国連広報センターの翻訳が相変わらずひどくって、人のことを言えたものではないけど、ここで”common home”の”common”とは、あなたと私の家は同じ設計で同じ形や大きさ間取りの〈共通の〉家というのではなく、あなたと私が一緒に使っているという意味での〈共有の〉家という意味だろう。
いわゆる、ギャレット・ハーディンが「共有地(コモンズ)の悲劇」(tragedy of commons)と言った場合の”commons”の形容詞形。ほんと人のことを言えた立場ではないのだけど、国連広報センターとしてこの質で大丈夫なのかとものすごく心配になる。