Notices by 若林宣 (t_wak@mstdn.jp)

今朝の東京新聞に、衝撃的なお知らせが載っていた。9月1日から、東京23区を除いて夕刊配達および即売がなくなるという。私は夕刊の匿名コラム「大波小波」で文化をめぐるラディカルな意見や反動的な主張をチェックしていたので、大変困った事態になる。本当にこれどうしよう……。

ツイッターでは相変わらずリベラル・左翼系アカウントがトランスヘイターをぱぁぱぁRTしていて嫌になる。滅びろ。

今年を振り返って。
筑摩書房『B-29の昭和史――爆撃機と空襲をめぐる日本の近現代』
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480075604/
～正直自分でも「大風呂敷かなぁ」と思わなくもなかったのですが、まず好評をいただけて良かったと思いました。
青弓社『女子鉄道員と日本近代』
https://www.seikyusha.co.jp/bd/isbn/9784787221025/
～このテーマは、ここがスタートラインになればと願っています。ドキドキ。

ライドシェアという名の白タク解禁政策。私の知っているタクシー運転手の見立てでは、ウーバーイーツみたいなアプリ屋が儲けるためのものなのではないかと。それを聞いて、あーなるほどなぁと思った。

今日発売です（早いところでは昨日のうちに並んでいましたが）。なお訂正がございます。リンク先を下までスクロールしていただければ。
女子鉄道員と日本近代 - 若林 宣（著）｜青弓社 https://www.seikyusha.co.jp/bd/isbn/9784787221025/

トランスヘイトな陰謀論の本が刊行中止に。ひとまず胸をなでおろしたが、バックラッシュの動きがこれで終わるわけでないことを思うと安心できない。
https://www.kadokawa.co.jp/topics/10952/

明日は、楽しみにしていたかわいい切手の発売日。
https://www.post.japanpost.jp/kitte/collection/archive/2023/1206_01/

散髪に行ってきた。ずっと若い理容師さんとの会話の中に私の本がちょっと話題に出て、戦争にまつわる物事について知りたいのだということを言われた。なので、その方向で企画を考えたいと思う。

年内刊行予定で手掛けていた鉄道本というのは、実はこの本のことなのです。埋もれていた事実も掘り出したつもりです。皆様よろしくお願いします。
女子鉄道員と日本近代 - 若林 宣（著）｜青弓社 https://www.seikyusha.co.jp/bd/isbn/9784787221025/

版元のサイトに情報が出ておりましたので、こちらでも告知します。こういうものを書きました。年内二冊目です。
女子鉄道員と日本近代 - 若林 宣（著）｜青弓社 https://www.seikyusha.co.jp/bd/isbn/9784787221025/

拙著『B-29の昭和史――爆撃機と空襲をめぐる日本の近現代 』（ちくま新書）が、とある私立の中学校・高等学校の図書委員会による選書に入り、委員会で出している書評集に掲載されました！ 中高生のみなさんに読んでもらえるというのはとても嬉しいことです。

1894年のフィジー移民は脚気の罹患者が多く出て死者も少なくはなく、しかも当時は脚気の原因が不明だったため伝染病が疑われ日本人移民は早々に帰国させられたのですが、その中に宮本常一の父が含まれていたのですね。『忘れられた日本人』を読まなければ。

パレスチナに関しては、BBCも目線が帝国のそれというかアレなんで、目先を流れるニュースを追うより入門書とか読んだ方がいいと思っています。

出て7年になる本ですが、おすすめします。煽情的な情報に惑わされませんように。 ～パレスチナを知るための60章 - 株式会社　明石書店 https://www.akashi.co.jp/book/b222734.html

非売品だろうと転売禁止と書かれてあろうと財には違いないのだから、（広義の）生きていくために現金が必要なら、売ればいいと思っている。

カズレーザーの海上自衛隊高速ミサイル艇取材番組、いよいよというときは斧で機密機材を破壊するという話にスタジオで出川哲郎が感謝とか言い出して、プロパガンダだなーと思った。

1次請負2次請負とあってその下で個人事業主が配達するという構造と、それを社会が許していることがそもそも間違っていると思う。
Amazon配達員33人がボイコット　プライムデー巡る待遇に不満 | 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20230929/k00/00m/020/266000c

三人の頭の中には、実際とは大きく異なる、イメージとしての「明るい大正暗い昭和」というとでもいうようなものがあるみたい。
編集者も編集者で、「なぜ非常に明るい雰囲気だった大正時代が、突然軍部一辺倒になってしまったのか」というおかしな話を設定して「日本近代史の不思議の一つともいわれる」とか書いちゃうわけです。
困るなぁ（私が困る必要はないのだけれども）。
～なぜ明るい雰囲気だった大正時代が、突然戦争の時代へと変わってしまったのか？　養老孟司・茂木健一郎・東浩紀が語り合う！
https://gendai.media/articles/-/116700

『B-29の昭和史――爆撃機と空襲をめぐる日本の近現代』（ちくま新書）なのですが、なんとなんと、『ジャーナリスト』紙上で、前田哲男氏によって評されました！ 若いときに読んで影響を受けていたはずなので、本当にうれしいです。

『ちくま』10月号が届いた。後ろの広告をさっそく見る。おぉ、『B-29の昭和史』が好評の既刊として載り続けているぞ。