ただ、「日本保守党」は今回3議席にとどまりましたが、比例代表での全国の得票率が2%を超えたため、国政政党の要件を満たすこととなりました。このため、政党交付金を受給する資格を満たした上に、衆議院の小選挙区立候補者が比例重複できるようになる、参議院の全国比例で最低1名立てれば政党として立候補できる(政党要件を満たさない政治団体は最低でも10名立てる必要がある)など、党勢拡大のためには有利な条件が整うため、これからの展開には注意が必要です。来年の参院選が、この政党の躍進・固定化を防ぐためには鍵となると思います。