MBSの映像’24 『労組と弾圧 関西生コン事件を考える』が
貧困ジャーナリズム大賞に!
「のべ11人もの無罪確定者を出した労働組合弾圧、関西生コン事件は、
その異様さや規模にもかかわらず、マスメディアは沈黙を続けてきた。
そうした中で、本作は地上波で初めて、
しかも渦中の関西地域で制作・放映されたことが高く評価された。
先行作品として、日本の労働組合政策による貧困を指摘した書籍『賃金破壊』(2022年本賞候補作、著者が審査員だったため辞退)、ドキュメンタリー映画「ここから」(2023年貧困ジャーナリズム賞)があるが、
本作は、元警視総監、無罪判決を出した裁判官、経営側、SNSによる組合へのヘイトスピーチを拡散した団体幹部などを直接取材して生々しく映像化し、先行作品の蓄積を大きく進めたことでも大賞に推された。」(選評より)