昨夜のこちらのイベント、とてもよかったです。一人で考えていると、自分の属性の視点からしか何事も考えられなくなってしまうところ、頭がシャッフルされて、たくさんの異なる視点を持ち寄って知恵を出し合っていく必要性を改めて感じました。(アーカイブ視聴できます)
https://unite-books.shop/items/647d63f5294039003795962c
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桜庭一樹 (sakurabakazuki@mstdn.jp)'s status on Wednesday, 05-Jul-2023 18:52:40 JST 桜庭一樹 - 高井ゆと里 repeated this.
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桜庭一樹 (sakurabakazuki@mstdn.jp)'s status on Wednesday, 05-Jul-2023 18:52:43 JST 桜庭一樹 課題図書『埋没した世界』でも『トランス男性によるトランスジェンダー男性学』でも、シスジェンダーの男性のみの男性学が批判されていたところがあるのですが、それを受けて杉田さんがこうして登壇されて対話されたことも意義深く感じました。
高井さんの分析にあった「著者二人は性別移行によって一度生まれ直していて、命そのものに冷めている、生きている人間が喋っているがとてつもなく冷めた目で社会を見ている」(私の記憶による不正確なメモですが)を聞いて、この本に漂っている何か、進むほど強まる、時間旅行者の孤独のような何かに対して自分がひっそり感じた親和性、落ち着く気持ちの理由がここにあったかと思ったりもしました。
In conversation permalink 高井ゆと里 repeated this. -
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桜庭一樹 (sakurabakazuki@mstdn.jp)'s status on Wednesday, 05-Jul-2023 18:52:47 JST 桜庭一樹 トークの中で、女子トイレの話題について、「女装したおじさん」をモンスターのように規定した上で「そんな人が入ってくるんですよ!」と怖がらせようとする文脈の問題点も指摘されていました。
わたしもまた、トランス差別に反対しながら女装する男性のことを差別していたのでは、と気づきました。
女装する男性たちもその文脈の中で傷ついていて(沈黙して)、自分はそこにまったく気づかない人で、と想像し、帰りの電車でそのことをずっと考えました。人は自分の加害には気づかないのだな。お互い。対話する人どうしが他者で、聞くわたしも他者だからこそ見えたことが多かったです。
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