Notices by そば屋の側のうどん屋（あお） (udonya_no_soba@toot.blue), page 10

ある学会のロシアのウクライナ侵略に対する非難声明を今読んだんだけど本当に素晴らしいものだった。この国の頭脳たちが出した声明なんだから素晴らしいのは当然といえば当然なのかもしれないけれど、この国ではオールドメディアからネットまでとにかく真っ当な言論になかなか触れられなくなっているから久々に真っ当な声明に触れられてその素晴らしさにちょっと感動してしまった。

　　―大門実紀史「カジノミクス」―
　新自由主義が信奉する「神の見えざる手」の正体とはなんでしょうか。
　ノーベル経済学賞を受賞したアメリカの経済学者、ジョージ・A・アカロフとロバート・J・シラーは共著『不道徳な見えざる手』のなかで、一九八〇年代に人びとをギャンブル用スロットマシンの中毒にし、大もうけしたビジネスマンたちを例にあげ、資本主義は自由にまかせていれば、神の見えざる手によって均衡するというようなものではない、野放図な自由市場とは、人の弱みにつけ込み、もうけを上げる「釣り師がカモを釣る競技場」である、と断罪しました。
　市場経済は「神の見えざる手」ではなく、どん欲な釣り師の「不道徳な見えざる手」によって支配されているというのです。
　釣り師がつられたカモに「釣られたのはお前がバカだからだ」といい、釣られなかったカモは釣られたカモに「釣られたのはおまえがマヌケだからだ」という。みんなで釣られたカモの自己責任だけを問うことになれば、人の弱みにつけこんだ釣り師の悪徳は永遠に免罪されることになってしまいます。

いつからこの国は「知性」に対して憎悪を燃やすようになったんだろうか。Twitterをちょっと覗くとアカデミアを嘲笑するツイートが引用でガンガン目に入ってくる。なんであんなに自信満々に嘲笑してるのか全く理解できない。

帝京平成大学と合宿免許WAOはファミマでその存在を知った。

@magicalsammy それありましたね。動機なんてどうでもいいんでとにかく困ってる人を助けてほしいです。国が完全にそこのところを放棄している現状があるので。

この件でヒカキンをぶっ叩きたいんなら「偽善じゃない本物のホームレス支援」の一つでもやって来いよ。

「偽善」といってぶっ叩いてる人たちは「偽善じゃない本物のホームレス支援」を何かしてるんですかね？まさかヒカキンをぶっ叩いてるだけでホームレス支援なんて興味もないどころかホームレスに嫌悪感を抱いているような人非人はいねえよな？
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/12/22/kiji/20221222s00041000317000c.html

@Midori_Aoyagi 自分がやられたら間違いなく「差別」と分かることを「普通の人」が実際にやってしまうことに対して本当に深く考えなければいけないと思います。99年前にこの国では「普通の人」が朝鮮人や中国人（そして彼らに間違われた地方出身の日本人）を「大量虐殺」したことがあるわけですから。もう二度とあんな事を起こさないためにも国を挙げて「差別」という問題に向き合う時期に来ていると感じます。

@Midori_Aoyagi 「大学を作ったから朝鮮は植民地ではない」みたいな言説が「愛国者」界隈ではすっかり定番になってしまいました。仰る通り「過去、日本人が朝鮮半島の人たちに対して、どんな仕打ちをしてきたのか、きちんと学ぶべきだと」私も思います。

やっぱりネトウヨもいるね。見つけ次第即ブロックするけど。

たとえば最低賃金は「地域別最低賃金は生活保護を下回らないように配慮する」ってことになってるんだから生活保護費が上がった方が地域の最低賃金だって上がるわけだけど、何故か生活保護費を上げようと頑張っている人たちをぶっ叩くんだよね。しかも最賃近くで働いているような人間が貧乏自慢をして。結局自分たちもまわりまわって得をするはずの事でも誰かがおいしい思いをしていると思うと何も考えずに足を引っ張る。このメンタリティーをどうにかしない限りは何やってもダメだよ。

結局僻み根性によって権利を主張する人たちの足の引っ張るヤツがこの国の癌なんだよ。権利を主張することなんて何も悪くないどころか黙ってたらあっという間に権利なんか奪われていくんだからむしろ自分の為にも応援すべきなのに、何故かそれによって自分が損すると思い込んでぶっ叩きに来るからな。それでいてそういった人たちのお陰で獲得した権利にはフリーライドしてくるっていう厚顔無恥さ。ハッキリ言ってどうしようもない。

「人権派弁護士」が揶揄に使われるくらい「人権」を憎んでいる国民が大多数の国で「人権が金になる」わけないよ。むしろ金になるのは「人権」に対する憎悪を煽る側でしょ。実際にそういった所謂「ヘイト本」が本屋で平積みになってるよ。

「努力すれば夢はかなう」言説に関連して自分が結構警戒してるのは、日本サッカー協会がやってる「夢先生」というやつ。
協会のサイトでは「夢や目標を持つことの素晴らしさ、それに向かって努力することの大切さ、フェアプレーや助け合いの精神を、子どもたちと語り合い、触れ合いながら伝えていく」と書いてあるが基本的にスポーツ選手は挫折を経験したとしても夢をかなえた人間たちであり、「努力すれば夢はかなう」と思っている側の人間であろう。しかし、そういう人間は「夢がかなえられない奴は怠け者」という考え方に陥りがちだし、それが進むと「怠け者なんだからそいつの自己責任」というところに行き着く。つまり「努力すれば夢はかなう」という言説は「自己責任論」を振りかざす「ネオリベ思想」と非常に相性がいい。
自分はこの「夢先生」が子供たちに「ネオリベ思想」を植え付けるための「先兵」になっているような気がしてならない。

「ほめる」という行為の背後にある「差別」や「見下し」はわかる。
前に「障碍者に対して子供に話しかけるような口調で話す」ってやつを書いたけど、それに付随して言うと出来て当然のことを大袈裟に「ほめる」っていうのもある。
例えばうつ病になった人に対して誰でも出来るようなことを「ほめる」って一体何がしたいの？「うつ病」という疾病以外は「普通の人」となにも変わらないんだよ？貶すよりはいいけど当事者にとってみれば「子供扱い＝見下し」以外の何物でもないし、そんな事をされれば逆に自尊心を削られる人もいるでしょう。
もう少し「尊厳ある一人の人間」という視点を持ったうえで接するということができないものか？とにかく極端すぎるんだよ。

みんな「にゃーん」が好きだねえ。みんなそこそこいい歳した大人でしょうが。

名前変えたってどうせ「元共産党」って言われるだけなんだから変える意味なんてないよ。

@Midori_Aoyagi
　自民党の片山さつき議員が「天賦人権説」を否定したのはもう7年ぐらい前ですね。そして彼女はその後も選挙で当選を重ね続けています。また、彼女は「本当に困窮して三食食べられない人がどれくらいいると思う？ホームレスが糖尿病になる国ですよ」といって貧困層に対するバッシングを煽ってもきました。
　しかし、私は彼女に対してよりも彼女に投票し続けるこの国の有権者＝国民に対して幻滅しています。
　杉田水脈議員についてもそうですが「比例だから当選するのはどうしようもない」と一部の野党支持者は言うのですが私はそうは思いません。「人権」を否定する議員を比例代表の候補にしたのなら有権者は自民党に投票しなければいいだけなのです。ただ、彼女らが「人権」をいくら否定しようが他の目的の為なら目をつぶって自民党に投票する国民ばかりだから彼女らは当選し続けるわけです。結局は国民自身が「人権」を否定されても構わない、もっと言えば「人権なんて無くても構わない」と思っているってことなんだと思います。そんな国民の考え方だったり投票行動に対して私は幻滅しています。

新たな「ちくわぶ戦士」誕生の瞬間である。

いまだにナチスに関わった人間を追いかけ続けるドイツと国を挙げて「歴史戦」をやってる日本。ワールドカップの時の人権問題についての両国のサッカー関係者の反応の時にも思ったけど、戦後77年でここまで差が付くものかね？やっぱり「人権」というものに対する理解度の差なんだろうな。