@lematin
青土社から出た本ですね。私も一読しました。戦後米国の保守主義が「反共」「経済的リバタリアニズム」「社会的保守」の三本柱だったというのはこれで知りました。現在はリバタリアニズムと伝統的価値観の緩衝材だった反共が冷戦終結で機能不全になって、前二つの股裂状態になっている、という説明はエリート層の新自由主義と非エリートの憤懣を確かに説明しているな、と米国の極右(大抵は市井のごく普通の人)がしきりに表明する“支配者”への怒りを見ていると実感として納得できるものでした。
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cactus2049@mstdn.jp's status on Saturday, 19-Nov-2022 14:58:17 JSTcactus2049