Notices by Es (nues@gorone.xyz), page 3

今のところ思いつくのは、謙虚な手探り…ぐらいだろうか

本人も「Aは好ましくない」と自覚しているが、止むに止まれぬ事情があるのかもしれない　そのAを無碍に否定すれば二度傷つけることになるかもしれない　
でもだからと言って優しいだけ、当たり障りなく、沈黙で避けることだけが正しいとも思えない

思いを馳せた上で、フランクに丁寧にアプローチする人はもっと少ないだろう　もっとも、それにはたくさんのエネルギーや勇気が必要で実行しずらいとは思う

Aという態度の人に「なんで？Bでしょ？」という批判や見解を述べる人がほとんどで、Aの否定しBを持ち出す前に「なぜAがいいと思えるのだろう」という、気持ちの付託や想像することはしない

個人の内部においてなら、究極には「そこに好奇心はあるか、面白いか」という希望（予想と期待の連続）が唯一純粋な指針になっていくのだろうと思う

社会にはさまざまな人がいて、さまざまな価値観や固定観念があって、立場や公私や領域があって、その時々で都合よく解釈したり、都合よくないことに不平を言ったり批判したり　
それが日常だけど、すべては矛盾によって貫かれているから、なんの解もない　
しかし解がないから面白いとも言える

家族の新しい形　複数の世帯でおたがいの子供たちを自由に面倒を見るとなったら、今度は「うちの子に余計なことしないで」と不満を言う家族が出てくるのだろうな　
子供は親の所有物なのだろうか？

正岡子規（写生）か、高浜虚子（花鳥風月）か。

立場、現場、量子場とか意識場、さまざまな場がある。
それらの場は、傾きを持つのだろうか。

民法750条、なるほど　家族という形態が変化しつつある現代において分岐点への楔（くさび）となっている　
家族って何だろう…　教育同様にとても深い問いだ

話す言葉はすべて祈りであると思う。とすれば、聞く心は許しなのかもしれない。

情報が、また別の情報を駆逐する。情報がそれを使う者の首を絞める。情報は無限に広がっているのに、許される空間は狭まっていく。

言葉狩り、差別狩り、に怯える社会だとして、それは喜ばしいことなのか。

はたと思ったのは、これから果たして「彼」「彼女」という言い方が許されるのかどうかということ。何をもって、彼／彼女と言い分ければいいのか…

私は私の作品を街中や人の家、展覧会場でも見たいとは思わない。できてしまった作品は、誰かのどこかのお家などでひっそりと息づいていてほしい。／いま手元にある作品の山を処分してしまいたい衝動とともにここに記す。

ふと、肉体は人間における文脈の生まれる場所では、という直感。仮に培養液に浮かんで生きている人の脳があったとして、その思考は極度に断片化していくかも。

肉体は精神の奴隷なのだろうか。私はそうは思わない。

精神と肉体についても同じことが言える。
根本にあるのは情報が増えて秩序が肥大していることだろうか。知らないというと罪だと返される。無難に揺れているしかなくなる。

昨今の実情を見ていると、いよいよ人間社会は理性が本能を超えて膨張し、意図的に本能を抑えようと（ねじ曲げようと）取り組んでいる（取り組むのが正義だと思い始めている）と感じる。

〈自他未分〉のまま考えを発信してしまうと主語が大きな物言いとなる。