Reichisbürger クーデター未遂事件、日本国内続報。
https://twitter.com/kemono_fm192hz/status/1601210650440527874
わかりやすくまとめられているけれども「日本国内」としたのは、独語英語メディアでは既報だったり、今回騒動以前から周知の内容も含まれているため。
Bundeswehr 連邦防衛軍内に極右思想のグループがあることが発覚したのは、2020年KSK問題より以前の2017年。Ursula von der Leyen が欧州委員会委員長の現職に就く以前、独連邦防衛相在職(2013−2019)中の醜聞であったから。
当時は、これも私は独メディアでしか確認していないが、徴兵制が一時停止されて、「職業軍人」と一般社会との交流が稀薄になったことが一因とされた。兵士としての熟練度はともかく、一般人が国防に参加することで防衛問題に(徴兵者の近親者も含めて)広く関心が持たれることが、「軍」の暴走を抑止するという発想、その点を重視しての徴兵制であったし、制度縮小にあたって、一般社会の眼がいき届きにくくなる危険は17年以前から指摘されていた。
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freie_composition@mstdn.jp's status on Saturday, 10-Dec-2022 08:30:40 JST freie_composition -
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ʍqɹ (essiewrenilrebr@mstdn.jp)'s status on Saturday, 10-Dec-2022 09:58:45 JST ʍqɹ 反ワクチン、Qアノン、ロシアの関与の疑いといった要素があって、単純に、知っている人は知っている「ライヒスビュルガー」のあの話というふうに還元できないものがあるようにも思われました。
極右思想の者がいるというのと、具体的な実行の手はずが整ってきているというのとでも、段差を感じます。
徴兵制があることで軍と市民の距離が近かったというのは効果としてあったとしても、軍と市民を近づけるために徴兵制を維持するというのもちょっとどこか転倒している気がします。
ドイツの参審制裁判にも、市民を司法に近付けるという効果はあるはずですが、日本の裁判員裁判も含めて、そのために一般の人が裁判に参加するというのは、しんどい面もあるのかなという気がしますが、どうなのでしょうか。In conversation permalink -
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freie_composition@mstdn.jp's status on Saturday, 10-Dec-2022 11:02:59 JST freie_composition @essiewrenilrebr 挙げられたような近年の要素だけでなく、以前からあった問題も関わっているので、ピンポイント的な報道(日本の)、独英の報道の受け売りだけではこぼれ落ちてしまうものがあるのでは、と考えるのでした。
徴兵制休止過程での前述したような懸念も、だから制度継続をという原動力にはならなかったわけですし、Großrazzia後に出てきた論説でも私が眼にした範囲では、Bundeswehr/KSK採用時の身体検査の厳格化や内部規律の徹底など、志願制の枠内で対応策を提案するものでした。
ドイツの参審制については、不勉強です。日本の場合はまず「市民教育」がまだ成熟していないこと、裁判員にせよ他の公的活動に参加するための社会人の休暇制度が整っていないことなどが問題かなと…In conversation permalink -
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ʍqɹ (essiewrenilrebr@mstdn.jp)'s status on Saturday, 10-Dec-2022 11:59:56 JST ʍqɹ @freie_composition
お話はよく分かります。私は、日本の報道、独英の報道がどちらに傾いているかもあまり分かっていないのですが(お話の感じからすると、そのどちらも、新しい要素に傾きがちということでしょうか?)、「ライヒスビュルガー」だったらそういう迷惑な連中なんで何を今さら大騒ぎしてるのみたいなツイートが2,3流れていったのを目にして、まあでもそれだけとは言えない感じもあるなあと素朴に思った次第です。
大阪だと、市長にいろいろ言うと、自分が政治家になってから言えと言ったりする人もいたわけですが、市民の声を反映するというのと、だったら実際にやってみるというのとの「段差」ということには、普遍的な問題性があるのかなという気がしています。
参審制裁判は、話が専門的なので、法学に強い人じゃないとあまりイメージがないように思います。私もそうです。『コリーニ事件』の映画を見るていると、法衣を着た職業裁判官の3名の横に(左右両方の外側に)2名の参審員がいて、こんな感じなのかなと思ったことがあります。In conversation permalink Attachments
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freie_composition@mstdn.jp's status on Saturday, 10-Dec-2022 12:24:07 JST freie_composition @essiewrenilrebr 今回のGroßrazzia、私は東野篤子さんのtwで知り、彼女のソースはBBCでした。
ふだんBBCはじめ英米他のドイツ関連報道と独主要メディアのそれとをきっちり対応させていないので不勉強ですが、少なくとも独、そしておそらく欧メディアでは、国内の一連の流れ、また中欧での同様の「独立国家樹立」の動き、ロシアとの関連といった背景を踏まえての報道であろうと。それを、日本のメディアがこの事件だけピンポイント的に飛びつき、独英の報道をただ「翻訳」して伝えるのはどうだろうか…と思うわけです。SZ,FAZやNZZなどハイブラウであればあるほど、背景知識は当然の前提とした上で、眼下の事象を報じていますから。In conversation permalink -
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ʍqɹ (essiewrenilrebr@mstdn.jp)'s status on Saturday, 10-Dec-2022 12:59:34 JST ʍqɹ @freie_composition
日本のメディアの肩を持つわけではないですが、おっしゃるような頼りない面があるのと同時に、既知の事柄に接続して未知の新しい事柄を伝えるときには、ベースとなる既知の部分が小さいと、情報の負荷というのがあるので、最初からがっつり盛り沢山のニュースにはなりづらいという面もあるかも知れません。
ただ、そういうところで、クーデターと言って、途上国の軍政移管やアベ政権による法の骨抜きがイメージされたりするのと、元々ある極端な思想集団と言って、どこにでも偏った危険思想の集団はいるという文脈に組み込まれるのと、実行計画が報じられて、トランプ派の議会襲撃のような、右傾化の新展開として実力行使という局面が想定されるのとで、読みの力点が変わってくるので、そういう解釈の方向性というところに興味をもちます。
参審制は、職業裁判官と参審員が1+2のときと3+2のときがあるようですが、被告に不利な量刑に2/3の賛成が必要なので、どちらでも参審員2名が拒否する判決が出せないようです。そうなると、けっこう重大な決定権をにぎるイメージがあります。In conversation permalink
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