Notices by うろこ (ullocco@mastodon.social), page 2

まあネタバラシすると、私モラトリアムってたから就活といふものをまったくしておらず頭も時間も卒論一本だったからアドバンテージ半端なかったんよね。

私は勉強がわりかし好きな子どもだったけど、決められた空間で決められた面子と同じペースで決められたことをする、というのがウアア～ッ！てなる類の人間でもあるので、大学での勉強はほんとに楽しかった。最終的に所属学科から興味がちょっと外れたから専攻と関係ない単位ばっかり取ってて、卒業に一ミリも噛まない先生の研究室に押しかけて話をせがんだりして、でも先生たちは誰も嫌な顔しなかった。だから私は学問ってこれでいいんだ～たのしいな～って思ってたし、先生も学問の先達として嬉しく思ってくれてたんじゃないかなあと思うんよね。

学問なんて「面白ー！」が原動力で全然いいやんね。役に立つとか何かになるために修めるとかそんなのだけしか正当な動機として認められないならそれこそ学問は死ぬでしょ。そこらへん体感して実現する場が大学なのにいろんな意味で狭き門なのがおかしいんだよな。

よく言われる「誰にでもできる仕事」って、実際は適性あるし勉強も必要だし経験がものを言う場面も多いからそんな言うほど誰にでもできるってわけじゃないのだけど、その点を除いたとしても「誰にでもできる＝重要じゃない」なわけないやん？なのにこれがまかり通っちゃってるんだよな。おかしすぎ。

「同性婚を認めると子どもが減る」という物言い、いかにも本邦らしい気持ち悪さが凝縮されてるよね。本当は同性の相手と結婚したいでもできないって人は異性と結婚して子どもをつくるだろう、ってことよね？人権侵害極まれりだし気持ち悪いしマジ気持ち悪いしで…。
あと、「異性どうしくっつける」と「子どもができる」をイコールにする発想、非現実的すぎ…。古臭すぎて黴も生えねえ家族観に浸って生きてる頭からいかにも出てきそうな妄言だよな…。

社会にいる人誰も彼もが幸せに暮らせるようにするのが政府の仕事なので、それができてないあるいはやろうとしない政治家がぜんぶ悪いよ。財源が～とか言い訳してくるの聞いてやる必要ない。庇ってやる義理もない。優しさ寛大さはすべて隣人に向けようよ。パイは取り合うんじゃなくて、「もっとじゃんじゃん焼かんか～い！」って皆でテーブル叩くもんだよ。

私は母と母の人生について話し合ったことはなかったし多分これからもないだろうし、だからこんなのは私の独りよがりでしかないのだけど、私ときょうだいを生むことなく、あの父を夫とすることなく、それがどこであれ家というものに押し込められることのない人生を母が最初から全部取り戻すことができたらと、時々心から思う。そしてそれはこれから世界がどれだけ良くなってももう叶わないことだから、悲しくて悔しい。

私は根っこの部分で「母にあるべき自由があったならそもそも自分は生まれなかったろう」という自覚があるので、その一点だけでも家父長制灰になれって思うし政府や世間のいう少子化対策にも鼻白んでしまう。

「ふつうの日本人」さあ～自分たちの暮らしが苦しいのは高齢者のせい外国人のせい社会福祉たくさん受けてる人のせいってすぐ言うけど、大間違いオブザイヤーだよ。誰のせいっつったら日本政府のせい一択だよ。

自慢やで。これ全部うちにあんねん。

https://www.felissimo.co.jp/museumbu/639358.html?xid=s_soc_app_639358

梶井といえば檸檬檸檬といえば梶井すぎて、え～てなることもあるけどあらためて読んでみるとッハァーーー好き！！！ってなって今すぐ丸善へ走りたくなるから名著ってこういうことなんだなって思いました。

これ坂口のだけ読んだことなかったから読んだんだけど、なんでこれでグッズ作ろうと思った？？？っていう作品だったからフェリシモミュージアム部キレッキレだな！とおもいました。
私は坂口のエッセイ好きだな。どすのきいたひょうきんさがある。

政治や社会に対する怒りだったり意見だったり、自分では及びもつかないことを勉強させてもらえたり、私の知らない好きなことをひたすら語っている姿を見られたり、我ながらいいTLを構築できておるぞ…と思っている。エコーチェンバーのことは頭の片隅に置きつつ。

「これ言ったら辻斬りみたいなコメントが来るんだろうな」という恐怖もここではないし。Twitterのころはとにかくこれが怖かった。二次創作してる身だからもし晒されたら…というのが怖かったし、同じ二次創作界隈からの攻撃もあるんじゃないかと怖かった。

日本は性犯罪に対して法もひどいし裁判もひどい。こんなん、裁判でつらい目に遭うなら被害を訴え出たくない、ってなってしまうやん…そうなってほしいんだろうな権力者どもは…未来永劫呪われろ…

「据え膳食わぬは男の恥」って言葉がおれは大嫌い。いま打ち込んでてもおぞましくて吐きそう。どこまでいっても男性主体の言葉でしかないし、相手も同意している、自分に従順になっている、ということにしたい男性側の都合だけでできてる言葉。汚ならしい。どっちが恥だっての。
しかもな～…オタクの創作界隈でもわりと見かけるんだよこの言葉…ほんとしんどい。たとえ同性カップリングだろうがこんな概念使っちゃ駄目だよ。

性加害の判定基準がそもそもバチクソ間違ってるんだよな本邦。NOの有無よりYESの有無を問えや。当人の本心からのYES以外は全部NOだろ。家に上がったからイコール同意とか妄想以外の何物でもねえわ速やかに滅びろ。

性加害がなくならないのはマジョリティが庇い合うからで、あってもないことにされるしされなかったとしてもろくな罪にならないからで、そこんとこきっちりやれよ犯罪者扱いされてんだこっちは、って、男性はそこんとこに怒ってくれよ。間違った考え方だとわかってても男性そのものを警戒せざるをえない、そうやって自衛してる人を叩くのは結局その人が弱者だからだろ。この不正義にこそ怒れよ。

「男が全員性加害するわけじゃない」っていうのはそう、もちろんそう。そうだけど、そう思ってかからないと我が身を守れないような社会で、その部分だけ弱者に正しさを守らせるのはアンフェアじゃないの？

こんなクソ判決が堂々と出る社会だよ。男性と関わること自体がリスクだと感じる女性がいたとして、それをミサンドリーって言われても…という気持ちは正直ある。