「戦災孤児」の問題は戦後80年経っても終わっていない。今も続く問題です。
私の母方祖父も東京大空襲による戦災孤児であり、旧植民地の華僑であるということしかわからない。生年月日も、そして名前(日本名/和名)も、幼ない祖父にいつの間にか与えられていたもので、祖父の生来の名前や生年月日は戦火に葬られ、もはや何もわかりません。
ルーツを辿ることが出来ない残酷さ、アイデンティティ・クライシスに陥る辛さは孫の私も実感しているところです。
日本には先の戦争で空爆/空襲で被害を受けた人たちや戦災孤児になった人たちが沢山いて、祖父のように存命の人もまだ沢山いて、空爆や戦争によって傷つけられた人がなんとか築いた家庭に生まれて色々苦労した私の母や、私のような人だって沢山いるはず。
「終わった話」や「昔の話」ではなく、ずっと今の話で、ずっと瘡蓋のまま。
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Ubu (ubuhanabusa@fedibird.com)'s status on Wednesday, 16-Apr-2025 06:11:35 JST Ubu