元寇以外はずっと侵略戦争をやっていた国のくせに、戦争の話となると太平洋戦争の被害のことばかりを語るのはほんま良くないな。
日清も日露もどっかで大国相手に日帝が奮闘したみたいな認識が大きくて、アジアで日本が領土を得るための侵略戦争であったことが薄くなってる。
ゴカムで描かれる日露戦争も、ロシアとの戦いフォーカスされていて、侵略戦争ってわからない。
元寇以外はずっと侵略戦争をやっていた国のくせに、戦争の話となると太平洋戦争の被害のことばかりを語るのはほんま良くないな。
日清も日露もどっかで大国相手に日帝が奮闘したみたいな認識が大きくて、アジアで日本が領土を得るための侵略戦争であったことが薄くなってる。
ゴカムで描かれる日露戦争も、ロシアとの戦いフォーカスされていて、侵略戦争ってわからない。
「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」は鬼太郎の前日譚としても、妖怪映画としても、バディものしても良くできてるから面白い。多分横溝正史オマージュでもある。
やっぱりちゃんと思想(反家父長制で反植民地主義など)があるから安心して楽しめるところはある。戦前戦後の日本を美化しないところも好き。加害者が許されたり救われたりもしない。(作者に思想がなくて、ただの植民地主義や歴史修正、軍人賛美になってしまってぶれぶれのゴールデンカムイとは違う)
もちろん完璧な映画ではないので、女性キャラクターとその描き方に限界があるし、猫娘の造形にも疑問はある。
また映画館で観たい映画ではある。
ゴールデンカムイと比べると映画の「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」って、すごいな。ちゃんと日本の植民地主義や天皇制を彷彿とさせる家父長制、軍隊への批判がある。(観る方に知識が必要かもやけど)龍賀一族の血液製剤「M」の製造は731部隊やし。
ゴールデンカムイ、満鉄とかもちらっと出てくるけど、あれも作者は深いことは何も考えていなくて雰囲気だけやったな
ゴールデンカムイには日露戦争への批判はあるにはあるけど、無謀な戦いに駆り出された兵士として批判であって、侵略戦争自体ではない。日本の帝国主義も描かれてはいるけど、そこに批判も反省もない。だから売れたんやろうな。
ずっと侵略国家だったのに、戦争についての被害者意識が強いのは、歴史教育だけでなく体験談などが太平洋戦争終盤に本土が爆撃されたことにフォーカスが当たりすぎてるからやろうな。従軍した世代が生きていた時代は加害の体験も語られたとは思うが。戦争への反省があるとしたら、アメリカのような大国と戦争したら国土が焦土になってしまうくらいで、アジア諸国を侵略したことではない。加害者意識がない。
朝鮮半島の植民地化の前に、沖縄と北海道を侵略&植民地化したことも、植民地化の意識がないし反省もない。
ずっと侵略する側の国が侵略した意識も反省もなく、今自衛自衛で軍備拡大しているのは、ほんまに危険。危険なんやけど、(ある意味教育が成功しているから)大多数が何も考えていないか、ぼんやり自分達は攻撃を受ける側だから自衛のために軍備拡大も仕方がないぐらい思っている。
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