移動中や一人ご飯のときに『アンデッドガール・マーダーファルス』シリーズの新刊を読んでいる。不穏なタイトルに反してファルス要素はないのであんしんである。ラノベというか、図書館の本の置き場所でいうと若干ジュニアアダルトの雰囲気。今回も殺陣の展開の描写が具体的で、躍動感だけでなく木人拳のようなカンフー映画みがある(ほめてます)。アニメ化したみたいだけど原作が具体的な分、映像化が大変だったのかむしろ楽だったのか、どっちなんだい(きんにくにきくきんに君)。
今回の第4巻、冒頭から小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が登場して楽しい。小泉八雲ものの連想で、ニンジャスレイヤーシリーズの著作者たちによる(といっていいだろう)『ハーン・ザ・ラストハンター』を再読したくなった。もっとも今読んでる作品(アンデッド……)のほうの小泉八雲はずいぶん控えめな人物像。あくまで比較した場合の話、ですが。
Conversation
Notices
-
Embed this notice
summercontrail(略して左近) (summercontrail@mstdn.jp)'s status on Wednesday, 26-Jul-2023 18:04:23 JST summercontrail(略して左近) -
Embed this notice
summercontrail(略して左近) (summercontrail@mstdn.jp)'s status on Thursday, 27-Jul-2023 21:58:28 JST summercontrail(略して左近) この「ファルス」、笑劇(喜劇の一形態)の意味だったか、忘れてた。英語読みだとファース(farce)との解説を見つけた。そういう意味ならコミカルな面はたしかにある。
-
Embed this notice
summercontrail(略して左近) (summercontrail@mstdn.jp)'s status on Sunday, 30-Jul-2023 21:49:11 JST summercontrail(略して左近) 『ハーン・ザ・ラストハンター』は他の舞台設定の作品も入った短編集だったが、八雲もの、更に別の書籍で『妖怪処刑人 小泉ハーン』があった(同じくニンジャスレイヤーシリーズの著者たちによるものといってよい)。小泉八雲もののアクションミステリーホラー、意外とあった。
『小泉ハーン』の中の印象的なくだり、読んで思い出した。
"己の胸の中の信念(グリット)と気概(ガッツ)は、決して失われはしない。"
"いつまでも震えている場合か、芳一! 信念(グリット)を見せろ!"
振り仮名で「グリット」とか「ガッツ」と書いてあるのがかっこいい。とくに「耳無し芳一」にハーンが呼びかける個所、自分で忘れていたがKindleでハイライトを以前付けていた。
昨日今日は、この小説を思い出しつつ(信念と気概だな)と思いながら仕事していた。まだこのあと、やる。 -
Embed this notice
summercontrail(略して左近) (summercontrail@mstdn.jp)'s status on Sunday, 30-Jul-2023 22:52:53 JST summercontrail(略して左近) @summercontrail やった。
-
Embed this notice