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京都伊勢丹のAlbiziaさんの期間限定ストアに行きました！　迷ったけど、ときめいたピアスをお迎えしました！

#Albizia_jewerly

この記事、トランスの男のひとたちの勇気に感動しつつ、なんだか笑ってしまいました。

ミス・イタリアの出資者がトランスの女のひとが来るのを拒絶しようと「女性に生まれたひと限定」とか言い出して、「じゃあ応募していいんだね」とトランスの男のひとたちが講義の意味を込めて次々応募している話。
https://www.thepinknews.com/2023/07/26/miss-italy-trans-men-trans-women-ban/

ヤマシタトモコさんは、『Yes, It's Me』所収の「夢は夜ひらく」という短編でのトランスの女の子の描写もとてもよくて、そちらもおすすめです。表題作も呑気で楽しいですよ。

『違国日記』で、ジェンダークィアな感じのジュノさんが「あれ　あたしペニスついてんなとか思って　百年ぶりに立ちションしてみたの」と言い出して槙生さんが大笑いするところ、なんだか好きです。

トランス／ノンバイナリーのひとたちで集まっておしゃべりしてると、たまに「こんな体が逆に面白い」みたいなのが飛び出すことがあって、その雰囲気を感じます。

スパイダーバース、スパイダーゲドンと呼んだから、次はエンド・オブ・ザ・スパイダーバースですよね。気になるキャラも何人かいるし。

ようやくスパイダーバースとスパイダーゲドンのあたりを一通り読んだのですが、けっこう重要そうなスパイディがあっけなく死んでいくのが辛くて、だからこそ余計にスパイダーゲドンの戦いが終わったあとのグウェンの姿が来ますね…。

エピソードとしてはスパイダーゲドン関連の2018年のSpider-Gwen: Ghost Spiderがすごく面白かったです。かつてハリーがスパイダーマン、グウェンがグリーンゴブリンとなりふたりでヒーローコンビとして活躍していたものの、事故でハリーは死に、グウェンはそのショックと使っていた機器の暴走でグリーンゴブリンに人格を支配されてヴィランとなっている…、という世界にお馴染みのグウェンがやってくる、という話。

片付ける気持ちが湧くのに数日かかるから、だいたいこの状態でしばらく放置されます。

資料をあれこれ使う原稿を書いているときに机の上に置ききれないと床に広げる癖があって、いま机の周りが週末に広げた『違国日記』だらけ。黒っぽい本はウィトゲンシュタインの全集版『哲学探究』です。

暑いは暑いのだけど、「学生時代のほとんどを過ごした京都よりは涼しくて楽」と、東京にいても神戸にいても大阪にいても感じてしまいます。

京都のアルビジアさんの期間限定ショップ行きたいなー。時間がぜんぜんない気がするけどどうにか行けないかな。

先週金曜締め切りだった原稿を今週金曜締め切りだと勘違いしてしまってて、慌てて編集さんに謝りつつきのうきょうでなんとか書いて少し遅れで提出しました。なんだかもう最近はメールへの返信とスケジュール把握がまったくできてない…。

きょうの東京新聞の記事、「女性／男性として生まれた」という言葉遣い自体はある種の決定論っぽくて不正確に思うけれど、読んだところ明言はされていないけどシス女性っぽい、あるいは少なくともトランスやノンバイナリーだと語られてはいないひとを指して「女性として生まれた」という、あとの箇所でトランスの男の子に使われているのと同じ言葉を使っているのは、ちょっといいなと思いました。

性自認や性同一性、ジェンダーアイデンティティにせよ、あるいは「割り当てられた」や「として生まれた」にせよ、普段から使わない言葉でいる限り、それで語られたひとが「普通でない」ということが含意されそうで（これは、グライスでいうところの「様態の推意」とか、レヴィンソンで言うところのM推意とかに関わる話だけれど）、たとえそれらの言葉でトランスに関して正確度の高い語りができたとしても、「普通」とされるひとを同じ言葉で語らない限り本当に重要な変化は成し遂げられていないと思うんですよね。

東京新聞で山崎ナオコーラさんが『トランスジェンダー入門』を紹介していますね。

スウィートロールを作ったらスウィートロールを盗まれるのも夢ではないですね。

最近またスカイリムにハマってるから、TESオフィシャルクックブックを買ってしまいました。スクゥーマのレシピもある…！

私は身体的移行の進んだトランスの医療のリアルって、割り当て性別で一様に扱われるでも、アイデンティティのみに沿って一様に扱われるでもなく、どちらにせよシス前提の医療には適さないので、必要に応じてカムアウトしながら柔軟な対応をしてもらえないか探る、みたいな感じだと思ってます。なので、なんにしてもシス中心前提がある限り、性別が関係する事柄に関してはとりわけ性別の情報を与えてもあんまり役に立たないというのが実感です。

なんの数値だったかな、ちょうど男性基準だと正常だけど女性基準だと注意、というのが私にもあって、なんかのときに「どっちで見るべきでしょう？（ここだけ都合よく男性基準適用にならないかな？）」とお医者さんに聞いてみたら、「女性の方でいいと思うけどわからない」と言われたりしました。

ちなみに市販の体脂肪計はメーカーに「どっちで見たら？」と問い合わせてみたら「データがないのでどちらも使えないと思う」とのお答えだった気がする。

そんなこんなで、一般に思われているほど健康上の各基準に関わる男女分けって、ぴったり割り当て性別に対応するわけでもないんですよね。当たり前ですけど、ホルモン値なんて私は女性基準をもとに測られないと、「テストステロン低すぎ危険」とかになりますし。

基準値が男女で違うことがあるみたいなの、医療の現場で性別を問いただしたりミスジェンダリングしたりの正当化にもよく持ち出されるけれど、正直なところある程度ホルモン治療を進めたひとの適切な基準値がどっちなのか（あるいはどっちでもないのか）、項目によって変わったりするのか、戸籍を変えたら放っておくと変更後の性別で基本的に検査されるけど、身体的移行状況が同じでも戸籍状態次第で検査結果が変わるという状況に妥当性はあるのかとか、いろいろよくわからなくて、気になりますよね。

まあ、それはともかくとして、トランスのひとも来る可能性があるというのを念頭に置きつつそれぞれの施設がいろいろ考え始めてもらえたら何よりです。

琥珀糖というのを作ってみました。いろんな参考画像にあるようなカラフルなのでなくて、ピンク一色ですが。横から見るとどこかかまぼこみたいになっています。

何にせよ、トランスの健康に関する話なんて、当然ながらトランスたちはこれまでさんざん真剣かつ切実に考えたり情報共有をしたりしてきていて、学術的な意味で医学的ではないにせよ（その点では良し悪しではあるけど）一定のノウハウとかも蓄積されているわけで、それなのに特にこれまでその話題をトランスたちほどには気にかけていなかった人々がいまこのタイミングで殊更にそれを話題にすることにはどんな効果があるのか立ち止まって考えてほしい、とは思いますよね。