「自分が、今ここにいることを知らせないと親が心配する」と、とっくに亡くなった自分の両親のいる「実家」(当然、存在しない)に電話を掛けたいと言い続け、「実家の電話番号を教えてくれ。私を助けてくれないのか?」と必死で懇願してくる。存在しないものをどう教えたら、何と答えたらいいのかわからない。目の前に用意した食事には一切目もくれず、自分の携帯電話にかじりついたまま1時間が過ぎた。
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november1952 (november1952@mastodon.social)'s status on Saturday, 29-Jun-2024 20:46:11 JST november1952
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november1952 (november1952@mastodon.social)'s status on Saturday, 29-Jun-2024 20:46:08 JST november1952
そして、過去に何度も出現している、自宅にいながらにして発動する強烈無比な「家に帰りたい」衝動。
「帰り方を教えてくれ」
「わかった。家はどこ?」
「〇〇(現住所)」
「ここがそうだよ」
「(聞こえないふりでもしているかのように無視して)ああ、早く帰らないと……!」 -
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november1952 (november1952@mastodon.social)'s status on Saturday, 29-Jun-2024 20:46:09 JST november1952
結局、私に出来たのは、「ここはあなたの家である。そのことは、あなたの両親、兄弟、友人など誰もが知っている。従って、あなたがここにいるのは当たり前のことで、たとえ『自宅にいる』と両親に報告しなかったとて、心配などかけないから気に病むこともない」という「論理的」説得だけで、かつ、一切何の効果も無かった。
わきまえないナニカのぴっち 삧치 ∀🌻 repeated this. -
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november1952 (november1952@mastodon.social)'s status on Saturday, 29-Jun-2024 20:46:10 JST november1952
認知症者に対して「あなたの両親は死んだ」などと告知するのは最大のタブー、と一般に言われているが、「(存在しない)両親の電話番号」というギミックを介し、擬似的にその「告知」と似たような「効果(精神的ダメージ)」及び「(いつまでも番号を教えようとしない)私に対する激烈な嫌悪」を生んでしまっている。頭を抱えるしかない。
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november1952 (november1952@mastodon.social)'s status on Saturday, 29-Jun-2024 20:46:11 JST november1952
「教えて、実家の電話番号。教えて。頼むわ。教えて。どうしよう。お母さんに心配かける。どうしよう、どうしよう。どうしたらいいんだ」
ないよ。どうすりゃいいのか、こっちが知りたい。
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