えっくすらんどで時々燃え上がっているジェンダーについての諸々論、"はて?"と立ち止まってしまう言葉が多くて毎回戸惑う。
自分は専門でもないし書籍を読み込んだこともなく、そちらについての知識はほとんどない。ただ、同性愛の人や身体的な性と精神の性が社会においての区分と異なっている人が周りにいて、彼らと交流する中で自分なりに考えていることがあるだけだ。自分の知っている範囲の話をする。
身体的な性が男性である人が自分を女性だと自認する場合、彼らをどう見るかというのは頭で考えてしまうといろいろと極論が浮かんできて迷路にハマってしまうような気がしている。
男性器を持った人が女性用のお風呂やトイレに入って来ると恐怖だ、というのはその通りだと思う。が、女性を自認している人たちはその恐怖を知っているから入ってきたりはしない。自分の体に付いた男性器を見ることも感じることもまた恐怖で嫌悪であるから人に見られる場所ではだけたりもしない。彼らは風呂に入る度に、排泄する度に、自分の体を突きつけられて葛藤に陥る。随分とつらい思いをして来たんだろうと想像するがその苦しみはこちらの想像を絶するものなんだろう、きっと。
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SALA (salaii@mstdn.jp)'s status on Friday, 19-Jul-2024 10:34:58 JST SALA - るまたん repeated this.
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SALA (salaii@mstdn.jp)'s status on Friday, 19-Jul-2024 10:35:05 JST SALA だから安易に気軽に「性器が付いてるなら男じゃん」なんて口が裂けても言えない。ほんと、絶対に言えないし、言った途端に自分の心も引き裂かれちゃうよ。性器が付いてるのにその性じゃないんだ。アイデンティティが揺らぎまくるんだ。
男性器を持ったまま風呂やトイレに入り込まれると性被害が云々という言説にも疑問が湧きまくる。それは男だよ。性自認も男。ただの加害男性。男でしかない。それにそういった場は身体的特徴で区分されるから男性器を持っている人は入れない。女装してます、なんてわかる人は入れないんだ。
実は側から見ると全くわからない人もいる。立ち居振る舞いからは全くわからない。そういう人はもう既にトイレには入っているけれど、女性だからみんなと同じように用を足し手を洗い鏡を見てちょっと化粧などを直して出て行くだけだ。周りなんか見ない。我々女性と同じ。加害のためにいるわけじゃないから。
ゲイの人は性自認は男性だ。が、性愛の対象が男性だから女性には全く興味がない。ベッドに寝転んで夜通し恋バナをしたりもするが何の恐怖も感じない。レズビアンの人はこちらも一応対象にはなるがもちろん同意がなければ手を出したりしない。るまたん repeated this. -
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SALA (salaii@mstdn.jp)'s status on Friday, 19-Jul-2024 10:35:14 JST SALA みんな普通の人間だ。普通に生きて、普通に良識を持ち、生きづらい世の中を生きづらさを抱えながら何とかかんとか泳いでいる。我々と何も変わらない。
風呂やトイレやホテルで襲いかかる、見境なく性加害に走る、それは在り方がどうあろうと関係なく犯罪者だ。存在と犯罪は全く違う。存在が直ちに犯罪に結びつくと考えるのは間違いだ。
だから加害だ、恐怖だ、ただの男だという言葉を見る度にお願いだからもう傷つけないでくれ、彼らをズタズタに切り裂くのはやめてくれ、と願ってしまう。
ほんとはもっともっと複雑で難しい問題なのかもしれないが自分は今こう考えている。ただ、"恐怖"という感情が入り込むと人間は冷静になれなくなるから、それが前面に出て来てしまうこの状況はちょっとやそっとでは好転しないんだろうと考えてもいる。今まで透明化されていた人たちがいきなり出現して「得体の知れない」という警戒心と恐怖が生まれ嫌悪と憎悪を生むのだろう。
これは受け入れる側の問題なんだろう。まだかなり時間がかかることなんだろう。いつか彼らのアイデンティティが周囲から誤解や否定や嫌悪や憎悪で傷つけられることのない社会になることを願う。