僕は団塊ジュニアよりちょい上なんですが、団塊ジュニア世代は高校生くらいまではチヤホヤされてたんですよ。人口が多いだけに、団塊ジュニア世代に向けた商品展開をすれば経済が回るということで、マーケットも彼ら中心に動いていた。
一方で人口の関係で競争率が高いので、そこそこちゃんと勉強していても大学に入れてない人も多い。さらに20歳前後にバブルが崩壊して、突然「フリーターブーム」という名の自己責任論を押しつけられてしまった。
この辺の境遇が生んだルサンチマンはものすごいと思います。初期のネトウヨもこの世代から生まれているし、左派でもリベラルというよりはもっとネガティブでニヒルな流れが主流ですよね。この世代の勝ち組にネオリベやリバタリアンの傾向の人が多いのも「自己責任論の中で生き残った」という自負があるからなのでは?と思っています。