ツイッターをひたすらサーフィンして、キュレーションと称してジャーナリストを気取る人がいるけれど、これを見ると確実に世論を見誤るだろうなと思う。
そういえば、ツイッターの文章や動向をみて(時にはアンケートもとって)、それを「取材」という“コタツ”もいるけれど、やっぱり取材とは、脚を使うことだよなあと思う。
QT: https://fedibird.com/@marizo/109560542576535815 [参照]
ツイッターをひたすらサーフィンして、キュレーションと称してジャーナリストを気取る人がいるけれど、これを見ると確実に世論を見誤るだろうなと思う。
そういえば、ツイッターの文章や動向をみて(時にはアンケートもとって)、それを「取材」という“コタツ”もいるけれど、やっぱり取材とは、脚を使うことだよなあと思う。
QT: https://fedibird.com/@marizo/109560542576535815 [参照]
今日は、東海村で起きたJCO臨界事故で被曝した大内さんの命日だという。被曝してから八十数日、大内さんは生きたとされているが、目も鼻も陰茎さえも溶けて、実際はほぼ1ヶ月で死んでいたと思う(脳だけが生きていたと言われる)。国の威信をかけて、無理やり3ヶ月近くも生かしただけだ。
この時、収束作業にあたった作業員は18人。彼らは今、どうなっているのか。今も生きているのか。
福島第一原発事故後、2013年に吉田所長は癌で亡くなった。当時、収束作業にあたり大量に被曝した作業員は、今どうしているのだろう。1Fの上空からヘリで海水を投入した自衛隊員は、高度が低すぎた為大量に被曝したという。その自衛隊員の居場所は今も不明だ。
「原発事故による急性被曝で亡くなった人は1人もいない」とまことしやかに言われるが、果たしてそうなのだろうか。
『Tokaimura JCO nuclear accident』
https://vimeo.com/114331256
ミニ絵本『はかないもの』より⑤(終)
ずっとここにいた
ずっと 11年だよ
ずっと待ち続けて
たくさん倒れた
たくさん苦しんだ 人も 動物も
そして 別の世界が生まれた
人のいない 別世界
そんな別世界に また人がやってきた
わがまま 勝手 弱いくせに 強がって
みているよ 山も川も海も空も
みられているよ
(大熊町立大野小学校にて)
ミニ絵本『はかないもの』より④
ずっとさみしかった
今も待っているんだよ
でも もうだめかもしれないね
(大熊町下野上大野にて)
ミニ絵本『はかないもの』より③
すごい緑におおわれている
いっぱい空気が吸えて気持ちいい
おいていかれた私たちを
癒してくれる
(大熊町下野上大野にて)
ミニ絵本『はかないもの』より②
今また人が帰り
思いでもろとも 建てものを解体し
木を伐採し 草を刈りとり
土をひっくり返し 生きものを殺し
それを「復興」と呼ぶ
モノいわぬものたちは
ずっとみつめている
ずっと 私たちをみつめている
(大熊町下野上大野にて)
ミニ絵本『はかないもの』より①
人がいなくなって
見た目は自然の楽園となったまち
(大熊町下野上大野にて)
@nasukoB 僕も、絵本を重版してもらえてませんが、時期が来たら友人からいくつか紹介してもらう予定です。複数の編集者が興味を示しているようなので。なすこさんならもっとたくさんいるはずですよ。
2020年6月6日、双葉町新山。このクリーニング店はこの年の9月に解体された。この建物の写真をSNSにアップした朝日新聞記者が炎上したが、今はこの状態を描いたイラストレーションが双葉駅脇のステーションプラザふたばに展示されている。地元民の想いとSNSの自称福島県民の想いはかけ離れている。
#なかったことにさせない #原発事故 #双葉町 #nucleardisaster #fukushima #journalism
@nasukoB 数冊出版している実績があるのだから、どこに持ち込んでも結構いけると思います。
2020年6月7日、大熊町立大野幼稚園。かつてここに通っていた子どもたちは、今どこで何をしているだろう。「福島から避難してきました」そう言いづらい社会は、「先進国」といえるのだろうか。2022年11月解体。
#なかったことにさせない #原発事故 #大熊町 #nucleardisaster #fukushima #journalism
2020年6月8日、双葉町山田。帰還困難区域。線量は最大15.28μSv/hまで上がった。「帰還困難区域があるのは防犯のため」という言説が出回っているが、それは嘘だ。
#なかったことにさせない #原発事故 #双葉町 #帰還困難区域 #nucleardisaster #fukushima #journalism
2020年10月25日、福島第一原発。ここからわずか4km先に原子力災害伝承館があり、そこにたくさんの子供たちが修学旅行で訪れる。双葉町民だった伝承館職員に「いつまた地震や津波が起きるかわからない。こんな原発のそばで働くことが怖くないですか」と問うと、「そりゃ怖いですよ」と表情を歪ませた。
#なかったことにさせない #原発事故 #中間貯蔵施設 #双葉町 #nucleardisaster #fukushima #journalism
2020年6月7日、大熊町野上諏訪。特定復興再生拠点区域(当時)から山麓線をずっと歩いていくとたどり着いた「ここまで帰還困難区域」の看板。改めて「帰還困難区域の中の特定復興再生拠点区域」であることを実感した。2022年6月30日、避難指示解除。今はもうこの看板も無くなったのだろうか。
#なかったことにさせない #原発事故 #大熊町 #帰還困難区域 #nucleardisaster #fukushima #journalism
2020年6月7日、大熊町下野上金谷平。荒れ果てた農地の先に震災直後から残された軽トラック。緑に溢れた風景の中で線量計が鳴り響く。2.45μSv/h。2022年6月30日、避難指示解除。
被災地パトロールの警官、帰還困難区域の空き家で女性の下着盗む…「計1000点盗んだ」と説明
『発表によると、巡査部長は10月4~6日、帰還困難区域などにある同県大熊町と富岡町の空き家3軒に侵入し、女性用下着など29点を盗んだ疑い』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20221207-OYT1T50144/
今年10月16日、夜ノ森地区を取材中に警察から職質を受けた。東京五輪が近づいた2020年から、僕は双葉郡に取材に行くたびにほぼ毎回、職質をされるようになった。そのため、常に名刺を持ち歩き、職質された際は笑顔で話しかけ、自分の絵本の宣伝と、警官にさえ取材をするようになった。
しかし今年10月の場合はちょっと様子が違い、初めてカメラチェックをされ、数枚の写真を削除された。理由を尋ねると、SNSでのトラブルを避けるためという。そんなことで報道や表現の自由を侵害するような職質を行うだろうか。後日、双葉警察署に法的根拠を尋ねたところ、根拠はないことを認めた。
ツイッターでトラブっているため、誰かが通報したかとも思ったが、実害も発生していないことでカメラチェックまでするはずもない。おかしいとずっと思っていたが、まさかあの職質の理由は、廃墟で埃を被りカビの生えた下着に興奮する変態警官のせいだったのだろうか。
2020年6月8日、双葉町立双葉中学校。かつての校長たちの肖像が、登校してくることのない生徒を待つ。
2022年8月30日、避難指示解除。しかし、双葉駅東側から双葉中学方面へ向かう歩道橋は、2022年3月16日の地震で倒壊したままだ。
2019年8月1日、浪江町権現堂。この公園で再び子供が遊ぶ日は来ないだろう。
2019年8月1日、葛尾村葛尾野行。帰還困難区域。炎天下でも作業員はしっかりと防護しながら除染に臨む。マスクをつけ内部被曝を避け、積算線量計で被曝量を管理しながら。しかし日本政府や「放射能安全」な輩は、内部被曝は存在しないものとして「科学」を騙る。
2022年6月12日避難指示解除。
@noellabo @LoveIsNotLoving 了解です。ありがとうございます。
イラストレーター、絵本作家、介護福祉士。福島県双葉郡を主に徒歩で取材しています。延べ410kmを踏破。東京新聞『見えない放射能を描く→https://genpatsu.tokyo-np.co.jp/keyword/634 絵本『いぬとふるさと』(SLA全国学校図書館協議会 小学校中学年の部選定図書/旬報社)→https://www.junposha.com/book/b557170.html
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