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「政治とは大規模な医療に他ならない」ルドルフ・ウィルヒョー
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「政治とは大規模な医療に他ならない」ルドルフ・ウィルヒョー
「これは極端な事例だが、決して例外ではない。
ダイアンほどの悲劇にはいたらなくても、類似の例はアメリカ各地で起きている。」
「免責金額内の自己負担を恐れて治療を遅らせる人が大勢いる。」
「ダイアンの件が悲劇だと言うのにはもう一つ理由がある。
とげを踏んだのがもう少しあとだったら、
オバマケアの恩恵を受けていたかも知れないからだ。」(前掲書p172〜174)
「人々が医療費節約のためにまず切り捨てるのは予防医療である」(p177)
このせいで、重症化するまで医療にかからん人が増えて
一般外来よりもER(緊急治療室)が混んで待たされて
もはや緊急でもなんでもないやん!て事態になったとか
「これに対し、他の多くの先進国の医療制度はもっと経済危機に強いものだった。
(中略)
そうした国々とアメリカとの違いは、今回の大不況
(引用注:リーマン後の世界同時不況)でも大きな差となって表れた。
アメリカでは何百万人もの人々が医療を受けにくい、あるいは受けられない状態に陥ったが、
イギリス、カナダ、フランス、ドイツなどでは、
医者に行くのを控えたり、予防医療を受けるのをやめたりした人はずっと少なかった。
これらの国々では
医療は市場財ではなく人権の一つ
と考えられていて、職や収入を失っても受けられる医療サービスには
あまり差がなかったからである。つまり、経済が打撃を受けても、
国民が「破産か健康か」を迫られるようなことはなかった。(p182)
「ダイアンはたった一つのとげのせいで人生をふいにした。」
州の教育費削減で教職を失い、職場の健康保険も失ったダイアンは
個人保険に入るが、それは失業中でも払えるような安さの代わりに
免責金額(その額までは全額自己負担になる)が高いもので……
加入の一年後、自宅で大きなとげを踏む。
「ダイアンは糖尿病を患っていて、小さな傷でも化膿しやすく、
壊疽の恐れがあったので、この時点ですぐ医者に行くべきだった。
だがダイアンは診療費や処方薬の金額を思い浮かべ、思いとどまった。
やがて傷口が赤く腫れ、それが次第に足の上の方へと広がったが、それでも医者に行かず……」
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