#ウトロ平和祈念館 に来ることができた。
祈念館入口には、ウトロの住民が住んでいた「飯場」が保存されている。
2021年に起こった、ウトロ地区放火事件で燃やされたものも保存されている。
#宇治市
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植月 のぞみ(Nozomi UETSUKI) (nozomi_uetsuki_0410@songbird.cloud)'s status on Saturday, 09-Sep-2023 15:14:59 JST 植月 のぞみ(Nozomi UETSUKI) -
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植月 のぞみ(Nozomi UETSUKI) (nozomi_uetsuki_0410@songbird.cloud)'s status on Sunday, 10-Sep-2023 14:33:50 JST 植月 のぞみ(Nozomi UETSUKI) 【 #ウトロ平和祈念館 訪問②】
祈念館の展示には、ただ単に闘いの歴史を展示しているだけではない。
飯場がたくさん残っていた頃の、ウトロに住む人々の生活を再現した展示があった(残念ながら展示室は撮影禁止)。
等身大写真で再現されたオモニ(韓国語で「母」という意味)が「そこのあんた、一緒にご飯食べへんか~?」と声をかけてきそうな雰囲気だった。リアルな生活の再現に心が温まった。宇治市内が上下水道を整備する中で、ウトロだけ上下水道なしで、豪雨になれば冠水という劣悪な住環境だった。
しかしウトロの人々は、劣悪な住環境にもめげず、懸命に助け合って生きてきた。
ウトロは「故郷」と思って生きてきた。
1980年代から2000年代の長期にわたって、地上げ業者や日本政府と闘ってきた原動力は「故郷」を守るための闘いなのだ、と祈念館の展示を見て感じた。「歴史は、権力者が作るのではなく、人民がつくる」
そのことを、ウトロの人々は、歴史を通じて教えてくれている。「生まれた時から既に、お金もあり、住処もあり、国から退去されることもない」という「特権」を持って生きている、われわれ「日本人」は、ウトロ、そして、在日コリアンの苦難の歴史を学ばなければならないと思う。
同じ日本に住む人間、地球に生きる人間として、共に生きていくために。ウトロ平和祈念館は、大阪から約1時間半あれば行くことができる。
ぜひ、一人でも多くの人が、ウトロ平和祈念館へ訪れることを、心から薦めたい。ウトロ平和祈念館公式サイト
https://www.utoro.jp/ -
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植月 のぞみ(Nozomi UETSUKI) (nozomi_uetsuki_0410@songbird.cloud)'s status on Sunday, 10-Sep-2023 14:33:51 JST 植月 のぞみ(Nozomi UETSUKI) 【 #ウトロ平和祈念館 訪問】
昨日9日、京都へ映画鑑賞をする前に、京都市の南隣の #宇治市 にある「ウトロ平和祈念館(以下、祈念館)」へ行ってきた。
宇治市ウトロ地区に在日コリアンの人々が住んでいたのは知っていたが、詳細な歴史をわたしはあまり知らなかった。
ウトロ平和祈念館には、ウトロに住む在日コリアンの闘いの歴史が展示されている。ウトロ地区の始まりを簡単に書く。
戦時中、京都飛行場を建設するために連れてこられた朝鮮人労働者が住み始めたことから始まる。
戦後、多くの朝鮮人労働者は、植民地支配された朝鮮半島へ帰国できず(日本政府から財産持ち出し制限があったり、生計が立てられないことなど)、日本に留まった。
ウトロは長いこと飯場が残り、上下水道は全く完備されていない状況の中で住んでいた。そして大雨が降るたびに冠水に悩まされた。
1988年、ウトロ地区にやっと上水道がひかれた矢先に、日産車体から土地を買い取った地上げ業者が、ウトロ地区住民に対し強制退去を求められた。
地上げ業者から提訴され訴訟となったが、住民側は敗訴。
しかし、ウトロの住民は諦めなかった。ウトロの人々を支援してきた日本の広範な市民と一緒に「ウトロを守る会」を結成し、運動を展開してきた。
運動は、韓国からも政府や国民からの支援の輪が広がり、国連をも動かした。
そして2007年「ウトロ改善協議会」が発足し、ウトロが新しい街づくりへと動き出した。ウトロ地区の歴史
https://www.utoro.jp/history先述した通り、祈念館には、ウトロの人々の闘いが展示されている。資料も豊富で、リアルに歴史の流れを感じることができた。
しかしウトロの人々がなぜ朝鮮半島から日本に連れてこられる事態になったのかは、大日本帝国時代の「日韓併合=韓国侵略」の歴史が切っても切り離すことができない。
その歴史も、祈念館で確認することができる。続く
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るまたん repeated this.
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