Notices by こややし（人民）🖖 (kova41@toot.blue), page 7

人生で大事なことはパンキョーで習った。しかし、別に大学に行かずとも、パンキョー以上の知識と行動力を持っている人はいくらもいる。ということも、社会でまともな人とつき合っていると常識となる。

こういうことからよく分かるのは、韓国や中国へのマウント姿勢の敵視政策で壊滅的な被害を蒙るのは、日本の国内産業っていうことだね。自民党のどこが「現実」に即しているんだか。

https://biz-journal.jp/2023/04/post_337770.html

大江健三郎の小説はこれからも読めるし坂本龍一の音楽もこれからも聞ける。最初の癌との闘病の中で作られた傑作アルバム「async」はその制作過程がドキュメンタリー映画となり、そのコンサートの記録映画とともに、今Netflixで見ることもできる。悲しいし寂しいが、作品があることは有り難いと思う。

本人が歌う楽曲として最も好きな『美貌の青空』。この曲が出た頃、忘れがたい印象を残した浅田彰のレビューとともに思い出したので。

youtu.be/wslwLy0sPEs

リアリティショーは嫌いだし見たことないけど、poplifethepodcastで池城美奈子さんがすすめていたし、リゾは立派だなあと思っていたので、アマプラでリゾのビッグスター発掘を少しずつ見ている。

こういうごくまともな判決も今の教科書で学んだ子ども達の中から司法の仕事につき活躍する時代が到来した頃にどうなっているのかと心配になる。今もこれからも継続的に批判していくことが大切よね。

『消え去る立法者』Ⅳ章。『人間不平等起源論』で喝破された富者による貧者の支配からの転回は少し寂しかったが、ルソーの論理の大胆さと緻密さに驚きつつ読了。『社会契約論』が『不平等起源論』で得た認識を異なる次元で反復するという予告に期待。ディドロの論の運びにも大分惹かれものがあった。

日本の社会はもう既に人口減少下で人手不足に陥った社会がそれをどうサバイブするかっていう段階に入っているように思うが、もともと人権を大事にするって考え方が希少な社会なので、そのサバイバル法も、より人権を縮減する方向が優先されていくんじゃないかね。

莫大な金を突っ込んで経産省が主導した数多の国策会社や事業が次々に破綻していくのを眺めながら、原発に関してだけは、まともな判断であると考えられる蓋然性とは。

ボロボロなシステムがいくら問題起こして批判されても、その推進者は公人こそブロックして批判に目を瞑れって大威張り（無論、河野太郎のことね）なんだから、反省して良くなる可能性なんか初めから閉ざされている。

https://www.kanaloco.jp/news/government/article-978836.html

与党政治家たちの使嗾もあり、本やテレビで日本すごいが猖獗を極めていく時代と、同じ与党政治家たちがずっと政権を運営しながら、色んな国際指標で日本の地位が続落していく時代が、まんま重なっていることこそ、すごいね。
敗戦後憲法を戴いた日本は、もう自分たちはすごい国じゃなくていいという覚悟だったと思っているけど。
その覚悟に、植民地支配の徹底的な反省はオミットされていたことは決して忘れちゃならんことなのは、前提として。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/240703

行政の審議会が、ひな壇に芸人が並ぶ地上波テレビのバラエティか特に専門性を求められないコメンテーターが反射的に何か喋るワイドショーみたいになってきてうんざりする。テレビは見なきゃ済むんだけどねえ。

ウルトラマンも仮面ライダーもオタク的なオマージュが豊富だとか言われてるんだけども、自分が子どもとして影響を受けたと思う理想主義的な科学主義とかインターナショナリズム、大きな組織に属さない戦い方とか（竹野内豊が名乗った立花はバイク屋でスナック経営じゃなかったか）は悉く外されている。

庵野監督のシン映画、ウルトラマンも仮面ライダーも治安維持の国家公務員（公安）の一員もしくは手下として治安維持の為に戦う強力な兵士なので、さすがにうんざりする。統治のための生権力が露わな時代のニホンのヒーローだとすれば、この国この時代に相応しいのだろう。絵力も失われてきたと思った。

昨日聞いた神保哲生のマル激で、特別抗告ができる根拠になるのは、最高裁の決定が憲法違反か過去の凡例を覆すような場合に限られ、そもそも高裁にそんな作文が書けるはずないと言っていた。それでも日本の司法はやりかねないと危惧もしていたが、ひとまず良かった。

思想的にホームレスに加害をするのではなく、バズらせるために、加害をするというところが、地獄のような今時感。成田悠輔だのひろゆきだのがメディアで重用されていることの単なる帰結にすぎない。メディア、具体的にはABEMAとかは、責任を自覚せよ。しないから今時メディアなのだが。

神保哲生が夙に言ってることだが、放送法のことで意識しとかないといけないのは、GHQが電波管理の第3者委員会を作ったのに、GHQ統治後吉田内閣がすぐに放送法作って電波を政府管理下に置いたこと。電波にははじめから民主主義などなかった。

Twitterで回ってくるトランス差別言説があまりにひどくて、その一部（というか相当多く）が金科玉条のように主張する生物学的性差というのにいい加減辟易していた去年の夏頃、これから出る新刊として、生物の性差をスペクトラムとして捉える生物学の先端的研究について紹介する新書が出ると知り、もちろんそれによってトランス女性は女性であるという自分の考えが変わることはないとしても、トランス差別者の言う生物学的根拠というものの、一つのカウンターになるかもな、と思い興味をもった本。間抜けにも書名をメモるのを忘れ、時折調べていたのだが、分からないままでいたところ、昨日、三木那由多さんのトゥートで『オスとは何で、メスとは何か』という本が出ていることを知り、ちょっと調べて、多分これだなあと思いポチった。
今日届いたのでパラパラしたら、やはりこれで間違いなさそう。
トランスジェンダーの問題を抜きにしても（抜きにしてはいけませんが）、生物学というサイエンスの今を垣間見る意味でも面白そうなので、明日から読む。

放送局に対する不法な圧力が明らかになっているのに、それに対して徹底的に批判抵抗をしないテレビ局は、もうとっくの昔にそんな圧力を内面化してしまっているのだろう。報道機関として信頼できるはずがない。

帰ったらやっていた今夜の報道特集の後半。入管で自殺したイタリアから日本に来て、生活し働いてきたルカさんの話。様々な事情でビザをなくし、在留資格を失った人々を入館は容赦なく収容する。個人の人生にとって長い時間を経て、仮放免になった外国人は、しかし社会で働くことが許さていない。様々な事情で帰国することができず、困窮に陥ってホームレスとなり、精神のバランスを崩したルカさんは、再び入館施設に収監（収容ではなく、敢えて収監といいたい）されたのち、絶望の中で自殺してしまった。
国連にもその人権侵害を危惧されているのに、またも上程されている入管法「改正」案には、その仮放免者の問題は一言も記されていない。
大きな問題が生じて法律の改正がかだいとなっても、この国で作られる法律案は、管理が都合よく強化される焼け太りみたいなものばかりではないか。
この問題に頬かむりしている政府の役人にも与党にも、そこに所属する政治家たちにもちゃんとダメを出さなければ、この国に暮らすあらゆる出自の人達にとって、希望のもてることなどなにもない。