へー。『オッペンハイマー』って日本でやらないの。別にすごい見たいわけじゃないけど、ハリウッドの話題作なんて日本でほぼ同時に見られる…のかと思っていたけど、別にそうじゃないケースもあるよな、そういえば。
『拒絶された原爆展』で知ったようなあちらの国の原爆への認識が、今はどうなっているか覗き見してみたい気持ちではある。
「洋画」とか「洋楽」みたいな奇妙な語が定着する日本ではあるが、やっぱりいろんな国とのいろんな距離がある。アメリカみたいに、日本人にとってはお仲間か宗主国だと思っている人が大半の国相手に、過去の敵対関係が映画みたいな一見他愛もないエンターテインメント分野で露見するのは、歴史を考えるいい教材になると思うけど。。。
どんなものであれ、政治的文化的なコンテクストから自由であることは不可能で、版図の解釈が対立する地図を映せない国とか、CGで裸にお洋服を着せちゃう国とかと、似たような事情はこの国にもあるよね、という話。。当たり前のことであるが、意外と自分の意識の前景から遠のいていたのねえ、と思った次第。