗くても読めるとか片手で読めるとかマーカー機能や検索機能が便利とか、そういうのもぜんぶひっくるめて、もうすでに電子書籍の方が「読みやすいし集中しやすいし頭に入りやすい」んだよなあ。文庫なども紙のまま読むより自炊してPDF化した方が何倍も読みやすい。スマホや液晶kindleでは厳しくてiPadが必須なので、つまるところ老眼に優しいというのがいちばん大きな理由かもだけど。
ただまあ、フォントや字組みを含めた造本意図のようなものが抜け落ちるのは避けられず、電子で読んだあとで現物見て「あ、こんな背表紙だったのか!」「こんな字体かあ!」とちょっと新鮮に感じたりもすることもある。
何が言いたいかというと、こんな益体もないことをトゥートしてしまうくらい仕事が進まnIn conversation from bookwor.ms permalink -
Embed this notice
大矢博子 (ohyeah1101@bookwor.ms)'s status on Thursday, 01-Dec-2022 16:35:16 JST 大矢博子 @noellabo @skoji ありがとうございます。こういうやり方もあるのか、と新鮮でした。開幕してみないとわかりませんが、確かにHTL作るより掲示板形式でわいわいの方が向いてるように思います!
In conversation from bookwor.ms permalink -
Embed this notice
大矢博子 (ohyeah1101@bookwor.ms)'s status on Thursday, 01-Dec-2022 16:28:17 JST 大矢博子 yakyudon.netにもアカ作って、こちらからもフォローしたけど、あっちのアカからこちらをフォローできない……フォローのボタンが出てこない……なんでだろ。
In conversation from bookwor.ms permalink -
Embed this notice
大矢博子 (ohyeah1101@bookwor.ms)'s status on Thursday, 01-Dec-2022 16:28:16 JST 大矢博子 ああ、yakyudonってホームタイムラインがないんだ! 人をフォローする機能がなくて、連合タイムラインもなくて、掲示板的なローカル(グループ)での交流になるのか。わあ、サーバでいろいろ違うんだなあ。
In conversation from bookwor.ms permalink -
Embed this notice
大矢博子 (ohyeah1101@bookwor.ms)'s status on Thursday, 01-Dec-2022 16:28:15 JST 大矢博子 ということでまだ感覚が掴めないので、挨拶のトゥートしたんだけどそれは削除して、開幕までは様子見することに。そしてこちらでは今までの流れと仕事がら本名登録だけど、野球の方はハンドルでもいいんだということに気づく。
In conversation from bookwor.ms permalink -
Embed this notice
大矢博子 (ohyeah1101@bookwor.ms)'s status on Thursday, 01-Dec-2022 12:28:27 JST 大矢博子 現在発売中の「週刊朝日」に、中島要『吉原(なか)と外』(祥伝社)の書評を寄稿してます。18歳で身請けされた元花魁と、彼女の妾宅で働く23歳未婚女性のミステリタッチのバディものです。
中島要さん、江戸市井ものがとても上手な作家さんで、着物から事件の謎を解いていく「着物始末暦」シリーズ(ハルキ文庫)などを手がけた人なんだけど、吉原を舞台にした初期の短編集『ひやかし』(光文社文庫・2011年)がすごく良くて! 「泥の中でも蓮は咲く」というような遊女の誇りと、でもそれを決してきれいごととしては描かないストーリー、しかも都々逸みたいなリズムのある文章で、すごい新人が出てきたものだなあと当時思ったのでした。
遊女ものは今の価値観で判断しちゃうとかっこよく書いても悲惨さを前面に出しても「それは違う」って指摘されることがままあるんだけど、中島さんは比較的そのバランスがとれてる人だと思う。
なお、職業としての吉原小説に興味のある人は、吉原の成り立ちを商売面から描いた朝井まかて『落花狼藉』(双葉文庫)や吉原で働く遊女以外の人々を扱う志川節子『手のひら、ひらひら』(文春文庫)が、恋愛小説が好きな人には宮木あや子『花宵道中』(新潮文庫)がオススメ。In conversation from bookwor.ms permalink -
Embed this notice
大矢博子 (ohyeah1101@bookwor.ms)'s status on Sunday, 20-Nov-2022 20:21:09 JST 大矢博子 「熊が火を発見する」いいよね。「アンを押してください」も好き。
In conversation from bookwor.ms permalink -
Embed this notice
大矢博子 (ohyeah1101@bookwor.ms)'s status on Saturday, 19-Nov-2022 20:55:17 JST 大矢博子 ブーストの非表示機能はないのか。
In conversation from bookwor.ms permalink