地元紙・福島民友が、国際女性デーにあわせて、本格的に福島県内のジェンダー・ギャップ問題をとりあげてくれました。
おざなりにさらっと触れるのではなく、問題意識を持った取り上げ方は、今回がほとんど初めてではないでしょうか。
福島県...政治、教育のジェンダー・ギャップ深刻 都道府県版指数
https://www.minyu-net.com/news/woman/FM20240308-842736.php
地元紙・福島民友が、国際女性デーにあわせて、本格的に福島県内のジェンダー・ギャップ問題をとりあげてくれました。
おざなりにさらっと触れるのではなく、問題意識を持った取り上げ方は、今回がほとんど初めてではないでしょうか。
福島県...政治、教育のジェンダー・ギャップ深刻 都道府県版指数
https://www.minyu-net.com/news/woman/FM20240308-842736.php
声の大きな男性ばかりが福島にどんどん集まり、もちろん中央政府の権限を持っている人間も男性ばかり、地方の有力者はもともと100%男性なことに加え、中央の有力者が入ってくるとさらに地元の女性の意見に注意を払わなくなる、ということから、福島県内で女性の声は、ほぼまったく公的に拾われることがない、という状況になっています。
この状態で、女性の流出が進まなければ、嘘だと思います。
以下の朝日新聞の記事にも触れられていますが、20代の頃は男女差はほとんどないんです。30代、40代と世代を重ねるごとに男女差は開いていき、40代以上になると、女性の姿は役職者には皆無になります。(だから、「女性だってこんなに活躍しています!」という例として20代女性を取り上げるメディは「詐欺的」だと思っています。)
女性の年収、20代後半から全産業で男性下回る 朝日新聞分析
https://www.asahi.com/articles/ASS375TC0S34ULFA008.html
そして、最終的に確実に待ち構えるのは、困窮した貧困老後、という世界線の地域に残りたいと思う女性はいないと思います。
高齢単身女性の4割貧困、男性上回る 現役ひとり親世帯と同水準
https://www.asahi.com/articles/ASS3832B7S33UTIL00B.html
国際女性デーにあわせて、ジェンダーギャップ問題について触れている報道は、多く見られるのですが、NHK福島は、ジェンダー・ギャップ問題は徹底して触れないことに、以前から気になっています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/
これはNHK北海道の北海道のジェンダー・ギャップ問題についての報道です。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20240308/7000065418.html
知り合いの記者さんとも話したのですが、福島(地方)に異動してくる全国ネットの記者は、圧倒的に男性ばかりになり、取材先に出かける地方政治・行政がこれまた男性ばかりなため、報道と地方政治・行政の結託したホモ・ソーシャルを形成しやすいのだろうと思っています。
最近、NHK福島に文句をつけているのは、露骨に男性目線の報道が多いからです。
これは、福島支局内に男性ばかりおり、女性は「お姫様」扱いになっているからではないかと推測しています。
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